3月に入って開花している栗山公園の華シリーズ第2弾「馬酔木・あしび・あせび」です。何か所にか、植栽されているのですが、代表的なFエリア(公園の東北角)の入口脇にある馬酔木を紹介しましょう。場所は、以下の緑調査マップを参考にしてください。
この緑調査マップでは、モミジとなっている周辺に馬酔木が植栽されています。
「カシ幼木」とされている樹木は、シラカシの幼木だったものですが、現在は、その一部にうどん粉病が発生したために、ほとんどが伐採されてしまっています。このうどん粉病の影響もあるのか、馬酔木も一番東北の角の株は、道路側に辛うじて花がついているだけで、殆どの枝が枯れてしまっているような状態で。以下の写真でご覧ください。
実際のこの馬酔木の株の状態は、以下のように東側に曲がって枝がのび、ほとんどが枯れた中で、一部に花がついている状態です。おそらく、写真馬酔木に覆いかぶさるようにあった「シラカシ」の大きな木の陰で、東側に太陽を求めて、伸びたと考えられます。その大木の日陰の部分は、枯れて、その後、うどん粉病になったシラカシの大木を伐採したことで、この曲がって枯れている枝が見えるようになりました。右側にも別な馬酔木の株があり、こちらも開花していました。
樹下には、シラカシの切り株があり、その西側あるシラカシもまだ、うどん粉病のものが散見されました。
●馬酔木についての知識を学ぶ
提携サイトにあるこちらのカテゴリーで馬酔木についての情報(植物としての情報や文化との関連など)を学ぶことができます。