今日は、法政大学の市ヶ谷キャンパスで開催された「多摩から江戸・東京をつなぐ水循環保全再生 第3回シンポジウム 市民が選ぶ玉川上水・分水網の関連遺構100選」に参加してきました。
主催は、玉川上水・分水網保全再生連絡会(代表:千葉大学名誉教授の田畑貞寿教授)という団体で、2016年からこのシンポジウムを開催してきたそうです。法政大学江戸東京研究センターの陣内教授のプロジェクトとして知ってはいたのですが、玉川上水ネットや小金井の玉川上水の自然を守る会なども参加連携していました。今年は、かなり以前から設立され活動されてきた都内の5大学(中央、法政、日大、東京理科大、東京大学)で推進されてきた「外濠再生懇談会」とも連携し、より広いネットワークを形成するに至ったと聞いて、一度は参加してみたいと思っていたシンポジウムでした。
このシンポジウムの実行委員会の委員長が中央大学の都市計画の山田正教授ということもあって、中央大学の理工学部の学生が駆り出され、会場運営を進めていたようです。
参加者は圧倒的に高齢者というシンポジウムだったことが印象的でした。もちろん、私もその一人には違いないのですが。中年層もちらほらと参加してはいるのですが、若年層は、運営側以外には全く見られなかったのが残念でした。時間があまりなく、前半の報告のみで、本体のパネルディスカッションは失礼してきたました。
今後のこうした団体の活動の展開は重要で、生活環境部会でも進めている「風土知研究」との関連で気になるところなので、その活動には小金井市環境市民会議・生活環境部会としても注目していきたいと思っています。
注:実際、今回発表された遺構100選についての情報は、別途ご案内する予定です。
〇玉川上水域研究会による遺構調査報告書は、こちらからダウンロードできます。
<報告以上>