動物との共生ワーキンググループの「野鳥との共生」の現状調査第1弾となる野川公園の野鳥観察会参加報告です。その1は、出発するまでと通常の観察コースのご紹介です。
毎月第2土曜に開催されている「野川公園野鳥観察会」に今年は、1月12日土曜に参加することができました。今回から、数回に分けて、その体験記をご報告します。
動物との共生ワーキンググループでは、小金井全域での野鳥生態を知る「現状把握」の一環でエリア内で多くの野鳥を観ることのできる主要なエリアの一つである「野川公園」での観察会がどのように実施され、実際にどのような野鳥が生息しているのかを知ることが重要だと考えていました。
1月12日、土曜、冬の野鳥観察は、朝10時に野川公園自然観察センターに集合して、総勢20名を越える一団で観察会が開始されました。このセンターには野川公園の野鳥などに関するガイド(この公園の指定管理団体である武蔵野パートナーズの公園レンジャーが作成したミニ図鑑)なども用意されており、野鳥観察をする方々にも非常に参考になるものです。
自然観察センターに用意されている野川公園の野鳥ガイドを見る
以下にその野鳥ガイドをご紹介します。年間通してみられる野鳥や夏、冬に見られる野鳥に分けて、紹介されています。以下をご覧ください。
グリーンの〇が付いている野鳥が年間を通してみることのできる野鳥のようです。また、以下に冬に見ることのできる野鳥のミニ図鑑もご紹介しておきます。
観察会前にこうした資料も見ながら期待を高めて、出発します。もちろん、このミニ図鑑を携帯して、望めば、実際にその目で見た鳥と図鑑の画像を照らし合わせて、その鳥がどんな鳥かを知ることも十分に可能になる筈です。このミニ図鑑は、野川公園のオフィシャルサイトのこちらからもダウンロードすることができます。
観察会の回遊コースを知る
最初は、野川の対岸にある「自然観察園」に向かいとの中の回遊路を回遊しながらの観察会が開始されました。もちろん、自然観察園内だけでなく、その回遊中に双眼鏡などで見ることのできる高木の梢の鳥の姿を追って、ゆっくり観察会が進みました。毎回大体回遊コースは決まっているようでした。以下に同センターにあった樹木マップにある回遊項コースとなっている「自然観察園」をご紹介します。
丁度、ブルーのラインで囲まれているのが回遊する「自然観察園」です。この自然観察園は、ブルーのラインに沿ってフェンスで囲われており、自由に24時間出入りできるのではなく、決まった時間にのみ出入りできるようになっています。この自然観察園の詳細は、こちらをご覧ください。基本的には月曜休みで、開園している時間帯は、朝の9時半から午後4時半までです。野鳥観察会は、出発地点の自然観察センターからさくら橋を渡ったところにある自然観察園の門を開けて入り、外側のフェンスに沿って左回りに観察をしていきました。観察園を出るのはわき水広場の一番東側の門を出て、最後にかしのき橋を渡って、自然観察センターに戻るという工程です。いよいよ、その2では、実際の観察会の様子をご紹介します。