小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問1日目>宮下誠

2019年3月議会・宮下誠市議の一般質問準備編

宮下市議の一般質問は、1日目の最後となります。質問通告は、以下の通りです。

実際の傍聴は、会議場だけでなく、ネット上でもYoutubeの動画などを視聴することでも可能です。こちらから、傍聴できます。是非、チャレンジしてみてください。

質問その1:東京オリンピックに向けての地域の観光素材としての伝統文化イベントについて

イベントの実施は、オリンピック、パラリンピックに合わせて、来年の夏として、別な市議の質問でも問われた東京の各地域での観光資源としての行事開催を求める内容です。元々夏におこなってきた市民団体なども参加した市内のイベントを結集してこの東京オリンピック開催の機運醸成と連携するのはどうかと問いかけておられるようです。外国人の観光誘致と絞っているわけでもなく、その盛り上がりに便乗しようということなのでしょうか?詳細は質問を聞いてからということになるでしょう。

質問その2:7月にオープンするJAファーマーズマーケットを応援しないか?

通告による具体的な提案としては、地場野菜などの農業振興や食育という既に進められている産業振興策の一環として、そのオープンのタイミングを位置づけて、何か行政で実施しないかという提案のようです。実際のどんな規模と機能をもったマーケットがオープンするのでしょう。今までは、市内では、本町のファーマーズマーケットだけでしたから、よりオープンする施設の近郊にお住まいの方々に便利になると良いですね。詳細は、どこで情報配信しているのでしょう?

質問その3:最近開始された「防災メルマガ」と「防災朝礼」を連携させるアイデアについて

市民の防災意識向上や啓発にこうしたツール、活動を活用したらどうかという防災意識啓発に関する提案のようです。もっと市のHPや様々な団体に協力を依頼して、市民に知らせる工夫を求めておられるようです。多分、この防災メルマガというのは、「こがねい安全・安心メール」(地域安全課で管理運用)のことだと思われます。その詳細は、市の公式サイトのこちらのコーナーでご紹介しています。一度、どの程度の情報配信がされているのかをチェックしてみるのも良いかもしれませんね。

<宮下市議一般質問 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問:1日目>小林正樹

2019年3月議会一般質問:小林正樹市議準備編

小林正樹市議の一般質問の通告は以下の通りです。

一般質問の傍聴は、現地(本庁舎内会議室)または、Web上でYoutubeで傍聴がこちらから可能です。オンタイムで中継動画、その後は特定の動画ファイルで傍聴できます。

質問その1:小金井市に未来を創る青少年教育について

この質問課題については、小金井市では、児童青少年課が所管しています。市の諮問機関としては、小金井市青少年問題協議会(こちらから、会議録などがご覧いただけます。)で様々な課題が討議される他、それ以前は、平成22年まで小金井市生小片育成環境審議会という組織があり、報告(会議録などはこちらから)などをおこなっていましたが、その後どのような答申や施策に結びついたのかはわかりません。古い答申では、平成18年のものをこちらで見ることができます。

質問その2:誰もが平等に社会参加できる「まち」にするために

この質問で小林氏は、先日成立した障害者差別解消条例(こちらでご覧いただけます。)に基づいて、より具体的な施策を進めるようにと質問されるようです。具体的な市の関連する施策、特に手話言語条例などを取り上げての具体策を求めると思われます。

<小林正樹市議一般質問 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問:1日目(2月27日)>沖浦あつし

3月議会・2月27日沖浦あつし市議の一般質問の準備編~事後編

沖浦市議の一般質問でも事前に資料提示をいただいているので、事後編もあわせて、週末Web傍聴を試してほしく、追加で事後編を加え、傍聴しやすさを目指しました。以下をご覧ください。

沖浦市議からは、事前に質問に関する資料(本人資料と市側に要求した資料)の提示をいただきました。ありがとうございました。沖浦氏の質問通告は、以下の通りです。

準備編(開催前に作成)

質問その1:小中学生がインターネット・SNSをより良く使うための取組について

この質問については、沖浦市議より、質問概要と関連データなどをまとめた資料を本人資料として提示していただきました。以下に掲示します。ご覧ください。この質問概要によるとインターネットの活用についての家庭での対応などの現状を伝えておられます。また、通告によると「第5次基本計画(平成33年度からの長期計画)」へ盛り込むようにということで「学校教育(学校教育部担当)」と「生涯教育(生涯教育課担当)」での施策を求めています。そのためか、市側への資料請求では、学校教育部からの資料2種を提示いただきました。これも以下に掲示いたします。

傍聴用動画ファイルを開く

事後編

動画ファイルの当該時間:57:20~1:15:00

本人資料は、市報こがねいの2月1日号の5面の市内の小中学校へのインターネット利用アンケートに関する内容でした。詳細は、ちらでご覧いただけます。

小中学校のインターネット利用実態調査の結果が厚生文教員会や市報で公開されたことを指摘して、非常に課題が浮き彫りにされ、有意義だと思うとされ、学校教育部長にその結果、見えてきた課題とは何なのかを質問しています。

教育部長の回答から:

*学校、家庭でのインターネット利用のルールづくりが大きな課題

その上で、小金井市で2月(開設後、1か月)からの実施されている子どものネットトラブル相談窓口の現状を確認しましたが、教育部長の回答はまだ相談はないとの回答がありました。

注:上記の市報でのネットトラブル相談窓口(単なる相談受けのメールアドレスのみ?)の表示では、2月のみの開設のようですが、全く相談がなく、且つ窓口が継続されないのなら、どんな意味があったのでしょう?不思議です。

続いて沖浦市議は、学校でのルールの確認を質問をされています。教育部長はスマホの持ち込みなどは認めていないという回答に、学校の場での保護者や生徒などと一緒にルールなどの講習、啓発が重要だが、どの程度進んでいるのか?と質問され、現在、セーフティー講習などを継続し、さらに進める方針だという回答がありました。

こうした現状認識の中、沖浦市議は、「最近の文部科学省の小中学校へのスマホなどへの持ち込みを認める方針への転換が伝えれてた現状を報告し、今後は、学校に持ち込まれること前提に利用指導や相談受けが重要になる。より具体的な対策の変化が求められる。」と延べられました。このことが今回の質問の大きな主旨のようでした。そうなるとスマホ、さらにはSNS利用が当たり前になる今後、そうした環境での生徒からのインテ―ネットトラブルにおけるSOSを受ける制度、サービスが求められることを指摘されました。

この意見に、教育部長の回答は、東京都のスマホ教育アプリ(SNS東京ノート)の存在もあり、その活用なども視野に子どものSOSを受け取れる体制を整備していきたいと回答されました。

注:SNS東京ノートについては、東京都教育委員会のこちらをご覧ください。

質問その2:第5次基本構想の方向性とまちの魅力づくり(シティプロモーション)について

準備編(質問開催前日に作成)

また2番目のシティプロモーションなどは、まちづくり推進課などのまちづくりにつしての広報計画などの案件なので、まちづくり推進課や長期基本計画づくりについて現在、設立や参加募集も進行している「まちづくり策定委員会」などにも関わる話題かもしれません。市側の回答に注目してみたいものです。

<学校教育部学務課からの「地場野菜」に関する提示資料>

これらの資料を元にした提案と各課からの説明を確認しながら、ご覧ください。

事後編(傍聴後に作成)

動画ファイル時間 1:15:10~

実際にいただいた市側への要求した資料は「地場野菜」の利用現状の資料でしたので、どんな論旨になるのか楽しみでしたが、実際の質問は、以下の通りでした。

(以下、現在、編集中…)

<沖浦市議の一般質問準備 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会・一般質問1日目(2月27日)>村山ひでき

2019年3月議会一般質問:村山ひでき

当日の会場やオンラインでの中継動画視聴が可能です。Web動画は、こちらから。以下に質問通告をご紹介します。

質問その1:食育の地域展開について

小金井市の第3次食育推進計画は、こちらから、ダウンロードしてご覧いただけます。また、同計画の推進を市長の諮問によって、審議していく会議(健康課が管理)についての詳細(会議録など)を知りたい方は、こちらをご覧ください。この①の5つの取組とは何でしょうか?概要版などで確認したいところですが、当日村山市議が解説していただけるかもしれません。フードロスについては、現在、社会福祉協議会などで実施している「フードバンク」などの施策(生活支援者や高齢者、子ども食堂などへの提供活動)の推進状況が確認され、そのことによるフードロスの現状課題解決を進めるための施策ということかもしれません。注目したいものです。

質問その2:無電柱化計画について

市から提示された無電柱化計画の概要の確認でしょうか。最近発表された無電柱化推進計画案は、こちらでご覧いただけます。現在は、3月中旬までこの計画への意見募集も行われています。こちらをご覧ください。質問の主旨は不明です。注目したいと思います。

<村山市議の一般質問準備 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会一般質問>1日目(2月27日)>鈴木成夫

2019年一般質問第1日目、2月27日の鈴木成夫市議

鈴木市議の一般質問は、2つで以下の通りです。

質問その1:「地域がいのちを守るまち小金井」実現の現状と課題

一人目の吹春市議と重なる防災に関する質問です。違うのは、「自主防災組織の拡充」と「見守り組織づくり」「公園の非常防災設備など防災拠点の機能向上」とまとめられている点ですが、小金井市の自主防災組織や見守り組織づくりは、具体的な提案が出されるのでしょうか? 私の想像としては、一昨年の11月に行われた総務企画委員会の石川県小松市への自主防災組織のランクアップ事例の視察結果からの提案のように思われます。どんな資料が提示されるかは不明ですが、一応、現状の小金井の自主防災組織の情報と同視察の情報を以下にご紹介しておきます。

A:小金井市の地域防災計画に見る自主防災組織

吹春市議のところでも紹介した小金井市地域防災計画の震災編にある自主防災組織についての記述は、以下の通りです。

地域による共助の推進:

市内の自主防災組織は、平成 26 年 4 月現在で 27 組織であり、そのうち、3 組織が、地域に おいて意欲的な防災活動を継続している「東京防災隣組」として認定(平成 25 年 4 月に 1 組織、 平成 26 年 4 月に 2 組織、計 3 組織)されている。

市では自主防災組織に対して、補助金の交付、初期消火・救出救護資器材等の備品の貸与、 防災訓練での非常食の配布等の支援を行っている。

また、防災週間を中心として関係防災機関を含めた総合防災訓練を毎年実施している。 避難行動要支援者対策として、民生委員、小金井警察署、小金井消防署との名簿の共有実施、 民生委員の個別訪問による避難行動要支援者登録を進めるとともに、町会・自主防災組織の協 力を得て、5 地区と協定を締結し、1 地区において避難行動要支援者の個別支援プランを作成し た。さらに、総合防災訓練において安否確認、避難訓練を実施している。

○ 自主防災組織の結成状況 27 組織(平成 26 年 4 月現在)

○ 東京防災隣組の認定 3 団体(平成 26 年 4 月現在)

○ 5 地区と協定を締結、1 地区で避難行動要支援者の個別支援プラン作成

<以上>

鈴木市議は、この自主防災組織をどのようにして増やそうと提案するのでしょう?興味のあるところです。もちろん、介助がひつような人などへの「見守り組織」となれば、尚、難しいところです。公園の防災設備は、公園が一時避難所となっている場所や元々の防災公園としての公園やそうでない小さな公園や遊具を中心とした子ども向けの公園など公園ごとに形態が異なっている筈ですが、具体的にどんな災害を想定して、どの程度の規模の設備拡充を求めているのでしょう?

これは、平成26年段階の資料ともいえるので、鈴木市議は、多分現状の資料を地域安全課に資料請求されているのではないでしょうか?現状の報告を求めると思われます。

B:平成29年11月に総務企画委員会で実施された石川県小松市の「自主防災組織ランクアップ事例」の視察について

同視察報告書は、こちらからダウンロードしてご覧いただけます。一応、以下にその概要を貼りつけておきます。ご覧ください。

【事業の概要】

1 自主防災組織結成率100%達成の背景 市長のトップダウンにより防災の取組が活発に行われており、自主防災組織結成率 100%が達成されている。結成が比較的スムーズに進んだ要因としては、市長の明確な 方針を始め、自治会にほぼ全体の市民が所属していることや、自主防災連絡協議会の存在 が挙げられる。

・防災安全センターの設置(現センター長は、元消防本部の消防士)・危機管理体制の強化 ・小松市業務継続計画(BCP)、強靭化地域計画の策定など

・防災・減災に向けた取組について 自主防災組織の支援(連絡協議会発足、「防災訓練ステップアップマニュアル」の活用、 訓練実施率の向上、防災訓練実施による補助金交付制度、防災士(アドバイザー)の派 遣拡大など。

・各町内の地域自衛消防隊(消防団や自主防災組織とは別)設置 ・自主防災組織のランクアップ(自主防災組織評価制度の導入)

・各町内に養成された「しみん救護員」レベルアップの応急手当技能競技会の実施 ・「小松防災士の会」が指導に当たり、学校における避難所運営訓練の実施 ・防災士の試験に当たり、県と市合同で全額を補助 ・避難行動要支援者の支援への取組

多分、上記の内容を小金井でも検討してはという提案がなされるのではないかと推察されます。 ちなみに参考として、武蔵野市では、59の自主防災組織があります。防災協会という団体があり、その支援、活性化を図る仕組みになっています。市のHPでも自主防災組織に入る場合のガイドやその活動などの紹介も防災のQ&Aなどの形式で啓蒙を図っています。以下にその自主防災組織についての武蔵野市の事例をご紹介しておきます。

質問その2:小金井市の子育て支援関連施設及び学校教育現場における医療的ケアが必要な児童・生徒の受入れ検討の現状を問う

次には、2番目の医療的ケア児童という課題についての質問のようです。一般の方には、「医療的ケア児」についての基礎知識が少ないかもしれないので、以下にご紹介しておきます。実は、この課題の解決にむけて、全国医療的ケア児者支援協議会というものが設立されているようです。そのHPに「医療的ケア児」の簡単な説明があるのでそれを以下に引用して、ご紹介します。同団体のHPはこちらになります。

医療的ケア児とは

生活する中で”医療的ケア”を必要とする子どものことを、私たちは「 医療的ケア児」と呼んでいます。
近年の新生児医療の発達により、都市部を中心にNICU(新生児集中治療室)が増設された結果、超未熟児や先天的な疾病を持つ子どもなど、以前なら出産直後に亡くなっていたケースであっても助かることが多くなってきました。
その結果、医療的ケアを必要とする子どもの数は増加傾向にあります。

医療的ケアってどんなもの?

病院以外の場所で”たんの吸引”や”経管栄養”など、家族が医ケア児に対し、生きていく上で必要な医療的援助のことです。
気管に溜まったたんを吸引する「たん吸引」、また口から食事が取れない子どもに対し、チューブを使って、鼻やお腹の皮膚を通じて、胃に直接や栄養を送る「経管栄養」などがあります。家族の他にも看護師や研修を受けた保育者なども医療的ケアをすることができます。<以上、全国医療的ケア児者支援協議会のHPより、転載>

これで少しは、「医療的ケア児」というものが見えてきたと思います。その対策を求める質問のようです。どのレベルまでの要望なのでしょう?小金井市域での実際の医療的ケア児の実態についての質問などもされるのでしょうか?小金井市ではこの問題については、自立支援課が答えられると思われます。興味のある方は、小金井市の地域自立支援協議会がそうした課題を討議し、諮問しているので、こちらにある同協議会の会議録などもご覧になることをお勧めします。以前にもこの「医療ケア児」への課題はある委員から提示され、市側は、専門の人材が必要なので難しい課題と答えていることが記憶にあります。現状、どこまで庁内で検討しているのかは興味のある点なので、注目してみたいものです。

<鈴木市議の質問について 了>

小金井市議会傍聴環境づくり:2019年3月議会一般質問1日目>吹春やすたか

2019年3月議会吹春やすたか市議一般質問:準備編~後日傍聴

吹春市議の一般質問内容は、3つです。事前に公開された以下の通告資料をご覧ください。

今回から、週末Web傍聴への試験的実施に合わせて、準備編と事後編をアップしています。事後編では、当該動画ファイルを直接ご覧いただけます。


事後編について:新企画!週末Web傍聴をテスト中です。以下にYoutube動画を貼りつけます。各質問も動画でどのタイミングから放映されるかを明示しています。カーソルを動かして、当該時間から傍聴できるようにする予定です。週末のお好きな時間にご傍聴ください。

当日の吹春市議の動画は、こちらからご覧いただけます。

吹春市議に各質問についての準備と傍聴用の学習

以下には、吹春市議の3つの質問をより理解していただけるように市政の背景やその他の関連情報をご紹介します。

その質問の1:東京オリンピック・パラリンピックへの対応について

小金井市の東京オリンピックタイミングでの観光集客などの企画については、ご存じでしょうか?当日、資料を交えて吹春市議が説明していただけるのかどうかはわかりませんが、市民がWebサイトなどで得られる情報を以下にご紹介しておきます。

基本的には小金井市の公式サイトでは、くらし>スポーツという区分から、アクセスできる「オリンピック・パラリンピック」というコーナーがこちらに設置されています。内容としては、東京大会2020に限らず、小金井市に関連するオリンピック・パラリンピック大会に出場するだろう選手に関する話題や出来事、または2020に関しては「サポーター募集」などという情報が掲載されています。

吹春市議の求められている、大会期間中に小金井への外国人の観光集客を図る策などについては、触れられていません。そうした内容は、市の観光振興事業ということになります。最新の小金井市の産業振興プランをご存じですか?平成28年から32年までの期間の産業振興計画をまとめたものです。こちらからPDFをダウンロードしてご覧ください。今回のオリンピック・パラリンピックは、国や都の事業でその機会に連携して、産業(観光など)を振興するという意味でいうと、この計画には盛り込まれていません。開催決定のタイミングによるものか、本来、都の産業振興との連携という項目がなぜ、ないのかは不明です。

では、東京都の側から、都の自治体での観光振興へはどのような視点をもっているのでしょう?

東京都へ右へ習えをしてる小金井市にとって、東京都の施策は重要なはずです。東京都自体は、現在、都の自治体に対して、なんだかの補助金や支援策などを設けることでこのイベントの活性化を推進しているのかもしれませんが、その詳細を知っておことも必要かもしれません。実は、東京2020のために東京都は、「PRIME 観光都市・東京 東京都観光産業振興実行プラン ~東京2020大会に向けた重点的な取組」という計画を策定しています。それらをまとめている有識者会議の報告による中間答申は、こちらでご覧いただけます。この「東京の観光振興を考える有識者会議」の詳細は、その会議録をこちらでご覧いただくことで把握可能です。

その中間答申での都内の自治体への支援策などの具体案は、答申の21Pに記載されています。以下にご紹介します。特にこの計画では、島嶼部に注力しているですが、「都内全域を対象」とした部分がイベントなどの事業化支援やテーマ別の観光資源の開発支援という項目がそれにあたります。参考になりますでしょうか?吹春市議はどんな提案をされるのでしょう?また、市側は誰がどのように答えるのでしょう?興味がありますね。

もしかしたら、小金井まちおこし観光協会が補助金を受けて推進しているアニメ事業などがこうした観光目的として、報告されるのかもしれませんね。または商工会などの小金井特産品づくりなども関連しているのかもしれません。実際に東京オリンピックに向けてではないと思えるのですが、行政がどう答えるのかは、興味のあるところですね。

その質問の2:武蔵小金井駅南口の桜について

この桜植樹の最新情報としては、2月20日の植樹式の情報が、小金井市の公式サイトにあります。こちらをご覧ください。また、名勝小金井桜の会でもこの植樹に協力して、1本の植樹に協力しているようです。詳細は、同会のこちらの活動報告をご覧ください。吹春市議の事業化という課題は、これ以前の植樹をした桜が成熟不良で枯れかかって、植え替えた経緯などについての話から、この植樹したサクラの管理保全をどのようにしていくかということなのかもしれません。三宅島友好協会の要請している内容についても説明、もしくは資料提示が吹春市議より、あるものと思われます。環境市民会議としては、市内の植生保全とも関連して、こうした植栽の保全管理などについては、計画を確認してみたいところです。

その質問の3:防災について

毎年実施されている防災訓練などや防災用、防災倉庫備品や避難所の発電設備は重要な課題ですが、どの程度の提案をされるのか興味のあるところです。小金井市の防災マニュアルなども読んでみて、不備が随所にあることもあり、こうした提案がより、具体的で皆が具体的に活用したり、検討するきっかけになれば幸いです。小金井市防災計画の詳細は、こちらからご覧いただけます。また、防災マニュアルや防災倉庫の備品台帳などもこちらから、ご覧いただけます。

今後も注目したいテーマです。どんな資料が提示され、市側は、多分、地域防災課が答えることになるのでしょうか。

この項、了