小金井市審議会傍聴環境づくり:開催情報の告知状況調査:第35弾

2020年3月1日市報発行時点

新型コロナウィルスの対策としての審議会などの中止が相次ぎました。市報で掲載されたものでも、実際には中止されています。これは小金井市の公式サイトを見ないとわかりません。ほとんどの中止決定掲載は、以下の一覧表でもわかるように2月27日ですから、当然市報の入稿には間に合わないだわけです。市報しか見ない市民も公式サイトや市のTwitterなどをチェックしないと緊急の変更はわからないことが明白です。今回のようなウィルス対策といった緊急事態は、公式サイトのトップにも告知があり、イベント中止情報に掲載されるので少しは情報伝達が可能となるかもしれません。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報:イベントカレンダー:審議会開催予定
子ども・子育て会議〇2/1掲載(3/2開催)〇中止(2/27掲載)
長期計画起草委員会「文化と生涯学習」「行政運営」〇3/1掲載(3/11開催)〇中止(2/27掲載)
長期計画起草委員会「子どもと教育」「福祉と健康」〇3/1掲載(3/4開催)〇中止(2/27掲載)
長期計画起草委員会「環境と都市基盤」「地域と経済」〇3/1掲載(3/4開催)〇中止(2/27掲載)
はけの森美術館運営協議会〇2/15掲載(2/28開催)〇2/19掲載
児童館運営審議会〇3/1掲載(3/3開催)〇2/3掲載(3/3開催)
芸術文化振興計画策定委員会〇1/14掲載(2/18,3/9開催)〇3/9開催場所変更
公立保育園運営協議会〇3/1掲載(3/14開催)
いのち支える自殺対策計画策定委員会〇3/1掲載(3/16開催)〇2/26掲載
市民健康づくり審議会〇3/1掲載(3/16開催)〇2/26掲載
地域自立支援協議会〇3/1掲載(3/19開催)
食育推進会議〇3/1掲載(3/25開催)〇2/27掲載
青少年問題協議会〇2/25掲載(3/26開催)
小金井市情報公開・個人情報保護審議会〇2/25掲載(3/2開催)

防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス>小金井市の対応

2020年2月20日に小金井市で対策作本部が立ち上がりました。20,21日と対策会議が開催され、以下の内容が討議、決定されました。

しっかり対策本部を立ち上げるのは素晴らしいことです。評価したいと思います。ただ、これを実現するための補助とか予算措置となるとどうでしょう?国が宛にできないだけにそちらも期待したいものです。

イベント開催方針やマスク、消毒液備蓄品については、良いのですが、できれば、感染検査が地元の医師からの要望があっても、一向に進まない多摩府中保健所の対応改善交渉や支援なども検討してほしいものです。なにより残念なのは、この対策本部に医療関係などの有識者が参加していないことです。小金井でもそうした有識者を会議参加してもらうことが重要です。別途、有識者の会議を招集するのかもしれないですね。期待しましょう。

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防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルスについて>第2弾:市内の東京都施設でのイベント状況

小金井市内にある東京都施設でのイベント開催状況

小金井市の公式サイトでのイベント中止情報は、別途、小金井市審議会傍聴環境づくりでの市政監視ワーキンググループでも発信していますが、こちらでも市の公式サイトでは告知されない、でも市民にとって重要な「都施設でのイベント状況」を発信することにしました。東京都のイベント中止に関する方針(2月21日付けの今後3週間の対応方針)は、以下の通りです。それを理解した上での小金井市域での状況を確認していきます。

<東京都のイベント中止に関する方針>

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防災・減災ワーキンググループ:感染症対策>新型コロナウィルスについて

減災のための最新情報の提供

防災・減災ワーキンググループでは、現状の新型コロナウィルスの災害の減災を目的に検討東京都感染症情報センターよりの情報を提供することにしました。以下の同センターからの情報をご覧ください。小金井市内や近郊自治体での緊急感染情報があった場合も提供を予定しています。

<東京都感染症情報センターよりの一般相談窓口について>

上記の相談窓口はあくまで、一般相談窓口で「帰国者や感染者との濃厚接触者」の相談窓口は、地域の保健所などです。小金井の場合は、多摩府中保健所となります。次に上記に<参考>とある2月18日時点での「新型コロナウィルス感染症FAQ」を以下に貼り付けて、ご紹介します。

<新型コロナウィルス感染症FAQ>

<以上です>

小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会開催情報の告知調査:2020年2月>特別編

新型コロナウィルスの影響によるイベント中止などに合わせての調査

数多くの人が集まるイベントが新型コロナウィルス対策として、告知されているようです。小金井市の公式サイトでもトップページに新型コロナウィルスに関する告知が表示され、以下の中止イベントのページに案内されます。

審議会や協議会についての中止告知はなく、審議会再開予定のページでも一切、中止の案内はありません。大人数でないかた、中止はないのと考えられますが、心配です。来週、休み明けの火曜からの審議会を確認しつつ、傍聴してみようと思います。当然のイベントカレンダーなどをチェックしても中止は表示されません。その時、気づいたことがあります。

その1は、実際の中止イベントがカレンダーでも(中止)と表示がかわっているものとそうでない、以前のままものがある点です。

その2は、ほとんどイベントカレンダーには掲載されないイベント(公民館、図書館など)が数多くあるという事実です。

基本、市側では、「中止ページに掲載すれば、それでOK」という判断なのでしょう。実際中止とされていない、東京都の22日、23日と開催される都道の「オープンハウス」説明会や日曜議会(市議会のページには開催しますと告知されています)などの情報は触れられていません。中止が決まった3月の市民活動まつりの情報などなども未掲載です。

一応、告知の一番下にリンクがある「公民館と図書館の中止イベント内容について」以下に貼り付けておきます。できれば、同じ中止告知のページに一緒に掲載してもらえたら、良くわかるのです。その内容を見て、どんな情報公開が見やすいかなどを考えてみてください。

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小金井市審議会傍聴環境づくり:傍聴非常事態宣言 2020年第1弾

第1期:情報公開が進まない理由を知る

各審議会を実際に傍聴しているとその開催予定が重なり、傍聴できない審議会が数多くあることに気が付きます。傍聴できなくても、子ども、教育、福祉などの審議会、協議会は既に傍聴者が多かったり、市民公募委員、市民活動家の方々が多く参加されているので、傍聴しなくても、市民への情報公開は進んでいるのではと安心していました。傍聴者0名という審議会を中心に傍聴していました。

それでも、情報公開(公式サイトでの会議録以外の資料の公開や関連資料が質問はされても、市議会などに市議を通じて公開されることがない)進まない審議会もあることに気づきました、一度こうした審議会を傍聴し、その理由を知りたいと思い、そうした協議会の一つ、「地域自立支援協議会(合同部会)」を傍聴してみました。以下、そのご報告です。

2020年2月21日 18:30~ 地域自立支援協議会(前原暫定施設)

幾つかある部会の合同の会議なので、十数名の方が集まります。

まず、傍聴される方の数はというと、この回では傍聴は、私と市議1名、聴覚障害者(手話サポートがつきます)1名の計3名でした。

以下、市民参加のための機能と情報公開度をご紹介します。

1)傍聴者のためにこの協議会では、「意見・提案シート」は配布されます。

2)協議会の内容の情報公開はというと、

傍聴者に対しては、

傍聴用資料は、3セット程度用意されているだけで、それ以上の傍聴者の場合は、一緒にご覧くださいとのことでした。閲覧した会議傍聴用書類(会議次第、資料1~10まで)は一切、持ち帰れませんでした。(市議は持ち帰っていたようです。この市議が一般質問でこの自立支援などの分野の質問を予定されています)

さらに、来場できない、Webなどで情報を得たいという市民に対しては、

公式サイトには会議録は公開(2月段階では、昨年の11月会議までの会議録が公開されていますが、事前の会議次第から、事後の資料などは一切、公開されていません)。同協議会の会議録は、こちらから、ご覧いただけます。

結論:情報公開は、さほど進んでいません。市民の同会議の参加者もそうしたことへの必要性を感じていないようです。「自分たちが資料を参考に活動、伝達すれば良い」、「会議で入手した資料はそいれぞれの委員が活用するのだから、それで十分」ということなのかもしれませんが、一般市民向け、傍聴者への資料提供などという点では、行政側への要請はしていません。会議録を公開しているからいいだろうという程度(どの審議会とも同様の最低限の公開度)です。

今後へ>この協議会への情報公開への要請、チャレンジをしてみます

その1:まず、「意見・提案シート」への情報公開提案をしてみます。

その2:知り合いの会議参加メンバー(委員)に協議会への情報公開推進への提案を話してみます。「会議で提案してもらう」などやそうしたことへの意見確認です。

その結果を第2弾として、後日ご紹介します!!