防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス感染対策:状況把握>東京・学校編

継続して、学校関連の感染情報と対策について、情報を掲載しています。開始したのは、6月24日からの情報です。最下段をご覧ください。

文京区区立小学校での生徒の感染確認を受けて

文京区の7月14日の発表は、以下の通りです。文京区では、11日に区の許認可保育園での感染が伝えられた直後です。詳細は、こちらから

区立小学校の児童1名が新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受けた結果、本日、陽性と判明いたしました。保健所が調査した結果、疫学上、濃厚接触者がいないことから、当該校では臨時休業を行いません。個人情報に配慮する必要があることから、当該児童に関するお問い合わせ等にはお答えできませんので、ご了承ください。

当該児童は最後の登校日に症状はなく、その後、保健所により濃厚接触者として確認されたため、PCR検査を受診し、陽性判定となりました。 

<転載、以上>

なぜ、この児童が症状がないにも関わらず、PCR検査をうけたのかは説明されていません。個人情報保護ということなのでしょう。後は保健所の説明を正しいとして、学校内に濃厚接触者がいないと理解するしかないようです。

InterSchoolJournalの7月7日の記事を受けて

都立高校の学生1名の感染は、教育委員会からは、公表されなかったということのようです。以下は、上記ISJよりの記事転載です。詳細は、こちらをご覧ください。

<転載記事>

2020年07月07日

都立高校生徒が新型コロナウイルス感染症に感染 都教委発表せず隠蔽か

平松けんじ
 東京都立高校の生徒1名が新型コロナウイルス感染症に感染していることが、7日、わかった。この都立高校の校長は6日の時点で保護者に対して文書で同校関係者が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明したことと、校内に濃厚接触者がいなかったことを説明しているが、東京都教育委員会(都教委)はいまだにホームページ上で感染例について公表していない。

 都教委学校健康推進課の吉田課長は「その後状況が変わらなければということですが」としつつも、感染例を元々公表する考えがなかったことをはっきり認めた。吉田課長は感染例を公表しない理由について、「保健所の指導と助言もあり、臨時休業しない判断になったということで、一つ一つの例で個別に発表するものではない。発表出たからイコール(発表する)ではなくて、その学校での陽性の方の人権の配慮ということもございまして発表しなかった」と説明している。
 このほかこの都立高校は保健所から臨時休業の必要はないという助言があったことを理由に臨時休業を行わない方針も示している。
2020年7月7日19時36分 第2報更新

<転載、以上>

一般のメディアには一切、公表されていないために掲載されていない記事です。


足立区立中学校での生徒の感染発覚発表(足立区公式サイト)を受けて

<感染発見とその後の経過:足立区公式サイトより転載>

6月26日(金曜日)NO.1の登校日。その後、発熱等の症状が表れ欠席していた。※途中1時間以内の登校があるが、行動および範囲が限定され、かつ短時間であったことから登校に含まないと判断(足立保健所)
7月4日(土曜日)同居の親が仕事上で濃厚接触者となったことから、親、NO.1、家族が病院でPCR検査を受けた。
7月6日(月曜日)PCR検査の結果、親、NO.1が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明。
<転載、以上>

公表は、6日ですが、感染の状況は、本人1名と家族(親)の感染が確認されたようです。詳細は、こちらの足立区の公式サイトからの情報を確認してみてください。


2020年6月25日の「教育新聞」の記事を受けて

6月25日付で、都内の特別支援学校、2校での職員の感染が以下のように報道されました。

<教育新聞・Web記事より>

東京都立の特別支援学校2校で、教員それぞれ1人が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、都は6月24、25の両日、教員から指導を受けて、濃厚接触者とされた児童生徒が在籍する学年を閉鎖すると発表した。教員の感染が判明したのは、多摩地域と23区内にある特別支援学校。多摩地域では男性教員、23区内では女性教員の感染が確認された。保健所の指示により、多摩地域の特別支援学校は7月3日まで、23区内の特別支援学校は7月2日まで、濃厚接触者の出た学年を閉鎖するとした。

6月1日に都立高校や特別支援学校が再開されてから、学級単位も含めて、都立学校の閉鎖は初めて。

昨日の都立高校の職員がこの特別支援学校の場合に該当するのでしょうか?ただ、多摩と区内の2校で、それぞれ女性、男性の職員です。多分、同じ情報と思われますが、当初多摩地区での男性職員1名だったのが、その後、区内で女性職員が確認され、2名と変更されたということのようです。女性の場合は、濃厚接触者である児童3名が検査され、感染していないことが確認されているようです。学年閉鎖は、7月上旬までとのことですが、経過が心配です。教育新聞以外の情報も確認する必要がありそうです。その後の経過や接触者の感染確認、検査などは報じられるのでしょうか?現在、都立57校・区立5校、合わせて62校の公立の特別支援学校があります。詳細は、こちらをご覧ください。


2020年6月24日東京都対策本部報での情報公開を受けて

今回は、都内の都立高校での教員感染が発覚して、公開されてた情報を元に、どのように感染が発見され、対策され、さらに感染者情報として、いままで投稿してきた感染者発生について公開情報に反映されるかを見ていきます。先ず、24日の情報を以下に貼り付けて、ご紹介します。50代の都立高校教員の感染情報です。

<24日付対策本部報より、部分転載>

■症状・経過

6月19日:
出勤 発熱なし

20日:
起床時38.8度の発熱があり、受診
受診後37.2度まで下がるが医師より1週間の自宅待機指示

22日:

PCR検査

23日:

検査の結果、陽性判明

現在医療機関に入院中
※ 当該職員は、6月20日以降、学校への出勤はない。

対応

  • 保健所による学校関係者の濃厚接触者の特定は、教育職員16名、児童・生徒11名であった。保健所からは全員6月24日から7月3日まで10日間の自宅待機を指示されている。なお、濃厚接触者に特定された教育職員、児童・生徒については、保健所から連絡し、24日以降にPCR検査を実施する。
  • 当該校では毎日校内の消毒を行っているが、当該職員の感染を受けて、職員室、教室等、当該職員の行動範囲を再度消毒した。
  • 保健所の指示に基づき、7月3日までの間、濃厚接触者と特定された児童・生徒が在籍している1つの学年分について臨時休業を行う。
  • 当該校の保護者には、6月23日に学校の対応についてメールにて周知した。

<転載、以上>

さあ、どうでしょう?一人の教員の感染が判明して、「濃厚接触者:教員16名と児童・生徒11名(計27名)が24日にPCR検査されること、7月3日までこの接触者のいる1学年が休業になること」がわかります。知りたいのは、この結果がいつ、都内の感染者数に反映するかです?

これから、毎日の都内感染者増を報告・投稿していく中でこの感染の現状もどのように反映されるかを見ていきたいと思います。もちろん、どの都立高校かは、情報公開されていないので、どのエリアに反映していくかはわかりません。

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