部会での活動以前に事務局提案として、2016-2017年に市民会議運営会に提案し、市民会議全体の計画として、部会長が以前に提案したものを2020年以後の全体計画での発展的な展開をするための基礎・基盤計画として、以下にご案内します。
1)第1次提案(2019年以前)
2016年に設計し、2017年3月に運営会、及び環境政策課(課長と係長、藤崎副代表同席)に提案して、その後、進められないまま、保留・市民会議では実質的に廃案にされたものです。具体的には、以下の内容になります。
〇提案の背景
第一期12年の活動の分析と課題の抽出から、継承へ
〇第1ステップ:
第一次・第二次環境基本計画と市民会議の仕組みを読み解く
現状の小金井市環境計画と市民会議のおかれた位置を再整理する
といった内容です。具体的には、提示したPPTファイルを以下にご紹介します。
<表紙>
内容は、前段が「第一期12年の活動の分析と課題の抽出から、継承へ」というもので、これませの市民会議の課題とその継承の方法を提案したもので、3-4Pです。さらに、後半は、実際の小金井市環境基本計画自体の課題とその解決への提案でした。以下にご案内します。
<前段:市民会議の課題とその継承に向けて>
さらに後半は、「第1次・第2次環境基本計画と市民会議の仕組みを読み解く
現状の小金井市環境計画と市民会議のおかれた位置を再整理する」として、現状の環境基本計画の問題点を基本目標の展開の仕方という視点で整理し、提案したものです。
以下、2017年当時のその提案の一部をご案内します。
先ず、最初に環境基本条例や団体の規約などから、市民以外の会員獲得が来ていない点(団体会員も当時は、減りつつあり、2団体のみとなっていました)を指摘しました。
次には、小金井市の環境基本計画推進とその主体的な役割を担うとされる市民会議のあるべき姿を基本計画自体のもつ課題整理と一緒に提示していきました。具体的には、以下の流れです
最初の基本目標の1「環境学習の推進」は、他の基本目標とフェーズが異なるため、すべての基本目標の上位に位置づけるべきという提案は、その後、第3次環境基本計画を策定する際のヒアリング時に委託事業者に提示し、採用されました。具体的には、第3次基本計画で、この「環境学習、動機付け、ネットワーク化」などは、「基盤づくり」という項目で、基本目標の上位計画に位置付けられるように設計されました。(市民会議内では廃案されましたが、別途、基本計画策定字に提示した甲斐がありました。)
そして、さらにはその他の各基本目標も具体的な展開例を提示し、その推進を環境市民会議の活動に位置付けるべきとしました。長くなるので、そのうちの基本目標の2「緑の保全」と3「地下水、河川の保全」のみをご紹介します。提案書、全体は、最下部のダウンロードからどうぞ。