小金井市市議会傍聴環境づくり:3月議会一般質問3月9日:準備編

2020年3月9日一般質問:準備編

新型コロナウィルス対策で延期された3月議会の一般質問3日目の準備編です。各市議の質問の通告内容の概要一覧をご覧の上、関心のあるテーマを選んで、Web傍聴などをお勧めします。以下のYoutube動画から、視聴可能です。

こちらから、Web動画をご覧ください。

一般質問  令和2年3月9日(10:00~)
発言順議員名発言内容
1 10:00~水谷たかこ〇「孤育て」から「共育ち」へ、妊娠中から切れ目のない支援の充実を(両親学級について)
〇地域で暮らし続けるために(権利擁護事業、成年後見人制度)
〇市の広報活動について
2 11:00~板倉真也〇地震被害を最小限に抑える取組を
〇がん検診の無料化、早期発見・治療の推進を
3 13:00~坂井えつ子〇機構非常事態宣言について
〇ツイッターの更なる活用を
〇はけと野川を壊す道路はいらない
4 14:00~片山薫〇失業者への応援体制について
〇産後ケアの前に産前サポートを
〇子ども権利を推進する制度を作る子どもオンブズパーソンを
5 15:30~篠原ひろし〇公園・緑地等維持管理に関する問題について
6 16:30~斎藤康夫〇庁舎・福祉会館の耐震システムの見直しについて
〇都市計画マスタープランの見直しについて

ごみ対策ワーキンググループ:市内のごみ現状調査:2020年上期

WG第一期目標:その1>市内のごみの現状調査の徹底

行政や市民活動などで推進されているごみ対策も現状把握が第一とのWGの目標が設定されました。当初は、行政との連携を目標に、一作年以来、ごみの資源化検討で小委員会などからの提案があり、実際にはほとんど市のごみ対策課では、継続検討中とされながら、一向に進んでいない「廃油回収」を課題に取り上げることにしました。HDMを進める会などからの情報を元に現状調査を開始します。

第1弾:ボランティアで実施されている市立小学校での「土曜生ごみ投入」場所での「廃油回収」を知る

本日、第一小学校で実施されている土曜生ごみ回収(毎土曜日、9:00~10:00に実施。堆肥化のための処理機への投入と同じ場所)で一緒に実施されているという「廃油回収」に実際に廃油をもって伺ってみました。

<回収は、専用容器への廃油投入>:廃油回収は、廃油保存の簡易容器ごとに回収するのではなく、専用タンクが用意されていて(ジョウゴも準備)、その中に貯めるようでした。回収は、この地域の町内会が独自に業者と契約して、集団回収したものと一緒に実施しているようで、担当されている方の家(業者回収場所)にそのタンクを運ぶという方式でした。以下の写真がその貯める容器です。

全ての土曜生ごみ投入をしている小中学校で廃油回収が実施されていないのは、本来実施している学校に回収に業者が来るのではなく、近隣の町内会で集団回収を実施している場合にその協力によって成り立っているだけということが分かりました。学校給食での廃油回収などとは全く別に実施されているというのが実態です。次いでに土曜生ごみ投入も拝見してきました。実際に当番制で担当者がおられるなかで、投入に伺った方がその持ち込んだ生ごみ量を測って、記入した上で処理機に投入されていました。以下の写真をご覧ください。

持ち込んだ生ごみを測って、自分で登録簿に記載
普段は閉じられている小屋の中に設置された処理機に生ごみを投入
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 03.jpg

基本は、処理機による堆肥化ということのようです。処理機(パーパス)の費用は、小金井市が負担し、作業はボランティアによるもののようです。もちろん、電気代は、学校負担なのでしょうね。ボランティアが少なく、大変だという話を伺いました。

小金井市の新庁舎建設基本設計へのパブリックコメント検討作業について

個人単位でのパブリックコメントの提出へ

雨水活用ワーキンググループと防災・減災ワーキンググループ他で検討してきた部会でのまとめたパブリック・コメント提出は、討議の時間的な都合とその後の部会での扱いなどを含め、断念しました。2月20日に仮に決めていただいていた各ワーキンググループからの提案でしたが、正式に部会としては、提出しないこと、各自、個人としてのパブリック・コメントをと決定しました。よろしく、お願いいたします。(部会長)

小金井市審議会傍聴環境づくり:開催情報の告知状況調査:第35弾

2020年3月1日市報発行時点

新型コロナウィルスの対策としての審議会などの中止が相次ぎました。市報で掲載されたものでも、実際には中止されています。これは小金井市の公式サイトを見ないとわかりません。ほとんどの中止決定掲載は、以下の一覧表でもわかるように2月27日ですから、当然市報の入稿には間に合わないだわけです。市報しか見ない市民も公式サイトや市のTwitterなどをチェックしないと緊急の変更はわからないことが明白です。今回のようなウィルス対策といった緊急事態は、公式サイトのトップにも告知があり、イベント中止情報に掲載されるので少しは情報伝達が可能となるかもしれません。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報:イベントカレンダー:審議会開催予定
子ども・子育て会議〇2/1掲載(3/2開催)〇中止(2/27掲載)
長期計画起草委員会「文化と生涯学習」「行政運営」〇3/1掲載(3/11開催)〇中止(2/27掲載)
長期計画起草委員会「子どもと教育」「福祉と健康」〇3/1掲載(3/4開催)〇中止(2/27掲載)
長期計画起草委員会「環境と都市基盤」「地域と経済」〇3/1掲載(3/4開催)〇中止(2/27掲載)
はけの森美術館運営協議会〇2/15掲載(2/28開催)〇2/19掲載
児童館運営審議会〇3/1掲載(3/3開催)〇2/3掲載(3/3開催)
芸術文化振興計画策定委員会〇1/14掲載(2/18,3/9開催)〇3/9開催場所変更
公立保育園運営協議会〇3/1掲載(3/14開催)
いのち支える自殺対策計画策定委員会〇3/1掲載(3/16開催)〇2/26掲載
市民健康づくり審議会〇3/1掲載(3/16開催)〇2/26掲載
地域自立支援協議会〇3/1掲載(3/19開催)
食育推進会議〇3/1掲載(3/25開催)〇2/27掲載
青少年問題協議会〇2/25掲載(3/26開催)
小金井市情報公開・個人情報保護審議会〇2/25掲載(3/2開催)

防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス>小金井市の対応

2020年2月20日に小金井市で対策作本部が立ち上がりました。20,21日と対策会議が開催され、以下の内容が討議、決定されました。

しっかり対策本部を立ち上げるのは素晴らしいことです。評価したいと思います。ただ、これを実現するための補助とか予算措置となるとどうでしょう?国が宛にできないだけにそちらも期待したいものです。

イベント開催方針やマスク、消毒液備蓄品については、良いのですが、できれば、感染検査が地元の医師からの要望があっても、一向に進まない多摩府中保健所の対応改善交渉や支援なども検討してほしいものです。なにより残念なのは、この対策本部に医療関係などの有識者が参加していないことです。小金井でもそうした有識者を会議参加してもらうことが重要です。別途、有識者の会議を招集するのかもしれないですね。期待しましょう。

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小金井市審議会傍聴環境づくり:傍聴非常事態宣言 2020年第1弾

第1期:情報公開が進まない理由を知る

各審議会を実際に傍聴しているとその開催予定が重なり、傍聴できない審議会が数多くあることに気が付きます。傍聴できなくても、子ども、教育、福祉などの審議会、協議会は既に傍聴者が多かったり、市民公募委員、市民活動家の方々が多く参加されているので、傍聴しなくても、市民への情報公開は進んでいるのではと安心していました。傍聴者0名という審議会を中心に傍聴していました。

それでも、情報公開(公式サイトでの会議録以外の資料の公開や関連資料が質問はされても、市議会などに市議を通じて公開されることがない)進まない審議会もあることに気づきました、一度こうした審議会を傍聴し、その理由を知りたいと思い、そうした協議会の一つ、「地域自立支援協議会(合同部会)」を傍聴してみました。以下、そのご報告です。

2020年2月21日 18:30~ 地域自立支援協議会(前原暫定施設)

幾つかある部会の合同の会議なので、十数名の方が集まります。

まず、傍聴される方の数はというと、この回では傍聴は、私と市議1名、聴覚障害者(手話サポートがつきます)1名の計3名でした。

以下、市民参加のための機能と情報公開度をご紹介します。

1)傍聴者のためにこの協議会では、「意見・提案シート」は配布されます。

2)協議会の内容の情報公開はというと、

傍聴者に対しては、

傍聴用資料は、3セット程度用意されているだけで、それ以上の傍聴者の場合は、一緒にご覧くださいとのことでした。閲覧した会議傍聴用書類(会議次第、資料1~10まで)は一切、持ち帰れませんでした。(市議は持ち帰っていたようです。この市議が一般質問でこの自立支援などの分野の質問を予定されています)

さらに、来場できない、Webなどで情報を得たいという市民に対しては、

公式サイトには会議録は公開(2月段階では、昨年の11月会議までの会議録が公開されていますが、事前の会議次第から、事後の資料などは一切、公開されていません)。同協議会の会議録は、こちらから、ご覧いただけます。

結論:情報公開は、さほど進んでいません。市民の同会議の参加者もそうしたことへの必要性を感じていないようです。「自分たちが資料を参考に活動、伝達すれば良い」、「会議で入手した資料はそいれぞれの委員が活用するのだから、それで十分」ということなのかもしれませんが、一般市民向け、傍聴者への資料提供などという点では、行政側への要請はしていません。会議録を公開しているからいいだろうという程度(どの審議会とも同様の最低限の公開度)です。

今後へ>この協議会への情報公開への要請、チャレンジをしてみます

その1:まず、「意見・提案シート」への情報公開提案をしてみます。

その2:知り合いの会議参加メンバー(委員)に協議会への情報公開推進への提案を話してみます。「会議で提案してもらう」などやそうしたことへの意見確認です。

その結果を第2弾として、後日ご紹介します!!