小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会の開催告知の現状把握 その3

11月後半(11月15日の市報掲載に合わせて)の状況報告

前回の11月初旬開催告知情報の続きです。11月15日の市報での開催予定掲載と公式サイトでの告知との比較です。

会議名称市報告示公式サイト告示
廃棄物減量等推進審議会〇⇒12月開催告知〇〇まだ、終了した11月開催情報のまま
公立保育園運営協議会*〇まだ、終了した9月開催情報のまま
社会教育委員の会議・公民館運営審議会・図書館協議会(三者合同会議)〇まだ、11月終了した開催情報のまま
地域自立支援協議会
公民館運営審議会
消費生活審議会✖⇒〇
まち・ひと・しごと創生総合戦略等推進会議✖⇒〇
地域公共交通会議
国民健康保険運営協議会〇12月4日の開催情報
青少年問題協議会専門委員化開〇10月開催情報のまま
空き家対策協議会
児童館運営審議会

まだまた、公式サイトの方は、開催終了後に削除できていなかったり、一部市報の開催情報は反映できていないのが残念です。

審議会傍聴報告:平成30年第3回小金井市文化財保護審議会

文化財関連の審議会では、「市史編さん委員会」に続いて2つ目の「文化財保護審議会」の傍聴報告です。

1)「意見・提案シート」の準備有無

この審議会も「市史編さん委員会」と同様に傍聴席には、「意見・提案シート」の用意はありませんでした。委員の先生方が文化財政策に意見を交わす場で、傍聴者に意見を聞く必要もあまり感じていないような雰囲気です。当日は、私を含め、2名の傍聴者でした。今後のシート採用を審議していただけるというような雰囲気でもなく、運営管理する文化財係の方々も特に傍聴者に関心をとめるようなこともなく、終わりました。

2)審議内容について

審議会の次第は、以下の通りです。

この審議会も資料は、市の公式サイトでは会議録のみで、資料公開はありません。当日の傍聴者には、上記の次第とともに一部の審議委員に配布されたものの一部は、資料として配られます。1)の市登録の文化財登録については、こちらの手元には資料はなく、2)の文化財シーク主催事業(3件①史跡めぐり「野川竜輝の遺跡を訪ねて」②文化財講演会「江戸遺跡と小金井(講師:東京大学埋蔵文化財調査室:追川教授)」③市制施行60周年記念展示「小金井の絵図」)については、簡単な資料のみが配られました。既に市史編さん委員会でも配られたものなので改めて、説明する必要はないかもしれません。ただ、この審議会は、この③の「小金井の絵図」展示や文化財の視察がメインのスケジュールだったようで、文化財センターでの討議の後に市内の文化財視察が予定されていました。

私のスケジュールでは、文化財センターでの「小金井の絵図」展示説明のみは参加できましたが、残念ながら、その後の視察には同行できませんでした。

その他、審議委員の方々からは、様々な提案(例:石造物の保存展示の今後、玉川上水の歴史変遷を読み込めるような写真の整理事業など)がありましたが、ここでは、詳しくお話はしません。あくまで、それぞれの委員の方がご自分の知見の範囲で私見を述べられ、その後文化財係がどのようにそれを検討するかが、本来の課題なのでここではご紹介はしません。その後、こうした意見がどうなるかは文化財係に問い合わせるしかありません。

残念だったのは、それぞれの委員が専門分野が異なるためか、ある委員が「**は、**なのかねえ」と疑問を提示された際に、文化財係からも他の委員からも正しい説明がなされず、そのまま、話が進んでしまうということが散見された点です。傍聴者でなければ、思わず手を上げて「それは**」と発言してしまいそうになることも多く、こうした発言への回答を文化財係は記録して、後日報告するのかが気になりました。(学芸員の多田さんが同席されたら、解説していただけたような内容もありましたが…)

2)「小金井の絵図」展示の学芸員による解説

審議の後は、文化財センター内の展示視察でした。この「小金井の絵図」展示の解説は、多田学芸員の説明で進められました。

非常に興味深いもので、是非、今回の「小金井の絵図」展示を見られることをお勧めします。詳しくは、市の公式サイトのこちらのページをご覧ください。地図に記載された判読の難しい字なども丁寧に解説したパネルや現状の地図での場所特定もできるように解説が工夫されており、さすが、多田さんの仕事と関心しました。もちろん、全ての文字が判読、解説されていたわけではないので、「ここの文字も…」とお願いしたい部分は多かったのですが、いたしかたありません。ただ、貴重な明治初期の史料であることには納得しました。

次回は、来年の2月です。年間数回の審議会でどのような効果、成果が望めるのか、また、次回も傍聴してみようと思います。当然、次回の審議会に向けて、「意見・提案シート」がないので、意見は出せませんでした。

<第3回審議会報告 了>

小金井市審議会傍聴環境づくり:市民参加の仕組み拡大

今回は、試験的に傍聴を進めてきた「廃棄物減量等推進審議会」での市民参加の仕組みが進んだことをご報告します。2回前の同審議会から、検討、審議が始まった「意見・提案シート」ですが、傍聴者向けの用意が前回の審議会で承認されました。環境関連で、また一つ審議会が「意見・提案シート」を採用していただきました。

らに、同時に小金井市の公式サイトにある同審議会の開催案内のページに同シートのPDFが用意され、Web上から、会議録を読んでの「意見・提案シート」提出が可能になりました!これは、市民参加推進関連の審議会を別にして、他の審議会と比較しても大きな進展です。同審議会は、いままでも会議録と同時に資料もWebから、ダウンロードできる優れた市民参加への試みを実践している審議会なので、うれしい限りです。

次回の開催内容と「意見・提案シート」は、こちらからどうぞ。

小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会開催告知の現状把握 その2

かなり開催告知が改善された公式サイトでの開催予定情報

今回は、2018年の11月開催予定の告知状況報告です。前回同様、市報とWeb告知の比較です。Web告知に関しては、前月の10月からはかなり改善されました。パーフェクトではありませんが、数件を残して、ほとんどWebには告知され、紙面限界がないという意味で、Webのみの告知がなされた審議会も4件ありました。詳細は、以下をご覧ください。

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審議会傍聴報告:2018年第2回環境審議会 第1弾

1)審議会の継承を考える

今回の審議会は、平成28年後半から、傍聴を続けている小金井市環境審議会です。実は、前回傍聴したのが、平成29年最後の第4回環境審議会でした。会長と副会長が変わると聞いて、これは傍聴しなくてはと思いながら、平成30年の5月に開催された第1回審議会は、所用で傍聴できませんでした。結果、ようやく今回の第2回の審議会で資料として提示された第1回お審議会会議録で内容を知ることができました。

以下が平成30年第1回の環境審議会の参加者と議事次第です。赤字でNEW!と書き足したのは、私です。10名の委員中、会長、副会長を含む6名(内訳は、学識経験者3名、事業者1名、公募市民2名です)が新たに選任されたのです。第一回に欠席されているのは、平成29年の会議の途中から着任された東京都環境事務所の宗野委員で、第一回に参加された委員は、9名(いままでで最高の出席率です。新任委員が多いためでそう。)です。環境審議会の参加状況としては、昨年度まで、傍聴してきて、大体、毎回欠席者が数名はおいでになり、通常は、5~6名程度での開催がほとんどでした。

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審議会傍聴報告:2018年第2回小金井市青少年問題協議会専門委員会

今回は、教育関連の協議会傍聴が続きました。多くの市議や学識経験者(小中学校教員や大学の教育専門分野の教授など)やk市職員、関連行政団体の職員、市長などで構成されるのが、「青少年問題協議会」のようです。

1)傍聴者の現状と「意見・提案シート」の設置

この協議会の公式サイトにある会議録を見ていて、やはり傍聴者が無いことがほとんどだということがわかりました。

そのためか、この審議会でも「意見・提案シート」は傍聴席に用意されていないということです。今回の専門委員会でも多分、本体の協議会が無ければ、無いだろうと思うのですが、一応、傍聴して、確認する予定でした。

結果、「意見・提案シート」は地準備されていませんでした。青少年課の職員も本体の協議会でないので、こちらでも用意していないとのことで、是非、設置、配布を検討して欲しい旨を係長にお願いしておきました。今後の結果を見たいとおもいます。

2)議事:小中学校へのアンケートについて

今回の専門委員会の議事次第は、以下の通りです。

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