市政点検ワーキンググループに新プロジェクト「市民参加は選挙からプロジェクト」を開始

第3次環境基本計画の横断項目を推進するために

第三次環境基本計画の素案・骨子案では、その大きな変更点として、「基本目標1:意識・情報・学習・行動のネットワークをつくる」は、環境施策全般に関わることから分野横断的な位置づけとする」ことが提示されました。その成果をより具体的なものとするための「意識化・情報配信」を目的としたプロジェクトでもあった本ワーキンググループの「市議会・審議会傍聴環境づくり」に加え、「市民参加は選挙からプロジェクト」を開始することにしました。

第一期は、来る市議会議員選挙に向けての市民意識の現状把握から、課題・問題点の提示、その解決への計画立案を本ワーキンググループで進めていきます。随時、こちらのワーキンググループガイドに内容を掲載するとともに活動内容を投稿していきますので、ご期待ください。

同時にワーキンググループ内での情報交換用にワーキンググループ会員専用フォーラムも設置の予定です。ワーキンググループ会員権限でログインいただくとフレーム内に自動表示されるようになります。ご活用ください。

「鳴き声ノート」が届く

日本野鳥の会に申し込んでいた「鳴き声ノート」

日本野鳥の会の公式サイトから、郵送を申し込んでいた「鳴き声ノート」が届きました。もちろん、Youtubeの鳴き声ノートからも、その鳴き声を聞くことはできるのですが、専用のタッチペンなどで同会の野鳥観察ハンドブックと同じように、外でその鳴き声を聞くことができる仕組みになっています。

ちょうど、このノートが届いたときに、外でシジュウカラがツピーツピーとさえずるのが聞こえて、不思議な気分になりました。

近隣の公園での鳴き声ヒアリング体験会前の準備学習会(保育士、保護者、先生用企画立案と本人野鳥学習のためのもの)用に、ヒアリング体験会で活用できる市内の図書館の資料として、野鳥図鑑や鳴き声のCD尽きバードウォッチングに関する本などの検索をしてみると以外に人気が高く、貸出中のことが多いことに気づきました。子ども用のものもあるのですが、大人の野鳥撮影やバードウォッチング用の本も数多く出版されています。単なるCD付きという図鑑や観察ハンドブックなどは、事前に収録して、スマホなどで聞けるようにしておく工夫が必要です。野鳥の会のタッチペンを利用できるものだけでなく、QRコードなどで野外で聞ける本もあるようですが、まちまちなので、しっかり、事前に予約して入手しておくだけでなく、現場での活用方法の確認と準備が必要です。各小中学校の図書館などにも所蔵されていると良いのですが、そこまではまだ未調査です。

市内の図書館で入手可能な資料例

法政大学山田研究室の湧水・井戸調査の継承のための調査活動:実測定調査活動に同行

4箇所の湧水と1箇所の井戸測定への調査同行

12月7日13:30より2時間の工程で法政大学の藍原さん他1名に同行して、4箇所の湧水(はけの森美術館・谷口邸・貫井神社・滄浪泉園)と1箇所の井戸(三楽の森)の測定作業に同行しました。

こちらで車を用意し、二人を法政大学正門前で拾い、今後の基本測定作業内容を知るために5箇所の測定作業内容を観察し、計測活動の継承に向けての実測定確認を行いました。

<基本測定作業>

1)ロガーによる現地に設置されている測定器に蓄積している測定データ(電導率計)の収集

2)その他のPHなどの水質計測(持参した測定器2種で測定)

3)大学で測定するための現地での水サンプル収集(各箇所2サンプル)

4)大学で設置した堰(三角堰など)の水位をメジャーで実測定し、ロガーで収集したデータの補正に利用する

5)測定器、堰の状態を目視で問題がないか確認し、問題があれば修正するなり、補修(後日、または当日)する

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多摩から江戸・東京をつなぐ水循環の保全再生第3回シンポジウム「玉川上水・分水網の関連遺構100選」の報告

今日は、法政大学の市ヶ谷キャンパスで開催された「多摩から江戸・東京をつなぐ水循環保全再生 第3回シンポジウム 市民が選ぶ玉川上水・分水網の関連遺構100選」に参加してきました。

主催は、玉川上水・分水網保全再生連絡会(代表:千葉大学名誉教授の田畑貞寿教授)という団体で、2016年からこのシンポジウムを開催してきたそうです。法政大学江戸東京研究センターの陣内教授のプロジェクトとして知ってはいたのですが、玉川上水ネットや小金井の玉川上水の自然を守る会なども参加連携していました。今年は、かなり以前から設立され活動されてきた都内の5大学(中央、法政、日大、東京理科大、東京大学)で推進されてきた「外濠再生懇談会」とも連携し、より広いネットワークを形成するに至ったと聞いて、一度は参加してみたいと思っていたシンポジウムでした。

このシンポジウムの実行委員会の委員長が中央大学の都市計画の山田正教授ということもあって、中央大学の理工学部の学生が駆り出され、会場運営を進めていたようです。

参加者は圧倒的に高齢者というシンポジウムだったことが印象的でした。もちろん、私もその一人には違いないのですが。中年層もちらほらと参加してはいるのですが、若年層は、運営側以外には全く見られなかったのが残念でした。時間があまりなく、前半の報告のみで、本体のパネルディスカッションは失礼してきたました。

今後のこうした団体の活動の展開は重要で、生活環境部会でも進めている「風土知研究」との関連で気になるところなので、その活動には小金井市環境市民会議・生活環境部会としても注目していきたいと思っています。

注:実際、今回発表された遺構100選についての情報は、別途ご案内する予定です。

〇玉川上水域研究会による遺構調査報告書は、こちらからダウンロードできます。

<報告以上>

栗山公園調査:植栽調査第13弾「萩、ハギ」

第13弾は、「萩、ハギ」です。既に10月上旬に調査したものです。

場所は、公園の東側の真ん中にあるトイレの東側にサクラなどの足ともに広がる低い萩(ハギ)群です。秋の代表的な花として、可憐な花を付けます。園芸種もありますが、ヤマハギという日本の品種が華麗です。万葉集にも秋の代表的な花として紹介されています。

場所のマップは以下の赤の楕円で囲んだエリアです。

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