小金井市公民館東分館・地域課題講座2020年「3Rでつなぐ環境バトン」全3回シリーズ講座>第1回第2弾>レジ袋に着目

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2021年1月15日:第2弾

最初には、簡単なクイズを設けられました。先ずはレジ袋を辞退した人の調査です。

2020年3月から11月に環境省調査のようです。レジ袋を辞退した人の拡大比率を表したものです。「レジ袋チャレンジ」と政府(環境省と通産省)が2020年を契機に表したものです。

<以下に転載します>

レジ袋チャレンジとは

レジ袋有料化をきっかけに、プラスチックごみ問題について考えて頂き、日々の買い物でマイバッグを持参して、“レジ袋はいりません”、“レジ袋は結構です”と辞退することが当たり前になる、そういった一人一人のライフスタイルの変革を目指す環境省のキャンペーンです。

令和2年11月レジ袋使用状況に関するWEB調査の結果
「1週間、レジ袋をつかわない人」は、3割から7割に増加!

令和2年3月環境省による全国7エリア
(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州)、
15~79歳男女を対象としたWeb調査結果では、直近1週間店頭でレジ袋をもらわなかった人は30.4%でした。
上記結果を踏まえ、本キャンペーンの目標は60%でした。

キャンペーン目標「1週間、レジ袋をつかわない人を6割にすること」
は、11月末時点で71.9%と目標を達成することができました

<転載、以上>

以上のWeb調査は、こちらから。

また、崎田さんが、国のレジ袋有料化検討ワーキンググループ及び中央環境審議会循環型社会部会レジ袋有料化検討小委員会の合同会議において、計4回にわたる審議が重ねられ、参加されました。その後、パブリックコメントを経て、容器包装リサイクル法の関係省令を2019年12月27日に改正するとともに、制度の円滑な実施に向けて「プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン」を公表しています。こちらからは、その小委員会の詳細が明らかです。そのガイドラインを推し進められていることが解かります。これらの仕事をされている点は優れているのでしょうが、小金井という地域での廃棄物などの実施ではなく、国のガイドラインを訴求されているだけなのです。この小金井の地域の皆様については、

「小金井の皆様は、しっかりリサイクルをされている優れた地域ですね。」

とおっしゃったのみでした。しかし、小金井の方々にジャーナリストとして、地域に目を向けたいのではないようです。より広範囲な世界に目を向けたいと読み解いていらしゃることは、ジャーナリストとしても重要だと確かに思われます。>小金井のレジ袋関連調査(平成28年)は、こちらから。

つまり今回は、レジ袋の削除、有料化によるレジ袋について、海に廃棄されているプ容器包装廃棄物としてのプラスチックを世界に目を向けられていることを強調されていたのです。

その次には、さらにクイズを用意されました。

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小金井市公民館東分館・地域課題講座2020年「3Rでつなぐ環境バトン」全3回シリーズ講座>第1回「レジ袋有料化から読み解く・日本のプラスチック最前線」開催報告

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2021年1月15日10:00~12:00 東分館集会室AB

参加者:10名申込中、9名参加(1名欠席)、講師:崎田裕子(ジャーナリスト・環境カウンセラー)

会場は、コロナ禍対策も万全に机1台に1名という参加人数制限下で手指の消毒はもちろん、連絡先登録から、当日検温まで徹底した参加者管理と講師席にも飛まつ防止シールドを設置した状況での開催となりました。

会場風景
崎田講師もマスク着用でシールド越しに講演を

崎田講師の略歴は、以下の通りです。

ジャーナリスト・環境省登録の環境カウンセラー。
1974年、立教大学社会部卒業。株式会社集英社で11年間雑誌編集を務めた後、フリージャーナリストに。
生活者の視点で社会を見つめ、近年は環境問題、特に「持続可能な社会・循環型社会づくり」を中心テーマに、
講演・執筆活動に取り組んでいる。環境省登録の環境カウンセラーとして環境学習推進に広く関わっている。2001年度、首相の私的懇談会「21世紀『環の国』づくり会議」メンバー2003年度、環境大臣の懇談会「環境と経済活動に関する懇談会」メンバー2004年度、環境大臣の懇談会「環境ビジネスウィメン」メンバー

〇現在の主な公職

*環境省>「中央環境審議会」委員、「政策評価委員会」委員

*経済産業省(資源エネルギー庁)>「総合資源エネルギー調査会」委員

*経済産業省>「産業構造審議会」>臨時委員

*国土交通省>「国土審議会」委員、「社会資本整備審議会」臨時委員

他、環境分野の委員を多数務める。

講演レジメは、以下の通りです。

休憩をはさんで、2時間に及ぶ講義>詳細報告は、別途予定しています。

積極的に意見を紙で提示して、交流する参加者

コロナ禍での会話は避けながらも参加者の参加(記載した紙を提示しての意見参加)を促すなど工夫された講演で、参加者の意識と寄り添いながらの講義は、その経験値の高さを感じさせる講義でした。

世界的な視野でのプラスチックによる海洋汚染の現状から、私たちの身の回りのレジ袋につなぐ話題から、東京オリンピック2020大会でのエコ対策まで幅広い知識を提供いただきました。

第2弾の報告へ


生活環境部会内でのよりよい小金井地域独自の環境講座設計のための「討議と計画立案」へ

,さらに生活環境部会・ごみ部会では、こうした外部講師による環境講座を小金井独自の形で展開するための検討会を実施していく予定です。その過程で地域での環境講座講師育成を進めていきます。

詳細は、ごみ対策ワーキンググループの方は、当該フォーラムをログインしてご覧ください。

<この項 了>