栗山公園の植栽調査の第10弾は、運動場の周囲に配置され、この公園の最も特徴的な植栽である「センダン」です。かなりの高木が多く、全体像は眺められるものの、開花などを双眼鏡でもないと見れない人のためには、センダンが植えられた反対側の運動場東側の入り口に実生から、自然に生えたセンダンがあります。この幼木を見ると、まだ、それほど丈も高くなく、開花状況を樹下から見れるようです。以下にご紹介します。5月には開花しています。
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栗山公園調査:植栽調査09 蔓植物編:その2「テイカカズラ」
健康運動センター北側通路のツタ植物の第二弾は、「定家葛、テイカカズラ」です。
本来は、西と東の端の2本のコンクリート柱に植栽されていたようですが、現在は、1本が枯れて、3本のみのようです。白い花弁の可憐な花はやはり、芳香があたりに漂うようです。
この向いの柱には、何もなく、多分枯れてそのままになっているようです。東側の端の2本は見事に咲き誇っています。
小金井の食育の新たな試み「きょう食」
小金井市食育HP編集委員会で運営、推進する食育HPで、新たに6つの「きょうう食」を推進するための情報配信活動がこの春より開始されました。兎角、問題のある食習慣として「こ食(弧食・古食・粉食など)」が取り上げられる反面、良い食習慣としての「共食」は、単にみんなで一緒に食事するという側面だけで理解されてきたように思えます。
小金井市の食育HP編集委員会では、この「きょう食」を幅広い側面で捉え、編集委員で討議を重ね、6つの「きょう食」としてまとめる活動を昨年からスタートし、ようやくその成果を配信開始することになりました。
「きょう食」という優れた食習慣を提案するためのコーナーを同ホームページ内のこちらに開設されました。(トップページからは、「団らん」というカテゴリーから入ってください)
実際の小金井市内での様々な食事例や提案を核に情報配信を進めていく予定とのことです。是非、生活環境部会でも食環境づくりワーキンググループの活動もこうした活動と連携すると同時に支援し、見守っていきたいと思います。
栗山公園調査:植栽調査08 蔓植物編:その1「カロライナジャスミン」
健康運動センター北側通路の蔦植物編の第一弾は、「カロライナ・ジャスミン」です。
ジャスミンというと「花と香りのジャスミン」という香水やジャスミン茶として知られるモクセイ科ソケイ属のジャスミンと勘違いされることが多いのですが、このカロライナジャスミンは、ゲルセミウム科またはマチン科の植物で全く違う品種です。北米南部からグアテマラ原産でアメリカのサウスカロライナ州の州花となっていることもあって、カロライナと名付けられています。ジャスミンのように芳香があり、花がきれいであるためにジャスミンと付けられましたが、特徴として、花、葉、茎、根全てに毒性がある品種であり、気をつけないといけない品種でもあります。園芸品種として、その繁殖力とあまり手入れがいらない特徴から、多くの場所で植栽されているのですが、まちがってもジャスミンと勘違いして、花や葉を使ってお茶などをいれたら大変なことになります。
栗山公園調査:植栽調査07「健康運動センター北側の蔓植物について」
今回は、健康運動センターの北側のスペースにコンクリートの柱を利用して、通路となっている場所に植栽されている蔓植物についての調査です。嘗ての公園の緑調査では、以下のように表示されているのですが、実際には、柱の数は、8本2列で16本のようです。
植物としては、「テイカカズラ」「ビナンカズラ」「メギ」「ジャスミン」「ツルウメモドキ」となっています。品種から見ると蔓性の植物というだけでなく、香りのする品種を選んで、植栽しているようでもあります。詳細は、通年の観察調査で順次ご紹介していきたいと考えています。