防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス対策の情報収集 緊急特集・地域ガイドラインづくり要望編>第9段階へ

新たな「新型コロナ・ウィルス感染に関する研究」を知り、現状のガイドラインを考える

続報です。本サイトで5月の第8段階でのG2P-Japanよりの発表について、詳細論文が6月に発表されました。以下をご覧ください。

東京大学医科学研究所のサイトより
「ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れる SARS-CoV-2変異の発見」こちらから PDF資料はこちらから、ご覧ください。

上記サイトからの発表概要は、以下に転載します。

<転載部分>

東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野の佐藤准教授が主宰する研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan)」は、新型コロナウイルスの「懸念すべき変異株」である「カリフォルニア株(B.1.427/429系統)」と「インド株(B.1.617系統;デルタ型)」に共通するスパイクタンパク質の「L452R変異」が、HLA-A24を介した細胞性免疫からの逃避に関わることを明らかにしました。また、「L452R変異」は、ウイルスの感染力を増強する効果もあることを明らかにしました。
本研究成果は2021年6月14日、米国科学雑誌Cell Host & Microbeオンライン版で公開されました。

<転載、以上>