市政点検ワーキンググループ:提言達成推進プロジェクト>新企画第1弾

今後のプロジェクト推進の方向性を設計する

本ワーキンググループの第5期計画の審議会傍聴環境づくりの開催情報の告知調査に続く企画として予定していた「提言達成推進プロジェクト」の方向性が決まりました。主な目標は、提言達成の市民による現状把握ですが、その都度の審議会傍聴では、過去の「提言内容」を理解するのは難しいことがわかりました。原因は、その構成員が変わった後に、その達成に向けての「審議会討議の継承」がなされていないことにあります。主催者側の市がそうした機能を求めておらず、前会議からの申し送りも形式的なものに終始し、その努力が継続されないというのが実態のようです。

本ワーキンググループでは、こうした課題の解消に向けて、まず、その1として、どんな提言がなされているのかを審議会単位で継続的に検索でき、その達成に向けた活動の現状を報告できるようなコーナーづくりを行うことにしました。第一期(2021年度)は、提言の全体像を把握する作業:提言データベースづくりとなります。その上で、試験的にいくつかの「審議会での提言達成の現状調査」と「達成率の告知」を推進していきます。

ただ、現状メンバーの高齢化もあり、実際の審議会のリアルな傍聴が困難でもあり、他団体などのと協力により、調査実施を「情報公開度調査」と並行して、有償化して、継続できないかを検討することにしました。2月より、本プロジェクトも審議会開催情報の告知調査と連携して、定期レポートを掲載していく予定です。