「鳴き声ノート」が届く

日本野鳥の会に申し込んでいた「鳴き声ノート」

日本野鳥の会の公式サイトから、郵送を申し込んでいた「鳴き声ノート」が届きました。もちろん、Youtubeの鳴き声ノートからも、その鳴き声を聞くことはできるのですが、専用のタッチペンなどで同会の野鳥観察ハンドブックと同じように、外でその鳴き声を聞くことができる仕組みになっています。

ちょうど、このノートが届いたときに、外でシジュウカラがツピーツピーとさえずるのが聞こえて、不思議な気分になりました。

近隣の公園での鳴き声ヒアリング体験会前の準備学習会(保育士、保護者、先生用企画立案と本人野鳥学習のためのもの)用に、ヒアリング体験会で活用できる市内の図書館の資料として、野鳥図鑑や鳴き声のCD尽きバードウォッチングに関する本などの検索をしてみると以外に人気が高く、貸出中のことが多いことに気づきました。子ども用のものもあるのですが、大人の野鳥撮影やバードウォッチング用の本も数多く出版されています。単なるCD付きという図鑑や観察ハンドブックなどは、事前に収録して、スマホなどで聞けるようにしておく工夫が必要です。野鳥の会のタッチペンを利用できるものだけでなく、QRコードなどで野外で聞ける本もあるようですが、まちまちなので、しっかり、事前に予約して入手しておくだけでなく、現場での活用方法の確認と準備が必要です。各小中学校の図書館などにも所蔵されていると良いのですが、そこまではまだ未調査です。

市内の図書館で入手可能な資料例

野川公園野鳥観察会報告:2019年1月12日 その2

野川公園の野鳥観察会の報告第2弾

第2弾は、実際の観察会の様子と観察できた野鳥の紹介です。自然観察園に入り、左回りにフェンスに沿って進み、主にフェンスの外側の大木の梢の野鳥を観察していきます。

自然観察園の中にも昨年11月の台風被害で伐採を余儀なくされた樹木の跡が散見されましたが、既に片付けられて、遊歩道はきれいに歩きやすく整備されていました。

“野川公園野鳥観察会報告:2019年1月12日 その2” の続きを読む

野川公園野鳥観察会報告:2019年1月12日 その1

動物との共生ワーキンググループの「野鳥との共生」の現状調査第1弾となる野川公園の野鳥観察会参加報告です。その1は、出発するまでと通常の観察コースのご紹介です。

毎月第2土曜に開催されている「野川公園野鳥観察会」に今年は、1月12日土曜に参加することができました。今回から、数回に分けて、その体験記をご報告します。

動物との共生ワーキンググループでは、小金井全域での野鳥生態を知る「現状把握」の一環でエリア内で多くの野鳥を観ることのできる主要なエリアの一つである「野川公園」での観察会がどのように実施され、実際にどのような野鳥が生息しているのかを知ることが重要だと考えていました。

1月12日、土曜、冬の野鳥観察は、朝10時に野川公園自然観察センターに集合して、総勢20名を越える一団で観察会が開始されました。このセンターには野川公園の野鳥などに関するガイド(この公園の指定管理団体である武蔵野パートナーズの公園レンジャーが作成したミニ図鑑)なども用意されており、野鳥観察をする方々にも非常に参考になるものです。

野鳥観察会の出発点でもあり、以下にご紹介する公園の野鳥パンフレットなども用意されている野川公園自然観察センター
“野川公園野鳥観察会報告:2019年1月12日 その1” の続きを読む