小金井市審議会傍聴環境づくり:開催情報の告知状況調査>第42弾

2020年6月第2弾:6月15日の市報発行時点

6月後半になり、ようやく、各審議会の開催が開始されました。ただ、感染予防の観点から、審議会によっては、傍聴できないものや傍聴人数を制限する処置がなされるようになりました。以下の開催一覧をご覧ください。

大きな課題に直面する「審議会での市民参加としての傍聴

或る意味、「市民参加」「市民の知る権利」の縮小が確実に進んでいます。コロナウィルス感染対策としての傍聴制限がその一つです。ただ、それも一部なのです。傍聴可能時もコロナウィルス感染騒動の以前から、このサイトで指摘してきたように「意見・提案シート」が用意されていない審議会が大多数であり、審議会の資料は、閲覧のみで、その場でまたは、ネット上(市の公式サイト内)で入手もできず、結果情報公開センターにその次の審議会で承認される会議録と一緒に半年以上待ってから入手が原則というのが実態です。もちろん、その段階でも資料が公開されなかったり、会議録すら、1年以上も経過しても公開されないなどということも多々あります。

傍聴による市民参加を提言した「市民参加推進会議」でのテーマは、こうした傍聴者への対応などについては、解決済み(提言済み)のものとして、その後の改善状況はチェックされないまま、現在は、若者の参加などを討議している状況です。提言の確実な履行のチェックや審査などは、こうした会議では取り上げられてはいません。嘗て、市議会で一部市議によるこうした提言の履行の現状確認がされたこともあります。ただ、それも一時的なもので、市側の報告も各部局からの報告内容の羅列のみで、その後の確実な履行など、事務改善をチェックする機能づくり提案がなされたわけではないので、行政側が積極的に実施しないまま、逆に後退する(以前、用意されていた「意見・提案シート」を用意しなくなる審議会まで出てくる)現象すら見られます。コロナ後の課題は、ここにも存在します。

市議会のように「Web傍聴」を審議会や協議会などでも実現しないと市民参加は、さらなる後退の局面を迎えるのは確実です。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報:イベントカレンダー:審議会開催予定
公民館運営審議会●4月開催>4/1掲載(4/16開催)>中止は、4/15市報未掲載
●5/1掲載(5/21開催)>公式サイトに中止告知掲載
〇6/1掲載(6/18開催)
4月開催中止(4/1掲載)
●5/1掲載:中止告知
〇5/28掲載(6/18開催)
地域自立支援協議会●5/1掲載(5/27開催)>中止
〇6/1掲載(6/24開催)
●4/22掲載>中止
〇5/28掲載(6/24開催)
都市計画マスタープラン策定委員会〇5/1掲載(5/29開催)>延期、7月頃開催計画(未定)●4/27掲載>5/15延期を掲載
子ども・子育て会議〇6/15掲載(6/22開催)
*傍聴無し
〇6/10掲載
保育計画策定委員会〇6/15掲載(6/25開催)
*傍聴8名以内(申込順)
〇6/11掲載(感染予防のための事前申し込みと参加注意事項掲載)
社会教育委員の会議〇6/15掲載(6/29開催)
地域公共交通会議〇6/15掲載(7/3開催)〇6/10掲載

小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会開催情報の告知状況調査 第41弾

2020年6月1日号市報発行時点

ようやく、新型コロナウィルス感染対策での外出自粛が徐々に解除される中での6月開催予定が、ぽつりぽつりと掲載される状況となりました。もちろん、第二次感染なども市内で新たなクラスター発生に伴い、全く読めない状況ですが、市からの情報を掲載します。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報:イベントカレンダー:審議会開催予定
公民館運営審議会●4月開催>4/1掲載(4/16開催)>中止は、4/15市報未掲載
●5/1掲載(5/21開催)>公式サイトに中止告知掲載
〇6/1掲載(6/18開催)
4月開催中止(4/1掲載)
●5/1掲載:中止告知
〇5/28掲載(6/18開催)
地域自立支援協議会●5/1掲載(5/27開催)>中止
〇6/1掲載(6/24開催)
●4/22掲載>中止
〇5/28掲載(6/24開催)
都市計画マスタープラン策定委員会〇5/1掲載(5/29開催)>延期、7月頃開催計画(未定)●4/27掲載>5/15延期を掲載

小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会開催情報の告知調査:第40弾

2020年5月第2弾:5月11日の公式サイト告知調査から

前回の5月1日発行の市報告知では、かなりの数の審議会開催が予定されていましたが、多分、中止告知に変わるだろうと予測して、最も近い11日開催の市史編さん委員会直前に確認してみました。

案の定、公式サイト内での告知で以下のように4つの審議会は中止告知が確認できました。それ例外の開催も多分、中止となるのでしょう。また、チェックしてみます。

NEW!

5月15日号の市報で再確認をしました。15日号には審議会開催関連情報は一切掲載されていません。その意味では、公式サイトにアクセスできないと現状での審議会開催予定は確認できないということになります。もちろん、5月は中止と延期告知で、都市計画マスタープラン策定委員会のみの5月開催告知というのが現実ですが。(5/13)
公式サイトにて、「社会教育委員の会議:5/25開催予定」も開催中止が掲載されました。(5/14)

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小金井市審議会傍聴環境づくり:開催情報の告知調査:第39弾

2020年5月第1弾:5月1日市報発行時点

5月10日以降の開催が市報には、一斉に告知されました。今回は、4月開催予定で延期されたものもわかるように4月開催中止情報も併記しました。ただ、残念ながら、小金井市公式サイトでの情報掲載は、「開催予定情報コーナー(2件のみ、別コーナーに1件)」「新着情報(2件のみ)」「イベントカレンダー(1件のみ)」とその情報発信状況は、悲しい限りです。

もちろん、都や国の自粛宣言の延長で、開催中止も視野にしているのかもしれません。その意味では、これからの連休後など数日の情報発信を気にしていないと開催未定と考えた方が良いのかもしれません。通常の15日の市報発行をまたず、公式サイトでの情報告知は、継続して、調査、報告していこうと思います。以下、現状をご覧ください。

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小金井市審議会傍聴環境づくり:開催情報の告知調査:第38弾

2020年4月15日市報の発行時点

なんとも、4月中は、全ての審議会は新型コロナウィルス対策のために中止もしくは、延期のようです。ただ、市報の原稿入稿タイミングなのか、中止告知をしない怠慢なのか不明ですが、市報には開催情報はあるものの、中止、延期情報はなく、小金井市の公式サイト中に掲載されるのみです。もちろん、掲載されない「土地開発公社評議員会」などものもあります。ただ、この評議員会は、市議のみで構成されるので、5月上旬まで市議会の閉会中の委員会開催も中止、延期なので、当然、開催はされないでしょう。告知を各市議にすれば良いだけで、ほとんど傍聴などもないだろうから、市民に知らせる必要無しという判断でしょう。

以下の4月の審議会開催一覧をご覧ください。(もちろん、これからの新型コロナウィルスの感染状況を予測したり、判断できないために5月は未定で、一切開催情報の掲載はありません。)

悲しいかな、恐らく開催の重要性はさほどない審議会ということなのでしょう。リモートワークが推奨されるなか、Web会議の準備や実施なども視野にないITに遅れた自治体では、Web会議などの開催は、「情報セキュリティ」、「参加者のIT環境」など様々な理由で実施は不可能なのでしょう。新庁舎での市議会でのタブレット化なども先の話でしょうから、市議会でできないものは、審議会など到底無理ということでしょう。せめて、中止延期の情報を市報に掲載する努力や市報以外の情報元(Webなど)を閲覧できない層への対策など、してほしいものですが…。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報:イベントカレンダー:審議会開催予定
公民館運営審議会〇4/1掲載(4/16開催)>中止は、4/15市報未掲載開催中止(4/1掲載)
社会教育委員の会議〇4/1掲載(4/20開催)>中止は、4/15市報未掲載開催中止(4/6掲載)
地域公共交通会議〇4/15掲載(4/28開催)>延期は、4/15市報未掲載開催延期(4/11掲載)
土地開発公社評議員会〇4/15掲載(4/28開催)>4/15市報では不明

小金井市審議会傍聴環境づくり:開催情報の告知調査:第37弾

2020年4月1日号市報発行時点

なんとも、新型コロナウィルス対策としてのイベント、会議などの自粛の余波で4月は後半に開催される会議が2つだけ、以下の一覧のように告知されていますが、市報のみでの告知です。小金井市公式サイトでは、どこにも一切この告知はされていません。恐らく、中止もありうるとしての処置でしょうか。それとも本当にそれ以外を開催するつもりがないのか、よくわかりません。

会議名称市報告示公式サイト:新着情報:イベントカレンダー:審議会開催予定
公民館運営審議会〇4/1掲載(4/16開催)
社会教育委員の会議〇4/1掲載(4/20開催)