小金井市審議会傍聴環境づくり:他市情報編

武蔵野市の図書館運営委員会の傍聴を知る

今回は、武蔵野市立図書館を利用していて知った、武蔵野市の「図書館運営委員会」の傍聴に関する情報です。まず、以下の図書館の公式サイトで見つけた傍聴に関する情報をご覧ください。今週の月曜の図書館運営委員会の傍聴についてのご案内です。

まず、図書館運営委員会(本会議)の開催が「オンライン会議」である点とさらに傍聴は、リアルな視聴覚ホールに傍聴希望者を集めて開催するという仕組みです。本会議のコロナ対策とオンラインで見られない市民の傍聴を広い会場に集めて実現するというわけです。どうせ、傍聴者の意見は述べられないのなら、こうした傍聴もということでしょう。

これにさらにこの映像をオンラインで配信していただければいうことはありません。隣の市ながら、感心します。市民の知る権利を考える行政の態度を実感します。是非、小金井市でも参考にしてほしいものです。

防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス対策の情報収集:小金井市編

国の厚生労働省や東京都の新型コロナウィルス対策も情報配信が進んでいるなか、小金井市も4月24日に緊急対策方針を公開しています。現状、それから、2週間という現時点での対策の具体的な情報を「対策本部会議録」などでかろうじて、把握できる程度ですが、毎日ワーキンググループでもチェックを継続しています。

小金井市への確認メール配信:

小金井市にこの緊急対策方針で見えてきていない以下に転載した方針の第1項目「いのちを守る」に項目の内、「発熱外来・PDR検査センターの整備」について、方針表明から、2週間後という時点でその現状の計画と進捗をメールにて問い合わせました。

一応、今回は。即時、返答対応しているという市長の部屋の問い合わせメールを利用してみました。

  1. 発熱外来・PCR検査センターの整備
  2. 医療機関や福祉施設におけるマスク等の調達支援
  3. 集団健診の個別健診化
  4. 施設の休館継続とイベントの延期・中止
  5. 市内公園における感染防止
  6. 各種手続きの郵送対応、各種相談の電話対応の推進
  7. 東京都知事選挙における感染症予防対策
  8. わかりやすくスピーディな情報提供

どんな返事がいつ来るのか?結果は、ご報告いたします。ちなみにPCR検査センターの設置を発表した東京都医師会の4月22日時点での報告をご紹介しておきます。こちらの発表時の資料をご覧ください。

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防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス対策の現状調査の雑感

2020年2月23日からの本ワークグループ情報発信をしてきての雑感

そろそろ、2か月になるので、一度、いままでの情報調査活動の雑感をまとめようと相談したのですが、正直、まだまだこれからというのがグループの結論でした。

ただ、「PCR検査が一向に進まない」、「事前の医療設備確保(病床、防護具、人工呼吸器など全て)の現状」や、「3月6日に保険適用になった時点での調査で急がないと大変だという意識が現実には、行政で一向に対策が進まず、東京オリンピックが延期となってから、急に事態が変わってきた」ということをメンバーだれもが実感していることがわかりました。

こちらに3月6日の投稿があります。この一か月半も前の時点での危機感がどこまで現在に反映されてきたのかを是非、知ってほしいと思います。東京都が今回の補正予算で医療設備などの補助・支援を提示するまで何も進まなかったというのが実感です。何年も前に世界的に脅威となったSARSやMARSをその時点で実感できなかった日本という現実を理解するのは悲しいのですが、実際、韓国や台湾の対策を見ていれば容易にその対策の遅れは感じられます。これから、政府と自治体は何をするのか、何をしていくのか、そして、何を変えるのかを注視して、監視して意見していく必要があります。たった2か月の情報調査でもそれを痛切に感じています。

<報告の詳細を知りたい方へ>
この新型コロナウィルス対策の調査については、右フレームのカテゴリー検索から、「新型コロナウィルス対策」を選んでもらえば、全投稿を閲覧することができます。

防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス:現状調査と情報学習>東京都、多摩編

東京都の新型コロナウィルス対策サイトや地域情報から、現状を読み取る

今回は、現状の様々な情報サイトやメディアからの情報を読み解く訓練とでもいえる方法をご紹介します。情報に接して、理解いるようで、その実態を把握するのは案外難しいものです。ちょうど、この新型コロナウィルスという機会にそうした情報の読み解き方を確認していけたらと考えています。

その1:報道、ニュースからの入口

昨日、NHKニュースでも流れたので多くの方がご存じの以下の「武蔵野警察署での感染者確認」というNHKのニュースを先ず、ご紹介します。

<NHKニュースより、転載>

武蔵野署の警察官 感染確認 70人余を自宅待機 本部から派遣も

2020年4月6日 1時07分

警視庁の武蔵野警察署の警察官が、5日、新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。警視庁は一緒に勤務していた署員ら70人余りを自宅待機とする一方、警察署の機能を維持するため本部からおよそ30人を派遣し、パトロールなどにあたることにしています。
警視庁によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、武蔵野警察署の刑事組織犯罪対策課の33歳の男性警察官です。

先月26日に署での勤務中に体のだるさを感じ、自宅待機を続けていましたが、4日にPCR検査を受け、5日夜、陽性と確認されたということです。
また、この警察官は、先月9日から当番勤務の日以外は千代田区にある警察施設で捜査講習を受けていたということです。警視庁は一緒に勤務していた署員や、講習の参加者など、合わせて70人余りを自宅待機にする措置をとりました。
その一方で、警察署の機能を維持するため本部の警備部や地域部からおよそ30人を武蔵野警察署に派遣し、パトロールなどにあたることにしています。
警視庁では、ほかにも鮫洲運転免許試験場に勤務する警察官ら2人が感染したほか、4日に赤坂警察署の警察官の感染が確認され、本部から100人余りを増援する対応を取っています。

<転載、以上>

いかがでしょう?武蔵野署は、三鷹市北口駅前の警察署です。5日に感染者として、確認されているわけですが、同署の職員や講習(千代田区での開催)参加者は、自宅待機です。つまり、症状が出ない限り、検査はされず、不明のまま、家族と一緒に自宅で暮らすということになります。東京都の感染者情報では、東京都内&市町村エリア(どこの市町村になるのでしょう?三鷹市?武蔵野市?)の感染者が1名記録されるわけです。この職員は、症状がでたので当然、相談センターなどに確認し、近隣の指定医療機関(どこでしょう?)で検査し、確認されたことになります。

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防災・減災ワーキンググループ:新型コロナウィルス感染症対策>情報提供

首相官邸での専門家会議(3月2日第5回開催)を受けて

ここ1~2週間の対策実施が今後の感染症対策への重要な分かれ目になるとして、そのタイミングがやってきたので、政府の対策と地域での新型コロナウィルス対策と現状の情報収集をしましたので、報告します。内閣官房他からの専門家会議に関する情報詳細は、以下のリンクから、ご覧ください。内閣の対策本部情報などは常時更新されていますので、今回は、主に専門家会議での発表をご覧に入れます。

内閣官房の新たに立ち上がった情報サイト新型コロナウィルス感染症対策HP

厚生労働省の専門家会議の3月2日の見解こちら

なぜか、北海道での感染状況への判断が中心です。全体像というよりは、北海道事例をもとに検討しているというのが実際のようです。不思議です。

議事録ではありませんので、あくまで厚生労働省でまとめたものです。専門家会議は、内閣府、首相官邸主導で実施されているので、首相官邸の関連情報を見ると、第5回の専門家会議関連資料は、同日資料のみ公開されているだけで、専門家会議の議事概要は、2月中旬までの会議のものまでしか公開されていません。第5回の会議資料は、こちら。この資料をもとに討議して至った見解が上記のもののようです。

東京都の関連情報:東京都福祉保健局 新型コロナウィルス感染症対策サイトは、こちら。各保健所からの感染症週報には、新型コロナウィルスの情報は公開基準(なぜ、こうなっているのか知りません)から、保健所単位の報告はされていません。東京都全域という単位でのみで公開されているために東京都福祉保健局から、情報公開されます。概要は、以下の通りです。やっと、検査数が日単位で100件程度になりましたが、相談窓口の1500件/日を考えるといかにも少ないという気がします。

3月7日現在:検査実施人数:1,068人。陽性58人(5.4%)
チャーター機帰国者、クルーズ船乗客を含まず

●受信相談窓口件数累計:約20,000件、毎日1500件程度。
●毎日の検査数:約100~130件程度
>最大150件程度、100件を超えた日、今まででは、5日(5回)程度。

以上です。

小金井市審議会傍聴環境づくり:審議会開催情報の告知調査:2020年2月>特別編

新型コロナウィルスの影響によるイベント中止などに合わせての調査

数多くの人が集まるイベントが新型コロナウィルス対策として、告知されているようです。小金井市の公式サイトでもトップページに新型コロナウィルスに関する告知が表示され、以下の中止イベントのページに案内されます。

審議会や協議会についての中止告知はなく、審議会再開予定のページでも一切、中止の案内はありません。大人数でないかた、中止はないのと考えられますが、心配です。来週、休み明けの火曜からの審議会を確認しつつ、傍聴してみようと思います。当然のイベントカレンダーなどをチェックしても中止は表示されません。その時、気づいたことがあります。

その1は、実際の中止イベントがカレンダーでも(中止)と表示がかわっているものとそうでない、以前のままものがある点です。

その2は、ほとんどイベントカレンダーには掲載されないイベント(公民館、図書館など)が数多くあるという事実です。

基本、市側では、「中止ページに掲載すれば、それでOK」という判断なのでしょう。実際中止とされていない、東京都の22日、23日と開催される都道の「オープンハウス」説明会や日曜議会(市議会のページには開催しますと告知されています)などの情報は触れられていません。中止が決まった3月の市民活動まつりの情報などなども未掲載です。

一応、告知の一番下にリンクがある「公民館と図書館の中止イベント内容について」以下に貼り付けておきます。できれば、同じ中止告知のページに一緒に掲載してもらえたら、良くわかるのです。その内容を見て、どんな情報公開が見やすいかなどを考えてみてください。

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