皆様より、多くの雨水桝に掃除の仕方を聞きます。取り急ぎ、以下の半年に1度程度のお手入れを行なってみてください。
1.雨水マスとは?
白い小さなマンホールのような蓋をお庭で見たことはありませんか?これが、雨水マスです。
形は丸のものが多いですが、四角い雨水マスもあります。また、今は白いプラスチック製がほとんどですが、古いお家だとコンクリートで作られている雨水マスもあります。
地面に埋められている排水管を分岐したり角度を変えたりする部分に設置されることが多いです。
2.雨水マスの役割や構造を知ろう!
雨水マスとは、敷地内の雨水を集めて排水するための設備です。
蓋が開けられるようになっていて、点検・清掃などの管理をしやすくするという大切な役割も持っています。
蓋をあけると上の写真のようになっています。ちなみに、蓋を開ける時はマイナスドライバーを使うと開けやすいですよ。
バケツのような形の溜めマスに、排水管が接続されていて、その排水管は溜めマスの底から10~20cmほど高い場所に接続されていることが多いです。
お庭に降った雨は地面を流れて、お庭の土や砂や小さなゴミと一緒に雨水マスの中に流れ込みます。この時に土やゴミが排水管に一緒に流れ込んでしまうと、排水管の詰まりの原因となってしまいますよね…
そこで活躍するのがマスの底から排水管までの10~20cmの深さの空間です!
雨水と一緒に流れ込んだ土やゴミをこの空間に溜めて、排水管にはキレイな雨水だけが流れていくという作りになっているんです。
では、その土やゴミが溜まりすぎていたら…?
もう、おわかりですよね?
溜めマスに土やゴミが大量に蓄積してしまうと、結局それらが排水管に流れ込むことになり、排水管を詰まらせてしまうことになってしまいます。
だから、雨水マスもきちんとお手入れが必要なんです!
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