ごみ対策ワーキンググループ:現状調査>小金井市の廃棄物処理計画の進捗調査>パブリックコメントを読む

2020年2月新たな一般廃棄物処理計画立案の進捗

こちらの新たに策定される一般廃棄物処理計画(案)に対するパブリックコメント(5名、計40件)が2月28日に小金井市公式サイト内に公開されましたので、ご覧ください。現状、本ワーキンググループで検討、研究している「廃油回収の実施」についてもNo.24に質問と市からの回答があるので、以下にご紹介します。

パブリック・コメントは、こちらからご覧ください

同パブリックコメントにおける廃油回収の進捗への要望から

No.24のコメントと回答から
廃棄物減量等推進審議会の小委員会での「未活用資源の有効活用」で唯一実現可能として、提案されている「廃油回収」に関して、
平成30年度の計画で「廃油回収」は、検討、適時実施とした後進んでいないという現状の指摘がありました。

それに対しての市側の回答は、
「導入に当たっては様々な課題があることから、引き続き研究を進めていきます。」
とまだ、研究中という回答でした。実施への展望では、委員会の提案から、2年を経ても「計画設計、検討段階」との回答です。情報公開していないために何をどのように研究し、実施へのスケジュールをどのように考えているのか、全く見えてきません。残念です。

上記のパブリックコメントは削除されました。計画のみです。そのために令和元年度第6回小金井市廃棄物減量等推進審議会の会議録では、廃油回収については、林委員からの発言の一部より、討議されていますが、ほとんどごみ対策課では、進んでいません。

<この項 了>

ごみ対策ワーキンググループ:市内のごみ現状調査:2020年上期

WG第一期目標:その1>市内のごみの現状調査の徹底

行政や市民活動などで推進されているごみ対策も現状把握が第一とのWGの目標が設定されました。当初は、行政との連携を目標に、一作年以来、ごみの資源化検討で小委員会などからの提案があり、実際にはほとんど市のごみ対策課では、継続検討中とされながら、一向に進んでいない「廃油回収」を課題に取り上げることにしました。HDMを進める会などからの情報を元に現状調査を開始します。

第1弾:ボランティアで実施されている市立小学校での「土曜生ごみ投入」場所での「廃油回収」を知る

本日、第一小学校で実施されている土曜生ごみ回収(毎土曜日、9:00~10:00に実施。堆肥化のための処理機への投入と同じ場所)で一緒に実施されているという「廃油回収」に実際に廃油をもって伺ってみました。

<回収は、専用容器への廃油投入>:廃油回収は、廃油保存の簡易容器ごとに回収するのではなく、専用タンクが用意されていて(ジョウゴも準備)、その中に貯めるようでした。回収は、この地域の町内会が独自に業者と契約して、集団回収したものと一緒に実施しているようで、担当されている方の家(業者回収場所)にそのタンクを運ぶという方式でした。以下の写真がその貯める容器です。

全ての土曜生ごみ投入をしている小中学校で廃油回収が実施されていないのは、本来実施している学校に回収に業者が来るのではなく、近隣の町内会で集団回収を実施している場合にその協力によって成り立っているだけということが分かりました。学校給食での廃油回収などとは全く別に実施されているというのが実態です。次いでに土曜生ごみ投入も拝見してきました。実際に当番制で担当者がおられるなかで、投入に伺った方がその持ち込んだ生ごみ量を測って、記入した上で処理機に投入されていました。以下の写真をご覧ください。

持ち込んだ生ごみを測って、自分で登録簿に記載
普段は閉じられている小屋の中に設置された処理機に生ごみを投入
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基本は、処理機による堆肥化ということのようです。処理機(パーパス)の費用は、小金井市が負担し、作業はボランティアによるもののようです。もちろん、電気代は、学校負担なのでしょうね。ボランティアが少なく、大変だという話を伺いました。