2017雨水貯留設備・公共設備調査 特別編:防災用貯水設備2017年12月:その1

基本調査の過程での新たな設備現状が判明

中小規模の散水や生活用水としての雨水貯留設備以外の防災目的での貯水設備にも雨水を利用したものがあること、その意味では、防火用水や防災用の井戸などと同様に整備された公共の雨水貯留施設があることが解りました。以下、数回に渡ってその調査の経緯をお伝えします。

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緑調査部会活動記録・調査報告-2006年9月30日

調査部会打ち合わせ結果報告

小金井市環境市民会議 調査部会公園調査
事前調査報告

実施日時:2006年9月30日
参加者:稲垣庸子、柏原君枝、岩村沢也、狐島章一郎、曽我信也、高橋利行、串田光弘
調査場所:以下の公園
1.本町5丁目緑地(エゴノキ緑地)
2.本町2丁目緑地
3.ワダスメモリー緑地
4.中町4丁目第2子ども広場
5.はけの森緑地
6.前原3丁目公園(もくば公園)

調査部会は今年度と来年度にかけて市内全域の公園(緑地、公園、広場等全てを含む)の調査をすることになり、事前調査をおこなった。
数年前に稲垣さんが公園調査を行ったので、その経験から予定を組んでいただき、上記の公園をまわった。以下に調査員達の現場での感想をまとめた。

1.本町5丁目緑地(エゴノキ緑地)
なんとも小さい緑地で、前に車が駐車すると見逃してしまいそうである。ビルに囲まれた北側の日の当たらない空き地で、入り口のエンジュはともかくエゴノキなどの苗木はかわいそうである。市街地の中の小さな憩いの場として設けられたとあるが、鎖が張られていて中に入れない。せめてベンチを置くとか、なんとか市民が利用できるようにできないものか。
2.本町2丁目緑地
看板もなく単なるビルの間の通り道。このような提供緑地は結構多く、ビルが管理しているのか綺麗に手入れがされているものが多い。しかしだいたいが緑地という名前はなく、単なる植栽だけであるがここは立派な名前が付いている。提供緑地の内容は結構複雑でここは無いよりはまし、といった場所である。
3.ワダスメモリー緑地
中央線南側、連雀通りと農工大通りの間の小さな緑地。緑豊かな環境をいつまでも後世に残していくために設けられたとあるが、立派な柵にしっかりと鍵がかかっていて中に入ることは出来ない。下草は最近刈ったようで整理されていた。住宅地に多い隔離された緑地だが、どうにかして市民が利用できるようにできないものだろうか。ワダスメモリーはこぶしの仲間で、小金井街道の北口の街路樹に予定されている。
4.中町4丁目第2子ども広場(中町「はけの上」公園)
はけの崖線の上、谷口邸の北側に接している小さな児童公園。行き止まりの奥にあり、遊んでいる子供は見当たらない。遊具はスプリング付きの子馬が2台、真ん中に砂場があるが砂は少なく利用されていない。樹木は結構多く、四方にキンモクセイ、他にサクラ、コナラ、ドウダンツツジ等。しかし南側の崖の下、谷口邸の大きな樹林が魅力的なので、その展望台にしたらどうだろう。
5.はけの森緑地
はけの森をそのままの形で保存している緑地。かつて多かったコナラやクヌギも多くあり、生き物たちの生息地としての環境づくりも行われている。崖線の樹林帯はどんどん減ってしまいその保存は急務だ。前回の緑調査でも感じたが単体として森が残るのではなく、緑の帯として崖線全体の保存は絶望的なのだろうか。
6.前原3丁目公園(もくば公園)
結構大きいが、学校の校庭のように砂が撒かれた何もない公園である。樹木は垣根沿いに数本植えられているだけで、遊具も鉄棒と木製の木馬があるだけである。防火用貯水槽のそばに消火用の立栓が道路に面してたっている。市民参加で作られた公園だそうだが、どういう意見が出でどのようにまとまったのか聞いてみたくなった。


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緑調査部会活動記録・調査報告-2005年4月3日

環境市民会議 調査部会緑地調査報告

1:実施日時:2005年4月3日13時~16時:実地調査(2時間)、反省会(1時間)

2:調査場所:東小金井駅北口東側、スタジオ・ジブリ周辺

3:参加者 :9名

4:調査目的
小金井市内の緑地及び用水等の計画的・体系的調査を実施するに当たり調査方法・データー記入要領等についての統一性を図るために阿部先生、串田氏の指導の下、東小金井駅近辺の緑地調査をメンバー9名で実施したもの。

5:感想
歩き始め当初は、細かいところに目が行って、それをどのように調査用紙に表現すべきか大いに悩んだが、その地域全体の緑地その他の鳥瞰図を作成するという視点で表現すれば良いということに気がつくなど、記入要領は大体習得できた。しかしながら自然その他の観察には鋭い観察力が必要があり何回も繰り返しながら習得して行く必要性があるように感じた。今回初めてこの地を歩いたのであるが、由緒ある農家、畑、美しい並木道、花畑、魅力的な生垣、ピンク・黄色・白色などの美しい花々が咲き誇る家々の庭木、大きな公園、子供達が楽しそうに遊ぶ小さな緑地、あちこちに散在する苗木畑など小金井市にもこのような魅力的な場所があったのかということを知った。その反面つい最近まで農地であったであろう大農園が住宅地に開発工事中の場所も見かけ、環境を破壊して行く様子を見ると無残という気持ちがして早く環境市民会議の活動を軌道に乗せて環境保全が小金井市民の大きな声となるようにしなければという気持ちが強まった。

6:今後の予定
各メンバーの住居近辺地域を分担し、6月末までの約2ヶ月をかけて調査作業を実施(5月9日に中間報告会の開催)。7月、8月に調査結果の調整・編集作業。9月または10月ごろ調査結果の発表。

7:反省会の概要
(1)色分け:公園(ピンク)、畑(ダイダイ)、植木(緑)、緑地(紫)、果樹(薄青)、私有地生垣(濃い青)、造成中宅地(こげ茶)
(2)樹木:その場所を特徴付ける代表的な木々の名前を略字記号にて記載。
(3)生垣、屋敷林は記載方法が難しく、原則は調査対象が意図するが特徴があるものについては各自の判断で記載する。
(4)芝については畑の分類の中で略字表示する。
(5)雑木林も代表的なものを記載.。但し雑木林の保存対策その他については本調査と並行して緑ホーラムの方々と意見交換をする。
(6)巨木についても目立ったものを記載する。巨樹の会、緑地保全委員会から情報を貰うと良い。
(7)表現が難しいもの、細部の状況等については写真情報を活用する。写真についての使用基準は後日串田氏から指示あり。
(8)今回の作業は単に調査のためと考えず、観察を通じて色々な新しい発見の喜びが得られるよう家の近くの地域を何回となく歩き観察を繰り返して調査レポートの精度を高めて行くことが望ましい。
(9)今回調査のために購入したカラーペンおよび小型バインダーは消耗品扱いとして各自保管。

世話役  伊集院正

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市内公共雨水貯留施設調査の事前準備

9月に実施予定している市内公共雨水貯留設備調査の準備のために、8月に事前に梶野長にある防災公園「梶野公園」の雨水貯留タンクを下調べに行ってきました。当日は、同公園のサポーター会をされている串田さんに設備の説明をしていただきました。 “市内公共雨水貯留施設調査の事前準備” の続きを読む