小金井市環境市民会議
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小金井市環境市民会議 平成17年度第1回総会議事録

日時:平成17年5月26日(木)  19:00〜21:00
場所:市役所本庁舎 3階 第一会議室


司会 これから平成17年度小金井市環境市民会議の総会を始めさせていただきます。
   全体の司会をする堀井と申します。よろしくお願いします。総会は会員の過半数
   で成立することになりますが、受付で確認したところ、過半数を超えていますので、
   会議は成立しているということになります。最初に代表の平井さんからご挨拶を
   いただきます。
参加者 始める前に、過半数を超えているとのことであるが、出席者、委任状件数につ
   いての報告をしてほしい。
司会 委任状の数と出席者の数の報告をお願いします。
代表 委任状11件です。
藤崎 出席者27人です。
代表 合計38人ですので、会員数69人の半数を超えています。
代表 今日はお忙しい中お集まりいただいて、ありがとうございます。委任状を含めて
   過半数を超えているので総会を開会することとします。今度新任で天野前課長の
   後任の深澤課長からご挨拶をお願いしたいと思います。
環境政策課長 4月1日の人事異動で環境政策課を担当する深澤と申します。よろしく
   お願いいたします。環境政策課の前は、広報広聴課、企画課におりました。環境
   の部署は初めてなので、皆さんの御指導、御協力をいただきながら、担当させて
   いただきますのでよろしくお願いします。今、平井代表からあったように前任の
   天野は、環境部長に昇任昇格いたしておりますので、御報告します。前任の加藤
   部長は3月末で定年退職いたしておりますので、併せて御報告いたします。以上
   よろしくお願いいたします。
司会 本日参加された皆さんの自己紹介をお願いします。
(参加者自己紹介:省略)
司会 これから議事に入りますが、会則に従って総会の議長は代表が務めることになり
   ますので、議事の進行を代表にお願いします。
議長 総会を始めます。冒頭に大変恐縮ですが資料11ページの会員名簿ですが、手違
   いがあり、41番が欠けています。大変申し訳ありません。
参加者 名簿の45番の土井さんの「い」の字が「肥える」の「い」の字でありますので、
   訂正願います。
司会 名簿に誤りがあれば、後ほど連絡をいただきたいと思います。
議長 それでは、議事に入ります。

1 平成16年度活動経過報告

議長 運営委員会では何度か報告しているので、詳しい説明は省略します。昨年9月5
   日に設立したこの会がどのように活動してきたか、資料を読んでいただきたい。
   運営委員会を何回か開催し、3つの部会ができた。今、部会が活動を進めている
   という状況です。去年は環境フォーラというイベントを1回、環境施設見学会を
   2日間に渡って実施しました。調査部会では緑に関する調査を始めたところです。
   環境学習部会では、学芸大学の田んぼを使って環境学習を始めています。

2 平成16年度決算・監査の報告

議長 平成16年度の決算報告を会計・監査の方からお願いします。
会計 平成16年度の決算報告をします。会計担当の長森です。
(資料説明:省略)
議長 ありがとうございました。次に監査の結果をお願いします。
監査 監査の石田です。それぞれ、帳簿、領収書、通帳を確認した結果、相違なく処理
   されていましたので報告します。
議長 ありがとうございました。以上の報告に対して質問等ございませんか。ないよう
   ですので、決算報告及び監査報告については、認定することでよろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長 異議がないようですので、さよう決定いたします。ありがとうございました。

3 平成17年度役員の選出

議長 16年度の幹事は再任を妨げないことにはなっているが、役員の改選を行うこと
   としたい。推薦、自薦、あるいは御意見でも構わないので、何かあれば発言をお
   願いします。
参加者 まだ、この会は立ちあがったばかりなので、現体制でやっていただきたいと思う。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
議長 一人ずつ確認したい。私は、お受けします。(拍手)
堀井 もうちょっと副代表をさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手)
長森 やらせていただきます。(拍手)
石田 どなたかと代わっていただきたいのだが、いらっしゃらなければ引き受けます。(拍手)
藤崎 まだまだお互い状況がわからないので、もう少しやらせていただきます。(拍手)
議長 御指名をいただきまして、うれしいやらかなしいやらですが、現体制でもう一年
   やらせていただきます。(拍手)
議長 運営につきましては、設立総会の時と同じように今日の会議終了後、受付で意思
   表示していただきたい。欠席された会員には別途連絡することとしたい。よろし
   くお願いします。ここからは、新体制ですすめることとする。

4 平成17年度予算案

議長 資料6ページを見ていただきたい。正確な本日現在の会員数は把握していないが、
   昨日までの状況では会員数が69人です。今日、3人の入会があった。先週1人
   の退会届があった。退会は意思表示すれば良いという規約になっているので、報
   告します。それから耕納さん、大変申し訳ありません。事務上の手違いで手紙が
   届かなかったようですね。すみませんでした。
   現在、会員が70人を超えていますが、当初そこまでの予想をしていなかったので、
   前期の実績で収入を見込んでいます。それから、つちのこクラブで参加費を徴収
   しています。以上が予算の収入案です。これに対して支出が資料のとおりです。
   (資料説明:省略)
   予備費の大半は、余れば次期繰越金として扱うことになると思います。以上が予
   算案です。会員の増減もあり、助成金があるかもしれないが、こういった形で予
   算化している。質疑をお願いしたい。また異議があれば発言願いたい。
議長 質疑・異議ともにないようなので、原案のとおり可決することとする。(拍手)

5 平成17年度の活動計画

議長 最初に部会ごとの活動計画を各部会のまとめ役の方に説明をお願いします。最初
   に環境学習部会から報告をお願いします。

環境学習部会
早ア 「田んぼの時間」の連絡係をしている早アです。年間8回を予定している。今日
   までに3回の活動を実施している。次回は6月18日を予定しているので、是非
   見学にきてほしい。現在、学芸大学と覚書の締結について協議中です。参加者は
   予想以上に多かったと思う。親子での参加が多いのでお弁当を持ってすごく良い
   雰囲気で活動している。また、子どもだけの参加もエコクラブの若い方たちが親
   身になって世話してくれるので助かっている。HPにも掲載している。代表には
   小暮さんになっていただいた。会計も設置している。田んぼの水の管理がとても
   大変なので、平井さんも見に来てくれている。学芸大学に比較的近い方に水を見
   に来てもらったりしている。予算は、最初の年なので、準備にいろいろ掛かって
   いる。去年は学芸大学にいろいろお世話になっていたが、独立して運営していく
   ため、資材を購入したい。通信費も連絡等で必要となってきている。講師謝礼は
   田んぼについての勉強会を実施したいと考えているので計上した。会議費は、1
   1月に収穫祭を実施予定なので、その打ち合わせを学芸大学でいろいろ活動して
   いる人たちと交流したいと考えているので、計上した。そのた、名札や怪我をし
   た時の救急用具などを購入する。イベントは概ね好評で、また来年も開催してほ
   しいという声がある。
小暮 補足したい。親と子どもたちが仲良く過ごせる機会を提供したいと考えている。
   問題は、環境学習部会なので、勉強が必要ということである。単に水田を造るこ
   とだと思っていたら、そうではなく、学芸大学の環境学習実践施設で活動してい
   るのだが、いろいろな施設を活用して、平井代表やいろいろな方に教えていただ
   いている。子どもたちも喜んでいる。環境を学習するという雰囲気が非常にあっ
   たと思っている。今後も積極的に手伝っていきたい。

調査部会
阿部 調査部会を今年立ち上げました。最初、1月に小金井の水と緑がどのような状況
   なのか調査した。水路などをたどりながら緑地などを見学した。調査の対象として、
   小金井の緑の分布状況を調べようと考えた。農地、森林、生垣の面積を出して小
   金井の緑率を調べてみようということになった。その後、東小金井に集まり、実
   際に北側の梶野広場を中心に参加者で調査方法を検討した。その後、実際に住宅
   地図をコピーし、調査部会に参加している人にお願いして、実際に市内を調査し
   ている。それを持ち寄って、5月にそれぞれの感想を発表するかたちです。皆さ
   んが市内を何回も歩き回って問題点を確認しています。小金井の住宅地図に記載し、
   それを持ち寄って皆で持ち寄ったものを検討して緑の分布図を完成させたい。基
   本的な材料として役立てたい。調査部会はその他にいろいろな調査を考えている。
   各方面のグループなどと連絡を取り合って、市を発展させていくため、いろいろ
   な計画を展開していきたい。
串田 このあとどうするかという議論になると、どうしても予算の問題になる。ほかの
   部会ができたときに、予算がないということが予想される。その辺をどうしたら
   よいのか。また、調査したものを発表するというときに、お金の問題でいろいろ
   考えなければいけないことがあるので、今度の会議で検討したいと思っている。
小暮 環境市民会議のHPで連絡してあることだと思いますが、今週の土曜日に屋敷林
   を見ようということを実施した。環境を残したいという要望が強いが、調査部会
   などで是非真剣な議論をしていただけたらありがたいと思っている。
議長 個人的には、まちづくり部会が早くできてほしいと思っている。自分も力不足で
   これ以上仕事を増やすと身動きが取れなくなってしまうので、是非とも率先して
   やっていただくよう熱望している。
阿部 屋敷林の話が出たが、環境市民会議で議論すべき問題であると思う。市内に公園
   緑地が190箇所くらいあるが、以前、小金井みどりフォーラム21で調査した
   結果、いろいろな問題が発見された。これは、みどりフォーラムのような一団体
   で解決できるような問題ではないので、是非市民会議も一緒に協働して小金井の
   緑地公園をどうしていくか、話し合っていきたいと思う。

企画部会
堀井 企画部会は幹事が世話人をやっているような状況である。ここは皆さんの御協力
   をお願いしたいと思っている。現在4つの行事を予定している。環境フォーラム
   は市民で組織していた環境実行委員会と市でやっていたものであるが、環境実行
   委員会は解散したので、市民会議と一緒にやろうということで市から持ちかけら
   れたものです。環境まちづくり博覧会のような感じで皆さんの発表の場として展
   示などをしたりして環境の問題を考えていきたい。9月は市民会議発足1周年と
   いうことにもなるので、9月18日の日曜日を予定している。場所は、福祉会館・
   公民館本館を使用して環境フォーラムを開催したい。環境施設見学会は普段は市
   外にバスなどで視察に行くようなものでしたが、去年は市内の施設見学を実施し、
   好評であった。当面、自分たちの街の環境関連説の見学を実施することを考えて
   いる。時間が無くて6月の環境週間では実施できないので秋に実施したいと思う。
   環境講座については、市が講師報酬を予算化しているので、私たちも共催して環
   境に関しての勉強会を実施したい。市民会議の予算と併せて今年度2回の開催を
   予定している。一回目は資料のとおりである。もう一回については、いろいろ提
   案をいただいて考えていきたい。一回目については、現在、全く水が無いなど、
   野川の状況が深刻なことから、市民として考える場を開催したい。用水路の復活
   の可能性などについても考えたい。用水路の活用なども必要である。内容によっ
   ては、2回開催することになるかもしれない。ニュースの発行については、以前
   から要望があった。HPを見られない環境にある人について、重要な手段になる
   と思う。

議長 質問等あればどうぞ。
参加者 環境の問題は、環境そのものだけではなくて、経済活動の問題が必ずあると思う。
   これまでの議論の中では、ほとんどその点が無視されている。単なる議論のため
   の議論ではなく、次の活動に結びつく議論ができればいいと思っている。
参加者 環境市民会議の地球温暖化について全く触れないのはまずいと思う。その点に
   ついて総会で触れないということは、小金井市民全体についても大きな問題であ
   ると思う。そのことに取り組んでいかないと将来の世代に対する責任を果たすと
   いう意味でも大切である。何をやるかとか、どう取り組んでいくかとか私たち一
   人ひとりが取り組むべき課題として地球環境問題があるという方針をこの小金井
   から発信していくという認識を持つことが必要だと思います。
議長 今の指摘にあったような使命をこの団体が持っているということは、当然忘れて
   はならないことだと思います。
堀井 環境フォーラムを今発言のあったようなことを話し合える場、情報交換のできる
   場にしていけたらいいなとは考えている。皆さんに集まっていただいて小金井の
   環境を考える場としていきたいと思う。
参加者 これからいろいろなことをやろうとしている訳だが、会員同士で情報交換して
   いくための名簿を持っていない。個人情報の問題もあるが、差し支えなければ運
   営委員くらいはお互いに連絡の取れるような名簿があればと思う。それは困ると
   いう人以外の会員の名簿は作ってもいいのではないか。
議長 前回の運営委員会でも同様の議論があった。今出ている結論としては、現在示し
   ている名簿がその結論である。なぜかというと、いやだという人がいる中で公平
   に処理をしようとするとそういう人をはじいてしまって、他の人を出すというの
   は好ましくないということである。全員が賛成であればよいのだが、いやだとい
   う人が特定されてしまうということもある。幹事では一定その整理としている。
   不都合があるということは、承知している。それについては、事務局に連絡をし
   ていただいて、全員に連絡してほしいということであれば、連絡することは可能
   である。最終的にはメーリングリストなどで自由に意見の交換ができるようなシ
   ステムを構築したい。また、事務所があればそのような状況も可能であると思う。
   現時点では、このような形を取らせていただきたい。
参加者 HPの掲示板を利用したい。
議長 会員の半数くらいしかHPを見られる環境にないこともある。ニュースの発行な
   ども通じて情報発信を増やしていきたいと思う。
議長 当前、3つの部会以外はやらないということではないが、以上の3つの部会の活
   動について了承をお願いしたい。(拍手)
議長 それでは、承認いただきました。それ以外の活動についての発言をお願いします。
串田 環境市民会議で何をやっていくかという根源的な話の中で、やりたい人が手を上
   げて活動していくことは当然のことですが、先ほどからいくつか出てきた意見の
   中で手を上げない問題があって、2年目はどうやっていくのかということが重要
   となる。同じようにやりたいことを進めていくのか、計画して手を上げることを
   求めるのではないやり方も必要ではないか。どういう風にすすめていくのか、温
   暖化や経済の問題、まちづくりの問題などいろいろある。手を上げる人がいない
   から、やりたい人がいないからではいけない問題になりつつある。運営に関して
   のお金の問題もある。単に会員の会費だけでやっていくのはどだい無理なことだ
   と思う。それに関しては会議への入会資格の問題がある。これは随分議論したが
   中途半端に終わっている。法人については何も決まっていない。他の団体は法人
   会員がメンバーになっている。そういったことも議論していくべきだと思う。
参加者 会員の問題については、賛助会員を考える時期にきているのではないか。個人
   の会員とは別の資格で会に入っていただいて、協力していただかないとたちまち
   行き詰ってしまうと思う。
議長 設立総会や運営委員会でも議論してきた問題である。企業については、現実的な
   問題ではなかったと思う。声を掛けてもいなければ声も掛かっていないのが現実
   である。保留して、そういう事態が発生したら検討しようということになってい
   ると認識している。NGO的な団体会員については、団体としては入れるべきで
   はないという結論が運営委員会ででている。規約として個人が入るとなっている。
   賛助は規約上位置付けられていないので、認めるとなれば規約の改正が必要である。
   皆さんの総意で規約の改正をしていくことは問題ない。現状では、そういう結論
   となっている。賛助会員、団体会員を認めるほうがよいという考えの方はいますか。
参加者 何もないところからこういう会を作りましたから賛助してくださいでは巧く進
   まない。そういう意味では2年目で具体的に動き出したので、新年度からあるい
   はもう少し動いてから活動して賛助を求めるということも考えられると思う。
参加者 本来、市がやらなければならないことを私たちが付託を受けてやっていくとい
   うことを考える必要がある。そうするとそこに収入が発生するのではないか。
参加者 今の話は調査部会の会議の中でも出てきている。
議長 例えば市民会議がNPO法人となり、まあ、ならなくてもいいのですが、市が本
   来やるべき仕事で市民ができるものについて企画をあげて、そういった企画に予
   算を付けてもらうこともできる。そういった予算を使って調査を実施していく。
   そういうことを企画段階から市民会議側で動かないとだめだと思う。まずは、市
   民でもこんなにできるということをまとめてみる。そして市に示して来年度はもっ
   と良いものをつくるので予算を付けろ、というのが一番効果的かなと考えています。
参加者 そういった方向でよいが、大きな問題点もある。NPOでそういった活動をす
   る場合、そこで働く人の人件費その他の予算が無視した形の予算が付けられがち
   である。逆にいうと、そういった時間とお金を持った人しか活動できないという
   状況になってしまう。そういった点は十分注意が必要だと思う。そうしないと、
   どんどん市民を排除する市民活動が生まれてしまう。美しくただでボランティア
   活動をしていくという時代ではないと思う。やらなければいけない肝心なことに
   関しては、正当な形で評価されないといけない。
議長 おっしゃるとおりだと思う。ただ働きはする必要はないという認識である。
参加者 大学などの研究機関との連携も検討すべきだ。
参加者 大学と協働事業という形で連携しようとするなら、こちらも法人格が必要になっ
   てくる。
議長 田んぼの関係では学芸大学と協定書を交わして活動している。そういった活動を
   増やしていかないと一向に広まらないだろうし、企業で環境に寄与したいという
   ところにとにかく当たってみて、賛同が得られれば入って欲しいと個人的には考
   えている。個人だけの集まりでは、どこまでできるかという点に関して先が見え
   にくいと思っている。
参加者 企業と提携しようとした場合は、必ず責任体制が必要となってくる。
参加者 環境フォーラムを実施するが、そこに参加を呼びかけてはどうか。また、店舗
   にポスターを貼らせてもらえないかなどと交渉してみることもできる。
議長 部会の活動は承認いただきましたが、我々が活動していくべき課題は沢山あると
   いうのは、設立総会の中でも話をした。できるところから始めていくが、大事な
   ことは忘れてはいけないという合意もしたはずである。今、環境フォーラムの話
   もあったが、さまざまな機会を使いながら一歩ずつ進めていくということは、御
   賛同いただけると思う。例えば東京電力などの企業は環境に関して熱心であるし、
   そういった企業に依頼して環境フォーラムへの派遣を求めるとかも検討している。
   皆さんのつても使わせていただいて、まずはそういう団体、企業に市民会議を認
   知してもらいたい。そうして市民会議の体制が整ってくれば、賛助して欲しいと
   か言えると思う。一番手っ取り早いのは、市に予算を付けてもらうことである。
   可能性はあると思うので、働きかけたいと思う。話が長くなってしまってすみま
   せん。今年度の活動について、部会以外で何かありませんか。
参加者 市民会議で映画の上映をして、会の宣伝をしてはどうか。
議長 企画部会の中で議論をお願いしたい。
議長 次に、今までネックになっていたお金、組織の関係についてまとめて議論したい。
   組織を作らなければお金が集まらない、お金が無ければ組織ができない。どちら
   を先にやっていくかという話でもある。この点については、何回も議論しているが、
   大局的にはできるところからやればいいという意見と、大した組織でもないのに
   法人格をとってどういう意味があるのかという意見がある。進めるためには、ど
   ちらかを選ばなければいけないという状況である。ご議論をいただきたいと思う。
   前にもお話したように、市あるいは公共機関からの仕事を受託しようとすると、
   法人格がないと受託は非常に困難である。
参加者 市民会議は条例で規定されている団体なので、法人格が必要となってくると思う。
   おそらく仲良しクラブではすまなくなると思うので、これから先、責任体制を明
   確にする意味でも法人格が必要だと思う。
参加者 そうなると事務局を置く必要が生じる。
議長 個人宅に事務局を置くことも不可能ではないと思うが、住所が必要となる。
参加者 空き店舗の利用とかそういったことも動いている。そういうことも利用できな
   いか。
議長 私もちょっと関係しているが、家賃が4万円から5万円必要となってくる。ただ
   で貸してくれる事務所があれば一番いいと思うのだが、難しい。学芸大学からは、
   場合によっては協力できるという話をいただいているが、ただし、授業等での使
   用もあるとのことなので、使い方を相当工夫しないと難しい。人が常駐すること
   は難しそうだ。
参加者 小中学校の空き教室の利用などは難しいのか。
堀井 NPO法人化を目指すべきだと思う。今年1年間かけて可能性を探りながら具体
   化する活動をしていくべきだと思う。いろいろなところから補助金などをとるこ
   とを目指して、来年にはNPO法人格を取得することがいいと思う。
参加者 事業計画の話が全く無い中で、NPO法人になって、いったい何をやるのだろ
   うというのが疑問である。
参加者 現在、環境基本計画の策定作業を行っている。その中で10年後の姿を設置し
   て環境に対するさまざまな取り組みを計画している。取り組めるものからスター
   トしていくことが必要である。
議長 事業計画の話になっているが、それ以前のNPOのような組織を作っていくとい
   う方向に行くのか、それとももっと活動してからでなければNPO法人化すべき
   ではないという方向に行くのかという議論をお願いしたい。また、今、話のあっ
   た環境基本計画には、市民会議のことが随分出てくる。基本計画の中には市民会
   議に対して期待していることが盛り込まれている。後日、説明会を開催する予定
   である。条例に基づいて策定される基本計画だから我々も協力する義務があると
   思う。そういったことも踏まえて、我々が法人格を持って事業として環境活動を
   やっていったほうがいいのか、任意団体にとどまってやりたいことだけをやって
   いくのがいいのか、その点を議論していただきたい。前も同じ議論をしたが、N
   PO法人化やお金の問題については、これから幹事や運営委員会の中で1年かけ
   て議論し、その中で意見やアイデアを出していただいて決めていきたい。今後も
   このような議論をしていくことで了承願いたい。それから活動拠点の確保について、
   市にお願いしていたが、その結果を報告したい。平たく言うと進展していない状
   況である。現在、努力しているが、具体的な段階まで達していない状況である。
   個人的には秋ごろお店を始める予定がある。昼間は空いているので可能であれば、
   電話やファックス等を置くので、事務所替わりに使用していただいてもいいと思っ
   ている。実費は負担していただきたいと思っているが、皆さんの了承を得られれば、
   場所を提供することも可能である。
参加者 拠点の確保で困っている団体はいっぱいいる。高架下の利用も検討できるので
   はないか。そういった団体と連携して働きかけてはどうか。
議長 今日の話は結論をすぐ出せる問題ではないので、皆さんの意見を積み重ねていき
   ながら、市にも働きかけて、自分たちで場所を探すことも含め、資金の確保や組
   織作りについて前向きにやっていくのだということを確認いただいたという整理
   でよろしいか。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
議長 それでは、そのように整理したい。お知らせですが、公民館運営審議会の委員の
   推薦依頼が市民会議に来ている。市民会議の委員から推薦してほしいということ
   であるが、立候補者がなければ幹事で検討することとしたい。
堀井 市民会議から推薦すれば必ず委員になるということではないが、幹事としては、
   田頭さんを推薦することを検討している。田頭さんを推薦することでよろしいか。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
議長 それでは、そのようにすることとしたい。
堀井 新たに入会した3人を紹介したい。
(紹介:省略)
司会 以上で総会の議事は全て終了しました。ありがとうございました。
代表 新任の環境部長の挨拶をお願いしたい。
環境部長 挨拶(内容省略)
司会 長時間にわたってありがとうございました。何か他にありますか。
参加者 先ほど話のあった連絡方法について、個人的に名刺交換してはどうか。
代表 是非、そうしてほしい。
司会 ニュースの発行をしたいので、原稿を依頼したら快く引き受けてほしい。また、
   手伝っていただける方は名乗り出てほしい。以上で平成17年度小金井市環境市
   民会議の総会を閉会します。ありがとうございました。

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