小金井市環境市民会議
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多摩川源流地域小菅村の材木を使って
プロの大工さんと木工教室

1.日時:2007年5月27日

2.場所:小金井市立南小学校図工室

報告

 5月27日の日曜日、小金井市立南小学校で開かれた木工教室は参加者とスタッフで53人という盛況ぶりで、お断りした人も多数出てしまいました。当日は小菅村から屈いた豊富な材木に恵まれ、プロの大工さん3人のアドバイスで、午前と午後の一日をかけて思い思いの作品が完成しました。巣箱・可愛い動物のついた椅子・キッチンの棚・動く玩具などアイデアいっぱいのものでした。使用した図工室・絵画室には木の香が満ち、釘を打つ音や鋸を挽く音も快く、そして何よりも子どもたちが同伴のお父さん等と、じっくり話し合いながら仕事を進めている光景が印象的でした。
 この催しは山梨県小菅村と学芸大学環境教育実践施設が連携して「植物と人々の博物館」づくりを進める中から、環境学習プログラムを開発し、森林環境教育の普及啓発を行う等の事業のひとつとして、小金井市の環境市民会議の学習部会や南小学校の空き室で活動している地域団体「土ようのたまり場」と組んで計画されたワークショップです。そのため材木も小菅村から軽トラックー台分届きました。作業前の北都留森林組合の方が講師の「森の大切さについて」の映像によるお話も、子どもたちとカモシカやクマについて問答をしながら進める楽しい試みでした。
 環境市民会議のメンバー、南小学校、当日の手伝いをしてくれた地域の人たち、費用援助をしてくれた生活クラブたすけあいネットワーク等たくさんの人たちの協力で行うことができました。
 

土ようのたまり場代表 千村裕子 以上

【参加者の声】
 木工教室には家族4人で参加させていただきました。
 最初に森林組合の方から"森のお話し"がありました。それは森林と環境、そして私たちの生活との関わりをとても分かり易く、短時間にまとめられたお話しでした。このお話しがあることで木工教室の参加を避けられた方がいらっしゃると小耳にしたのですが、とてもよいお話しだっただけに、もっとたくさんの方が聞いてくださったら良かったのに…と思いました。私はお話しを伺い、いつか間伐ボランティアをしたいと思ったものです。
 その後はお楽しみの工作時間。たくさんの木材、専門的な道具、そして大工さんの適切なサポートで皆さん思い思いの作品を作っていました。我が家はパパと6才の長女が野鳥用の餌台(庭に設置しました。)私と4才の次女は車のおもちゃを作りました。普段、ノコギリや金づちなどとても怖くて触らせていませんでしたが、三人とも板を切ったり、釘を打ったりとても楽しそうに体験していました。
 自宅では道具も材料も揃えるのは大変なことです。この素敵な企画をたて、実行のため動いてくださつた方々にとても感謝しています。ありかとうございました。  


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