小金井市環境市民会議
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「第42回クリーン野川作戦」活動報告


〜4月20日(日)に428人の参加で盛大に開催〜


[過去最高だった昨年同様の428人の参加で実施
昨年から小金井市環境市民会議と共催で実施しているクリーン野川作戦は、4月20日(日)に過去最高の参加者数であった昨年同様の428人の参加者で実施されました。
前日まで雨が残り、当日も朝から強い風と曇天のなかでのクリーン野川作戦の実施になりましたが、朝8時30分の会場設営から多くの環境市民会議のみなさんが参加して、例年になく早い会場設営完了となりました。10時近くになると、市民のみなさんが続々と集まり、過去最高だった昨年同様の参加規模になりました。

[アメリカンスクールの学生たちも初参加
若者の参加と活躍が近年の特徴です。
今年も例年どおり前原小学校近くの佐賀県人会松涛学舎の入寮生のみなさんが、30人以上で参加してくれました。
野川鞍尾根橋(くらおねばし)にキャンパスがかかる東京経済大学の除本(よけもと)ゼミのみなさんの参加もありました。
さらに、野川公園南側のアメリカンスクールの学生たちも初参加で頑張ってくれました。
また、家族連れのみなさんの参加も多く、小さい子どもたちが大きなごみ袋を抱えながら一生懸命にゴミを拾ってくれました。
特に清掃区間上流部の小金井街道新前橋下や霊園裏門通りの丸山橋下周辺は、空き缶、ペットボトル等のポイ捨てが多く、このゴミを道路まで持ち上げる作業等に松涛学舎の寮生たちが頑張ってくれました。

[回収ごみは、不燃ごみ300kg、可燃ごみ230kg]
参加者は、午前10時過ぎからくじら山下原っぱの会場から上下流2班に分かれて、上流は前原小学校グランド下まで、下流は野川公園桜橋までの区間を清掃しました。今年は、環境市民会議が上下流の清掃責任者を担当しました。前日までの雨により、水量がある野川のなかに長靴で入り水底に沈んでいるごみを拾い上げたり、川原の繁茂した雑草の中からごみをつかみ出しました。また土手斜面の植え込みの中からポイ捨ての空き缶やペットボトルを火バサミを使って苦労しながらつかみ出す人も多く見られました。
正午近くまでの清掃作業でペットボトル、プラスチックごみ、ビン・缶などの不燃ごみを300kg、可燃ごみを230kg回収しました。

[楽しみな食事・交流会]
正午近くになると、清掃を終えた参加者が次々にくじら山下原っぱに戻ってきました。
会場には主催者側から手づくりの焼きソバと餃子と飲み物が用意され、また子どもたちにはお菓子袋のプレゼントもあり、くじら山下原っぱで参加者同士が車座になり昼食・交流会が始まりました。
毎年ごみ袋、作業用軍手、火バサミなどの提供がある国土交通省京浜河川事務所からの挨拶や、上下流の清掃責任者、参加者からの感想などをいただきました。最後に、野川の豊かな水量の復活をめざす取組みのひとつとして、クリーン野川作戦に合わせて行っている湧水測定結果(貫井神社、滄浪泉園)の報告があり、午後1時頃散会しました。

過去最高だった昨年同様の428人の参加者により、久しぶりに水の流れている野川清掃で気持ちの良い汗をかき、また昼食・交流会では野川流域の環境保全について意見交換をするなど、楽しい環境デーになりました。
環境市民会議のみなさんをはじめとして、参加されたみなさん大変お疲れさまでした。

(クリーン野川作戦実行委員会事務局 内田雄二)



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