小金井市環境市民会議
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環境フィールドワーク

みてまわろう小金井の環境 ―身近な環境施設の見学会―

実施日 2006/02/16,17
参加者 30名

平成18年2月16日、17日 の2日間、30名ほどの市民が参加し、中間処理場・上水南浄水所・ リサイクル事業所・野川の雨水吐口・二枚橋焼却場を見学しました。
ほとんどの方が、市報や環境市民会議のチラシ・ポスターをみて参加されていました。
はじめて市内の環境施設を見たという方が多く、とてもおもしろく勉強になりましたとの感想を いただきました。また、先進の焼却施設や下水道の実態なども見学したいとのご意見もいただき ました。

中間処理場(不燃ごみを分別し再利用可能なものにする)

 全景

 施設の内部

 ごみの搬入

 搬入されたごみ

 粗大ごみも集まる

 粉砕されるごみ(リサイクルできるはずのペットボトルが…)
 ・ごみは粉砕して金属(鉄・アルミ等)とプラスチックに分けて再資源化や燃料化されます。
 ・ペットボトルなどリサイクルできるごみ、たべものかすなどのついたごみの混入が問題です。
 ・機械と建物の老巧化も問題です。
 ・有料化されてからごみの量が10%くらい減少したそうです。

二枚橋焼却場(可燃ごみを焼却して灰を埋立地に)

 全景

 焼却されるゴミ(不燃ごみの混入も多い)

 ごみの内訳(水分が5割近く)

 制御室(焼却炉の中が見える)

 モニター(焼却炉の中)

 焼却灰の出口、埋立地へ
 ・焼却灰は日の出の最終処分場で埋立しています。
 ・燃やすごみの6割近くは、紙類です。
 ・燃やさないごみの混入、水分の多いごみが問題とのことです。
 ・炉と建物の老巧化(日本一古い)もあり、平成21年を目処に解散、
  その後の可燃ゴミ処理が問題となっています。

リサイクル事業所(自転車、家具など粗大ゴミ等をリサイクル)

 全景

 ペットボトルの選別

 空き缶の選別

 給食生ごみの肥料化施設

 自転車のリサイクル

 リユース家具の販売(安い!)
 ・よごれたペットボトルの混入率は、3〜4%から0.5%くらいまでに減ったそうです。
 ・ペットボトルや空き缶は、是非、洗って出してほしいとのことでした。
 ・生ごみの肥料化を推進。市内の農家に協力してもらい、野菜を試験栽培しています。
 ・自転車、大型家具などかなりのものがリユースできます。
 ・きれいに修理されたリユース家具は、とってもお買い得です。

上水南上水所(11箇所の井戸水と村山浄水場からの浄水を市内に配水)

 全景

 導水系統の図

 地下300mの深井戸

 汲み上げられた井戸水

 水質検査用の蛇口
 給水用のポンプ
 ・小金井市では、20箇所の井戸水と村山浄水場(主に利根川)の浄水を市内に
  配水しています。
 ・小金井の水道水の約7割は、井戸水が使われています。ミネラル豊富な軟水で、
  おいしいとのことです。
 ・多摩川の水は、利根川系の水が少なくなったときに使うそうです。
 ・貯水槽の上はテニスコートにしています。
 ・圧力管理、水質管理などをしています。

野川の雨水吐口(大雨の時に下水道が流しきれない雨水と下水が放流されます)

 吐口(市内の野川に10ヵ所ほどあります)

 下水道課の説明を聞きました
 ・大雨が降ると下水道が流しきれなくなるので、下水道の途中で雨水と
  下水の一部を野川に放流する仕組みになっています。
 ・合流式下水道(雨水と下水を1本の下水道で流す方式)では、豪雨時の
  下水のオーバーフローが問題になっています。
 ・小金井市では、合流式下水道の改善事業を計画中とのことです。

撮影 写真説明  (平井)

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