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平成17年度環境フォーラム 「環境博覧会in小金井─手をつなごう小金井のかんきょう」
1.日時:2005年9月18日 10時〜16時
2.場所:福祉会館
・1階 パネル等の展示
・3階 ブース展示・商品展示や喫茶
・4階 活動発表とディスカッション
3.参加団体34(市民団体、学校、企業、行政)
野川ほたる村/小金井巨樹の会/小金井史談会/小金井市消費者団体連絡協議会/小金井工業高校 整備委員会/わんぱく夏まつりの会/小金井みどりフォーラム21/小金井にプレイパークを作る会/NPO法人ひ・ろ・こらぼ/小金井市下水道課/みんなでつくる野川ビオトープの会/東京電力(株)/東京ガス(株)/小金井市環境政策課/小金井市ごみ対策課/NPO法人グリーンネックレス/小金井橋周辺環境を考える会/細見・中井研究室(東京農工大学)/小金井生活クラブ運動グループ地域協議会/まちづくり市民会議/KOKOぷらねっと/小金井のごみを考える会・トンボの会/土曜のたまり場/小金井放射能測定器運営連絡協議会/コーヒーコーナー(お休み処含む)/小金井市環境市民会議 環境学習部会/小金井市環境市民会議 調査部会/小金井工業高校 少林寺拳法部/クリーン野川研究会/ネグロスバナナのファンの会/名勝 小金井桜を守る会/名勝!小金井桜に親しむ会/小金井公園桜守の会/自然の会こがねい/((順不同)
4.内容
参加団体による活動紹介の展示・発表、手づくりコーナー、参加者によるディスカッション、ビデオ上映
5.環境博覧会の感想(1)
環境博覧会の感想
環境フォーラムは一昨年まで実行委員会の主催で開催されていた。昨年から環境市民会議の発足によって、市と市民会議の共催で行なわれている。昨年は講師を招き、市民活動の先進事例や望ましい活動のあり方などに関するシンポジウムを行ったが、今回は「環境博覧会in 小金井」 「手をつなごう 小金井のかんきょう」というコンセプトで9月18日(日)に福祉会館で開催された。
これらを踏まえて主催者の一員としての正直な感想(反省)をまとめてみたい。
第1にイベントのコンセプト、企画は的確だったか。
第2に会場のレイアウトも含めた参加団体の展示またはイベント内容がコンセプト、企画に合致していたか。
第3に会場での来場者へのサービスおよび事前PRは十分だったか。
大まかにこれらのポイントを頭に置きながら振り返ってみたい。
まず基調講演を基本にしたような月並みなフォーラムにはしないと申し合わせは成功だったのではないか。
「手をつなごう 小金井のかんきょう」は出来るだけ多くの環境関連団体の参加をお願いし、市民に知ってもらうと言う趣旨であり、結果として三十数団体の参加を頂いたのは成功だろう。展示および内容についても、各団体が真摯に対応して頂いたと思う。
直言させて頂くが市の環境政策課・ごみ対策課・下水道課の参加も頂いたが、各課で今何が問題なのか、今後の課題は何なのか、市民に知って欲しい事は何なのかといったアピールが必要だったのではないか。この点は幹事会としてもフォローできなかった事は反省点である。
会場のレイアウトに付いては福祉会館という制約から会場が1F、3F、4Fに分散してしまい来場者の案内、誘導が不充分だっただけでなく各出展者のスペース、位置についてもご迷惑を掛けた点は反省しなければならない。また来場者の受け付け、アンケート等のフォローも不充分だったと思う。欲を言えばワンフロアの会場が確保出来ればベストだ。
一般市民の来場者が少ない点は多いに問題である。今回は市報・市民会議ホームページ・小金井市掲示板・市民掲示板・ココバスでPRをさせて頂いた。しかし市民へのPRはまだまだ足りない。フォーラムのPRは今後の大きな課題だ。今後は・企業・商店街・町会・街頭・小金井駅・学校まで広げる方策を探りたい。
最後に環境市民会議はスタートして1年、まだまだ未熟である。組織も脆弱である。
今回の環境博覧会についても時間のない中で最大限努力をして精一杯頑張った事は事実だが反省すべき点は多いにある。例えば企画段階から特定者に負担が偏ってしまった事である。来年はこれらも踏まえて環境市民会議が1歩、2歩前進出来たらと思う。
( 10/28/2005 藤崎)
環境博覧会の感想(2)
今回、小金井市内の大学の一つである東京農工大学として出展し、自分たちの研究室(細見研究室)で行っている環境分野の研究について皆さんに紹介しました。
主な内容としては、ダイオキシン、飼料イネ、都市シミュレーションでした。これらの中では、予想通りダイオキシンについて最も興味を持った人が多かったです。素朴な質問をする人、鋭い意見を言う人、研究室の活動を褒めてくれる人、本当に様々でした。
しかし、これらの人たちに共通していたことは“環境について真剣に考えている”ということ、すなわち“小金井市をもっと住みやすい町にしていこう!! ”と思っている人ばかりでした。正直、熱い気持ちを僕たちにぶつけてくれる小金井市の皆さんに出会い驚きました。実際、このような人たちがいなければ環境が良くなるきっかけにはならないと思います。
しかし、おそらく今のままでは、まだまだ足りないと思います。それは、環境を良くしようと思って、市のために行動に移す人の数が少ないからです。多くの企業・団体が今回の環境博覧会に出展したのにも関わらず、訪れた人は心なしか少ないと感じました。もっと行動を起こし、さらに輪を広げていくことによって、今以上に環境について『本気』で考える人が多くなるのだと思います。
今回出展したことにより、将来、小金井市は変革する要素がたくさんあることがわかりました。
参加させていただき、どうもありがとうございました。
(東京農工大学大学院 工学教育部 応用化学専攻 内藤 勇太)
朝日新聞の9月15日付朝刊の環境フォーラム紹介記事
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