小金井市環境市民会議
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2006年第2回 代掻きと土あそび

1.日時:2006年5月6日

2.場所:東京学芸大学環境教育実践施設

感想

10:00集合
連休の後半で、集まりはどうかなと思いましたが、沢山のお友達が集合しました。お天気も寒くもなく暑くもなく、ピーカンでもなく曇りでもないと云う絶好の「代かき日和」となりました。

午前
平井さんから本日のスケジュールの説明の後、いよいよ代かき開始と思ったら、先ずはアメリカザリガニの穴潰しでした。
田んぼには水が満々とはられているのですが、ザリガニが巣くっており、放置すると田んぼの水が漏れてしまうとのこと。
残酷なようですが、大切な田んぼを守る為には必要な作業と割り切り、事前に平井さんが見つけてくれたザリガニの巣(結構な深さの竪穴」に棒を立てて思いっきりの力で押し潰しました。「がり、ぐちゅっ」といった様な気がしました。

代かき
田んぼの土を砕きかき混ぜ平らにする作業ですが、水漏れを防ぎ、苗を植えやすくし、水(一緒に栄養)が田んぼ全体に均一に廻るようにする重要な工程です。
昔は馬や牛が馬鍬(まんが)という大きな櫛のような農具を引っ張っていたようです。
今回は人力です。方法は大きなはしごの両端にロープをくくりつけみんなで引っ張るのです。ただ引っ張るのではなく、はしごが浮き上がらないように押し付けながら引っ張ります。
大人も子供も力を合わせて、押さえ引っ張りました。

泥遊び
子供達が学年3班に分れて、田んぼに向かって立ち幅跳び大会をしました。
尻餅を突いたり頭から飛び込んだり、このあたりから子供達は泥に対する抵抗が無くなり、泥に塗れ出しました。

続いて大人チームと子供チームに分れて泥合戦の開始です。はしごを田んぼの真中に置き、雪合戦と同様に泥を投げ合うのです。ここに至ると大人も子供も完全に泥と一体化しました。田んぼの泥は雪より優しく当たってもいい気持です。
合戦は10分間と時間を区切ったのですが、延長しても勝負が着きませんでした。
田んぼの神様が「これが本当のドロジアイ」と言っ
たとか。

しかし、ここまできて気づきましたが、午前中に何の為にに田んぼを平らにしたのでしょうか。田んぼは泥合戦で凸凹夢のあと状態です。
一応、代かきの「泥を砕きよく混ぜる」というポイントは完璧に出来たようです。

続いて泥を使っての作品創りです。
みんな思い思いに作品を創り品評会の始まりです。「田んぼの神様・かめ・さかな・かえる・ピカチュウ・ムーミン・・」
平井さんから全ての作品を紹介しようとしましたが、表現のしようの無い作品も多数有り、苦労しきりでした。
優秀作品には平井さんの手作り月桂冠が贈られましたが、「夕食はシチューできまりね」と、とても喜ばれていました。


今日出合った生きものや植物をみんなで振り返り、平井さんから詳しく解説して頂きました。
次回はいよいよ田植え本番、今年も「田んぼの時間」が全開モードに突入です。
12月まで皆さん元気に楽しく自然とのふれあいましょう。

以上 (飯島)


都会っ子のお父さん!!初めての田んぼで子どもと一緒に泥んこになりました。
カエルがお腹を膨らませて怒ってるよ!
はしごに縄を括って、みんなで力をあわせて押したり、引いたり大変だけど楽しい!
子どもの話、しっかりと聞いてくれる大人の顔。   子どもと一緒に褒められて嬉しい顔
今日の締めくくりで見つけた生き物をみんなで出し合ったところ、
ワークシートに書ききれない沢山の生きものがいて、びっくりしました。
子どもも大人も泥の作品つくりに夢中になりました。田んぼの神様も喜んでくれるかな?

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