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2006年第3回 田ならしと田植え
1.日時:2006年5月13日
2.場所:東京学芸大学環境教育実践施設
感想
今日は前日までの雨も上がり薄日が差して気持ちの良い日でした。
前回した代掻きを更に平らにする為、男の方達が代掻き(植え代)をしてくださいました。
出来上がりは前回の泥遊びが嘘の様で上々でした。(ご苦労様でした)
そして、待ちにまった『田植え』本番です。
稲の苗は千葉で育った『こしひかり』とお餅になる『姫のもち』をうえました。子供たちが一列になって田植えをしていると色々な姿が見えました。「俺の植えたのが一番上手くない?」ときらきらしている子、ちょっとイタズラしながら苗を沢山植えて楽しそうな子、丁寧に時間をかけて植えている子、みんなの背中が大きく、たくましく見えました。
大人は?と言うと、ちょっと体験したい気持ちを抑えつつ、飽きずに田植えをしている子供に「代わって〜」と心の中で叫ぶのでした。
ちなみに私は最後尾の角に一苗植えました。
田植えも無事終わり、お昼ご飯です。今回は、みんなが持参した野菜を入れて、スタッフの方々が
『豚汁』を作って下さいました。(ありがとうございました) 緑に包まれて、外で食べた『豚汁』は具沢山で優しい味がして、ほっとする美味しさでした。
親睦会は、ちょっとドキドキしながら、名前、住んでいる所、『田んぼの時間』参加の理由などを
話しました。みんな共通しているのは『田んぼの時間え何かを感じたい』という事かなぁと思いました。
田んぼの文化史では、早崎さんが『田植え歌の話』『田楽の話』『田遊びの話』をして下さいました。
田んぼは昔の人にとっては生きる為に必要不可欠で辛いながらも楽しみを見つけて大事にしてきたんだなぁと感じました。
現代の私たちは、そんな『田んぼ』を楽しみながら、自然を感じ親しみ、食する事が出来て幸せだと思います。
これからも、『田んぼの時間』で自然のゆらぎを感じながら、居心地良い時を、子供と、子供の心を持った大人で楽しんでいこうと思います。
以上 (野中)
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