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2005年第五回田んぼの時間 自然観察会
1.日時:2005年7月18日(土) 10時〜15時
2.場所:東京学芸大学環境教育実践施設
3.参加メンバー
大人 名
子ども 名
4.スケジュール
*午前 自然観察会
ビッキーズは二人一組となり田んぼ周辺の生き物を採集して観察する
*午後 看板作り
【これまでの活動の感想】 (1)
(寺石)
<田んぼ作業>
平井さんを始め、作業の意味や合理的な説明(例えば、代掻きや田植えでは子供の体重の軽さが良く、田んぼの凹凸を小さくできる、など)をして下さるので、わかりやすく、興味も持ててよかった。
実は、影のご苦労もあるのでしょうが、参加している数回の中で体験できたことは、なんとなくまわりにも自慢できそうな、話のネタになった。まだ、これから収穫までどんなハプニングがあるかわからないが、大事に育てて行きたいし、みんなで協力することで解決できたらいいと思う。
特に、子供たちが、泥んこになって作業(遊び?)をして、生き生きしていることがこちらにも伝わってきて、一緒に楽しめることがいい。
<コミュニケーション>
つちのことビッキーズ、ビッキーズ同士で、激しいコミュニケーションが展開されている。まだ、自分は、我が子(2人)の面倒が優先されてしまい、まわりの子供たちとは「激しい」とまでは行っていない。本来は、大学時代から近所の子供(小学生)とよく遊んだり、勉強を教えたりしていたので、子供好きな面と、ちょっとしたスリルを味わわせてあげるネタもあるのだが、親子参加だとそうそう自分勝手に楽しむこともできない。
とにかく、大人も、子供のペースになって、泥んこで遊べる、楽しい場だと感じる。また、子供同士の衝突もあるが、そこは子供同士・仲間同士でうまく解決していっている姿を見る。子供たちは、この田んぼ体験を通じて、学校生活だけでは学べない、人とのコミュニケーション(違う学年と同じ目的で、長期に渡って活動する)を、自然に体感・習得できるのではないか?
代掻きでの泥合戦はよかった(私も、とばっちりを受けた)。
<地域環境>
都会では緑や土が減ってしまっているが、このような企画はとてもよいと思う。他にもいいものがあれば参加したい(子供たちにも参加させたい)。平日は仕事があるので、休日でできる活動がよい。3年前には、小金井市民農園(2年間)の抽選に当り、子供と野菜作りを体験したこともある。運動や勉強もいいが、作物作りは収穫の楽しみや、育てるという過程、そこにある原理・原則・ルールといったものが、自然に学べるのでとてもお奨めである。強い子(肉体的にも精神的にも)を育てる道具(ツール)のひとつと考える。じつは、まわりの大人たちを見ても、弱っちい人たちがいるが、このような自然体験や多階層に跨るコミュニケーションを経験してこなかったためではないかと感じるほどである。30歳も過ぎて、たいしたことでもない仕事の失敗や失恋などで、くよくよと悩み、1ヶ月以上も立ち直れない姿を見るとなんとももどかしい。
少し話が外れたが、前向きに生きること、少々の失敗は、反省し、何故そうなったのか、次は(農業なら、来年は)、どうやって克服しようか、そしてやはり原理・原則・ルールを自分の周りの環境に合わせて認識できる力を、若い人たちに身につけていってほしい。その意味で、地域参加のこのような企画は大歓迎だ。
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