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2005年第八回田んぼの時間 収穫祭
1.日時:2005年11月23日(日) 10時〜17時
2.場所:東京学芸大学環境教育実践施設
3.参加メンバー
総勢 107名
4.スケジュール
半年かけて大事に育てられ先日脱穀された我らのお米を食する日がついにやってきました。今日は待ちに待った収穫祭です。
この収穫祭は、同じく環境教育実践施設で活動している団体、「ちえのわ」さんと「江戸野菜」さんと一緒に行ったので、全員合わせると100名以上という、とても大きくにぎやかなお祭りになりました。
朝8時過ぎから少しずつ集まってきたメンバーは、会場の準備や料理・道具の準備に分担して取り掛かります。
3つの団体の人たちは大人も子供も互いに初めて会ったばかりですが、おいしい食事に向けて協力して準備をしました。
今回の収穫祭メニューは次の通りです。
・おもちつき
・炊き込みご飯
・おにぎり
・豚汁
・天丼
田んぼの時間で育てたお米は、全部で8升=約12kgものうるち米が、おにぎり、炊き込みご飯、天丼になります。
まずはおにぎり用のお米を炊飯器とかまどで炊き、その間に炊き込みご飯の具の準備をします。
かまどには薪をくべて火を燃やします。かまどの横では、子供たちが拾ってきた木を順番にのこぎりで切って薪を作りました。大きな角材でしたが、小さな子供も頑張って切りそろえました。
ここまで準備したところで、全員集まってそれぞれの団体がこれまでの活動を紹介します。
いずれの団体も、今日の収穫祭を迎えるまでの長いような短い半年間のさまざま活動を振り返りました。
田んぼの時間は、子供たちが順番に報告していきます。たくさんの人の前でしたがみんな堂々としていました。
さて、それが終わったら食事の準備再開です。
大きな羽釜に仕掛けてあったご飯はほぼ炊き上がりました。
火が少し強すぎて芯が残っしまっていましたが、そこは大人の知恵、日本酒を足して炊きなおすと見事にふっくら炊き上がりました。
こうして炊き上がったご飯は、おにぎり班のところへ。
おにぎり班は待ってましたと、かつお、しそ、昆布のおにぎりをにぎります。にぎってにぎって握り続けて、あっという間に150個もおにぎりが出来上がりました。
別のかまどには、江戸野菜さんが丹精こめて作ったサトイモや大根やにんじんほか具のたくさん入った豚汁が、大きなおなべでぐつぐつ煮られています。そのまた隣のかまどでは、準備の整った炊き込みご飯が炊き始められました。そして、広場のテーブルではこれまた江戸野菜さんのかぼちゃやサツマイモが天ぷらにされています。その匂いに、それまで手伝ってくれた子供たちも大人たちも、もうおなかペコペコです。
そうこうしている間におもちも搗きあがりました。こうなるともう待ちきれません。
炊き込みご飯もちょうど炊き上がり、「いただきます」の号令をかける間もなく、みんな目当ての食事に飛び掛ります。
搗きたてのお餅は、小さくちぎるところから人だかりです。おろし大根、あんこ、きなこ、ごま黒蜜といろんな味で楽しみました。
いろんな形のおにぎりは、具も三種類あって全部食べたくて迷ってしまいます。
豚汁は、食べても食べて食べきれないくらいたくさんできました。とろとろのサトイモの味はたまりません。
天丼は、野菜とご飯がそれぞれおいしく絶品、大人気でした。
炊き込みご飯は、もち米も入ってとてももっちりです。
子供たちは、おいしいご飯を家族や友達とお腹いっぱいたべました。みんな笑顔笑顔です。
その後も自分でお餅ついたり友達と遊んだりと、楽しい時間があっというまに過ぎていきました。
自分たちで丹精こめてつくったお米を十分に味わうことができた収穫祭、みんな満足で大成功に終わりました。
以上 (西田)
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