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2005年第六回田んぼの時間 稲刈り
1.日時:2005年9月19日(祝) 10時〜15時
2.場所:東京学芸大学環境教育実践施設
3.参加メンバー
大人 27名
子ども 33名
4.スケジュール
真夏の様な厳しい残暑の中、今日は稲刈りの日でした。
「ほんとに刈れるほど成長したのかな?」と思って出かけたのですが、網の中の田んぼの稲はもうすっかり頭を垂れていて、苗を植えてから今日まであっというまだったような気がしました。
10時に集合、平井さんの説明の後、網を外しました。
細くてこんがらがりやすいので、きれいにまとめるよう、気をつけて外すとのことでした。
それから、特に子供達が怪我をしないよう、正しい鎌の使い方を教わりました。
また子供達には、刈った稲を振り回して遊ばないように、と注意がありました。
稲で皮膚が傷つくし痒くなるということでした。
稲は、土の中の珪素を吸い上げてガラス分を含み、それが、良く見るとわかる
葉の細かいギザギザを形成していて、皮膚によくないということでした。
初めて知りました。
最初は鎌の使い方が覚束ず、おっかなびっくりだった子供達も、
慣れてくると刈るスピードがあがってきました。集中した顔に変わっていきました。
刈っていくと、雨蛙が慌てて逃げて行きました。土は、よく湿って、真っ黒でした。
4束分をまとめてひとくくりとし、紐でしばりまとめていきました。
丁度12時頃には田んぼはすべて刈られました。
土を耕して、土手を作って、水を入れて、苗を植えて・・・
今日、田んぼはまた、一面土に戻りました。
その脇には、60キロ分くらい(?)の収穫が、いくつかの山にわけて積み上がりました。
お昼の後には、刈った稲をリヤカーにのせて運び、干し、網をかけておきました。
一通り終わったところで、今日までの田んぼを思い出し、ゆっくりと振り返りました。
楽しかったことや、今度機会があったらやりたいことなど、
子供達から元気な声があがりました。
みんな汗にまみれながら、とても満足そうな、明るい顔をしていました。
2時すぎ頃、解散となりました。
皆様、本日もありがとうございました。
帰宅して夕食の時、ご飯をじっと見てしまいました。
以上 (菊池)
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