1.日時:2007年8月4日(土) 10時〜15時 2.場所:東京学芸大学環境教育実践施設 3.参加メンバー 大人 22名(うち環境市民会議から4名) 子ども 20名 4.報告 9:30〜受付 10:00〜観察会の手順とゲスト講師の紹介 午前の作業 各自が網、虫網を持って生きもの探しをしました。田んぼの中にはハイイロミズスマシ、ヤゴ数種が。畦周りにはショウリョウバッタ、オンブバッタ、菱バッタ、コオロギ、カマキリ、コミスジなど…。田んぼ上空では、薄羽黄トンボ、シオカラトンボ、大シオカラトンボ、ショウジョウトンボなどに出会えました。 カエルが見当たらないので心配しましたが、暑さのせいで畑に非難していたのか、それともみんなの声を聞きつけたのか?枝豆の株の間からアマガエルを多数発見! *水生生物の紹介を平井さんから。 *昆虫の説明を環境市民会議の高橋さんにお願いしました。 生きもののお話を聞く子ども達の目が輝いていました。大人の目も負けないくらい輝いていたのが印象的でした。 12:00〜昼食 午後の作業 子どもグループ ポスター「ごはんも生きものも田んぼのめぐみ」(農と自然の研究所刊)を使って、田んぼの生きものについての質問コーナーを参加者で森林インストラクターの武部さんにお願いしました。 子ども達の素朴で奇抜な質問が次々飛び出し、生きものへの関心の高さに驚きました。 各自持ってきた絵の具を使って、生きもの図鑑づくり。好きな生きものに好きな名前を付け、絵を描きました。 大人グループ もち米がほぼ出穂したので、草取り後さっそく防鳥網張りを行いました。昨年考案されたペットボトルを使っての作業で、楽に素早く網を張る事ができました。スズメ対策も万全ですね! 15:00解散 5.参加者の感想 「私自身、母の実家で祖母が田んぼで丹精を込めて世話をしていた姿を見、少しは手伝わせてもらい、縄ないも教えてもらいました。今、娘にはそのチャンスがないので是非やらせたかったのです。子どもが生まれてから、私は外遊びにのみ情熱をかたむけて子育てをしてきたけれど、学校に通うようになり、友達との遊びが屋内になる傾向が強く不満がつのっていましたが、田んぼに来て手のひらに余るほどのカエルをわしづかみにする娘に、とても喜びを感じます。」(Y・S) 「今年は田んぼの周りに大豆を植えた事にとても興味があります。昔の人の智恵に感心しています。普段は見られない、めずらしい赤トンボや緑色のヤゴ、まだまだ田んぼにはいることがわかりました。雑草取りでは、稲に似ている雑草がたくさんあり、頭が良いなあと感心しました。」(Y・N)
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