小金井市環境市民会議
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 第2回・環境市民会議設立準備会概要

1 開会(司会:環境政策課長
2 自己紹介   新たに出席した参加者の自己紹介を行なった。
3 小金井市環境市民会議についての検討
 ○ 提出資料の説明
   提出した資料について、環境政策課長が説明を行った。(省略)

 ○ 検討
 概要は以下のとおり

概要

  座長 本日は、会議の性格付け、準備の方法について議論したい。本日配付した阿部さんの作
     成した資料は、今後市民会議を設立した後、議論されるテーマと考えるので、念頭に置
     いて議論されたい。
 参加者 市民会議の性格付けについて、誰が何をやって、どのようにチェックするかのシステム
     づくりが大事である。諮問機関的位置付けとするのか。予算上の配慮も必要である。
環境政策課長 条例第27条に基づく組織であり、諮問機関ではない。
  座長 (黒板に図を示し、説明)
 参加者 大多数のコンセンサスを得た意見を市に対して述べていくこととなるのではないか。
環境部長 市民会議は諮問機関ではないので、行政に対する意見を述べるに留まるが、環境基本条
     例に基づく組織なので、その意見は重く扱うこととなる。
 参加者 市民会議は、基本的な方向性を議論していく場であろう。実行部隊は別に立ち上げる必
     要があると思う。阿部さんの提案のような件については、行政では他の部署(環境担当
     以外)も絡んでくるので、縦割り行政の中では、うやむやにされてしまうことが予想さ
     れる。
環境部長 環境基本条例第24条で、市長は推進体制を整備することとなっているので、横断的に
     やっていくこととなる。
  座長 まず市民会議で何をするか、どうやっていくのかを決定し、プロジェクトチームのよう
     な組織を立ち上げていくことになるのではないか。また、大きな目標を定めて進めてい
     くことが必要である。
 参加者 前回提出された資料を修正して、市民会議の目的としてはどうか。
 参加者 どのようにして多くの市民の参加を求めていくかが重要である。今回の資料の1の?につ
     いて説明を求めたい。
森(インテージ) 今回の資料の事例パターンについて、若干補足説明をする。事例パターン1は、
     活動することを主目的とする組織である。事例パターン2は、実行計画を自ら策定し、
     実践する組織であり、政策提言を主目的とするものである。事例パターン3と5は、活
     動している人たちを結びつけることを主眼とする組織である。事例パターン4は、組織
     をNPO化して事業を実施するという組織である。

     どこに重点を置いて組織化するかで変わってくるものである。
 参加者 構成メンバーについてはどうなっているのか。
森(インテージ) 市民参加はオープンとしているが、出入りはそれほど激しくないと思う。
 参加者 各パターンの組織では、活動内容を検証しているのか。
森(インテージ) まちまちだと思う。活動を実践する部隊は、ワーキンググループとしている例
     が多い。
 参加者 女性の参加はどういう状況か。
森(インテージ) 全ての組織について詳しくは把握していないが、狛江市では女性、特に主婦が
     多い。場面によっては、男性ばかりのこともあると認識している。
 参加者 狛江市の組織は、どのくらいの規模なのか。
森(インテージ) 4つのワーキンググループがあり、1グループ当たり15〜20人で組織して
     いる。15〜20人で推進委員会を設置し、定例会を開催している。立上げ当初からそ
     のくらいの規模であったが、メンバーを新しく取り込む工夫を検討している。
 参加者 狛江市で実践している内容は何か。
森(インテージ) 市民ができることをやるということが大前提。いろいろな部会で活動している。
 参加者 行政の施策に影響を与えている例はあるか。
森(インテージ) 豊中市では、随時行政に提言しているようだ。<
 参加者 環境審議会と市民会議の関係はどうなるのか。
環境部長 環境審議会は諮問機関で市長の施策に対する答申を得ることが主目的である。
 参加者 環境審議会と市民会議が対立するようなときは、どうするのか。
環境部長 対立することは、想定していない
 参加者 市民同士の対立があった場合、市は、市民会議に調停機関的な対立解消的な性格を求め
     ているのか。
環境政策課長 調停機関的な性格は、求めていない。
 参加者 市民に開かれた形が求められている。いつも同じ顔ぶれという会議が市役所内には多く
     あると思う。子どもの参加も重要だ
 参加者 目標の表現について、もっと柔らかなものとして子どもの参加を求めるべきと考える。
環境部長 参加したい市民の参加を排除する組織であってはならない。表現については留意する。
  座長 設立に向けてどういう方向で進めて行くかを議論したい。事務局においては、ワークシ
     ョップの開催をどのように準備しているのか。
環境政策課長 (ワークショップの準備状況について報告:内容省略)
環境部長 環境基本計画策定のために開催するワークショップ(5/29、5/30)は、市民会議への市
     民参加を求める良い機会だと認識している。
  座長 ワークショップで市民会議設立準備会についての話題を提供したい。また、市民会議で
     何をやりたいかも話をしておきたい。
環境部長 次回の設立準備会で市民会議の方向性について示すので、出席者の同意が得られればワ
     ークショップで示したいと思う。小金井市で設立する市民会議は、事例パターン1及び
     2を合わせたような性格になることが環境基本条例の趣旨に沿ったものといえると思う。
 参加者 事例パターン1及び2が小金井市においては、現実的ではないか。すでに活動している
     団体と連携することも重要だと思う
環境部長 条例設置の機関は、予算や施策を検討する上で、庁内において非常に重い意味を持つも
     のとなる
 参加者 環境基本条例の制定作業に携わってきたが、今後は、環境市民会議が世の中の状況に合
     わせて条例改正を市長に求めていっても良いと思う。言ったことはやりましょうという
     立場なので、きちんとした組織を立ち上げたいと思っているが、市民団体やNPOと巧
     く繋がりをもてれば可能である。学生や子どもたちの声も反映していくことも大切である。
     もっと大学を開いたものとしていきたいと思っている。大学は地元市と一緒にやりたいと
     思っている。仕事量が多いが人手が足りない現状もあるので、いろいろな支援が欲しい。
 参加者 役所の受け入れが不十分と感じている。市のほうから門を開いていくことが必要である。
  座長 目標の中にコーディネートが入っている。コーディネートという力を市民会議でどの程
     度持てるのか。開かれた民主的な組織でなければいけないと思っている。特定の団体に
     利するようなことは、避けなければならない。
 参加者 NPO化するとそのような心配もあるが、市民会議では大丈夫ではないか。
環境部長 大学が開かれ、協力を求められているが、行政が充分な受け止め方ができない部分もあ
     る。
 参加者 市民会議の基本的スタンスは、行政に文句を言うものではない。自ら考え、活動する組
     織である。
 参加者 子どもを連れて会議に参加できるような組織であって欲しい。<
 参加者 農家の役割は大きいものと考えるが、実際の農家の意識は低いと言わざるを得ない。す
     ぐに行動ができるかと言えば、疑問である。
 参加者 一般市民は、農地を環境のものと認識しているきらいがあるが、それは間違っている。
     農家が経済的にやっていける方策を考えていかないと農地は絶対残っていかないと思っ
     ている。
  座長 本日の会議を終了し、次回日程を5月14日の午後7時からとする。

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