小金井市環境市民会議
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 第6回・環境市民会議設立準備会概要


1 開会(司会:環境政策課長)

  環境部長挨拶(省略)

2 小金井市環境市民会議についての検討

  会議の概要は、以下のとおり(敬称略)

概要

  座長 前回までの設立準備会で9月5日に設立総会を開催することが決定している。7月19
     日に有志で作業を行い、パンフレットを作成した。行政で行う広報等の予定について説
     明されたい。
環境政策課長 説明(省略)

  座長 本日は、前回お示しした規約案について、ある程度固めたいと考えているので、会費、
     入退会の扱いについて議論し、設立総会の進め方について協議したい。
  
○ 規約案について

  座長 本日までに規約に対する修正案等は、事務局に寄せられているのか。
環境政策課長 特に意見は寄せられていない。
 参加者 通常の規約の場合、「会議」といった場合、「議長」が多いと思うがどうか。
  座長 「会長」や「議長」だと堅苦しいと思ったので、代表に整理した経過がある。
 参加者 役員手当てについての規定が全く無いが、規定しなくてよいか。全くのボランティアで
     やっていくのか。
  座長 事務局で検討した時点では、市の予算措置もなされていないので全く考えなかった。
     将来的にこうしたいといった内容は、規約に馴染まないのではないか。
 参加者 会費の件を整理してから議論してはどうか。
 参加者 あくまでも自発的な活動としても、全て手弁当というわけにもいかないと思う。ある程
     度明確にしておいた方がよい。
 参加者 経費的なものについては、規定した方がよいと思う。
  座長 規約とは別に、経費に関する規定を作っている例もある。
 参加者 会費制をとるから必ずしも手当てといっている訳ではない。
 参加者 会費制をとっているのは比較的少数だと思うが、会の規律性からも必要だと思う。事務
     手当、役員報酬の話も出てくるのではないか。
 参加者 会費を集めている団体はあるが、役員手当を出している団体は無いのではないか。
環境部長 規約案中に予算の議決が明定されている。予算の中で実費弁償的な支出を議決すること
     となると思っている。規約の中に実費弁償を規定するより、予算議決の中で柔軟性を持
     たせてはどうか。また、委任規定もあるので別に決めても問題は生じない。
 参加者 規約の中に費用弁償については、別に定める旨の規定をしてはどうか。
 参加者 別に定めるとして、実際には定めない状況になったとき、問題になると思う。
  座長 実費弁償は必要だと思う。
 参加者 実費弁償だけでなく、役員に対する手当も考えなければならない。
  座長 役員に対する手当を支給している例はあるか。
 参加者 NGOでは、手当をも支給している。そのあたりの担保が無いと動きにくいと思う。あ
     る程度公益的な団体なので、仕組みとして規定した方がよいと思う。
  座長 役員の報酬については、総会決議で定めるという方法もある。報酬を支出するとなると、
     税の問題も出てくるし、勤め人の場合は、勤務先の就業規則との兼ね合いもあると思う。
森(インテージ) 市民活動が全てボランティアでといった考え方は、時代遅れになりつつあると
     思う。
 参加者 こうした活動は、人の心根が大切であり、経済的な面ばかりを強調するとよくないと思
     う。
 参加者 暮らしの中でどう暮らしを変えていくかという問題であり、役員に対して一定程度の負
     担をするのは必要だと思う。
 参加者 同感である。実際に活動する場面を想像すれば、ちょっとお願いといった気持ちではで
     きないことだと理解できると思う。
 参加者 (三島市の例を説明)沢山の人を集めるのは、人の繋がりである。経済的組織と同じよ
     うにやっていくのは、いかがかと思う。
 参加者 今までボランティア(無償)でやってきたが、自分の生活は自分でやるという方向にな
     っている中で、市民活動がなかなか広がっていかない状況がある。こうした状況が続け
     ば、ボランティアは暇な人しかやらなくなってしい、働く人が地域に入ってくることが
     できない。NPOから給料を受けて活動している形ができつつあると思うので、どうい
     う形でできるかは、検討すべきだと思う。
 参加者 市民の有志で適当にやっていくような活動ならどうでもいいと思うが、環境市民会議は
     既存の団体とは根本的に異なる団体に育てていかなければならないと思う
  座長 確かに将来はそうあるべきだが、すぐにはできない。どう入口をつくっておくかという
     ことだと思う。税法上の問題、就業規則との関連もあると思うので、事務局で調査でき
     ないか。
環境部長 実費弁償的なもの、20万円までのものは申告する必要はない。税法上の問題は生じな
     いと思う。
  座長 当面、規約の中には、そういった規定を入れることを考えてみたい。退会、会費の規定
     について、意見はないか。
 参加者 会費を払わない人からは、会員であるメリットを奪って、それでも払わない場合は退会
     というのが普通の流れだと思う。
 参加者 差別化については、あとで議論することでもよいのではないか。
  座長 規約案第8条の規定が固いという意見もあったが、提案はないか。
 参加者 退会の規定は、無くてもよいと思う。
 参加者 一旦納めた会費は、返却しないといった規定は必要である。
  座長 了解した。会費の額は、幾らぐらいが適当か。
 参加者 会員数は、どの程度見込んでいるのか。
  座長 名前だけの人も含め、良くて100人位だと思う。設立時には50人から70人位では
     ないか。一番初めに必要になるのは、通信費だと思う。
 参加者 3000円位でよいのではないか。
 参加者 入会金は考えているのか。
  座長 考えていない。
 参加者 私も3000円位が妥当だと思う。
 参加者 会費を払うことは構わないと思うが、市のほうでの予算化の目処はあるのか。
環境部長 補助を行うには活動実績が必要である。また、行政が補助を行うには、審査が伴うが、
     当然可能性はあると思う。
 参加者 行政側の予算措置が必要である。
 参加者 会費を集めると決めたら一定程度集めないと組織として動けない。集め方の検討も必要
     だと思う。
  座長 正会員、準会員なども考えられる。また、入会しないが活動したいという人が出てくる
     かも知れない。
 参加者 賛助会員という考え方もある。
 参加者 団体会員も考えられる。事業所が入会するといったこともあるかもしれない。
環境部長 条例上は団体会員を想定していない。
  座長 正会員を3000円、子どもを無料としてはどうか。
 参加者 子どもでも300円位でも会費を取ったほうがよい。会員であるという誇りを持つ意味
     がある。
 参加者 一般会員、学生会員、それ以下の会員としてはどうか。
  座長 それぞれの意見を踏まえ、会費の額は、大人が3000円、大学生、高校生が1000
     円、それ以下の子どもが500円としたいが、いかがか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
  座長 会費の額については、そのように決定したい。
 参加者 規約に盛り込まず、別途定めるとしてはどうか。
  座長 検討する。
 参加者 提供する情報は、大人の会員、学生会員、子ども会員によって差をつけるのか。
環境部長 情報は、平等に提供する。
 参加者 会の事業年度は、4月から3月までにすると、他の団体と同じになって忙しい。
 参加者 市からの補助等が出るのであれば、市の会計年度に合わせたほうがやりやすいのではな
     いか。
 参加者 市からの補助は、継続的にあると理解してよいか。
環境部長 補助金を継続的に支出することは、難しいと思う。
 参加者 今後、市民活動は、行政に物乞いする姿勢を改めていく必要がある。
環境部長 将来的に環境市民会議は、市の委託を受けて事業を行うことも予想される。会計年度
     は、市に合わせたほうがやりやすいと思う。
 参加者 事業年度が9月から始まるNPOも多い。
 参加者 行政に合わせたほうがよい
 参加者 ある程度活動してから、事業年度をずらすことも可能であると思う。
  座長 事業年度は、4月から3月までとしたいが、いかがか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
  座長 規約について、他に意見・提案は無いか。
 参加者 過半数議決についての規定は改め、出席者の合意で決するとすべきだと思う。
 参加者 規約案第9条第3項で役員が運営委員会を構成するとなっているが、おかしい。また、
     役員に事務局は入らないほうがよいと思う。
  座長 事務局とは別に規定することも可能だと思う。
 参加者 会計と監査は、役員とは別にすべきだと思う。
 参加者 役員に事務局長を入れたほうがよいと思う
  座長 それぞれの意見については、事務局で調整させて欲しい。
環境部長 事務局で検討し、規約案をお示ししたい。
  座長 今までの進捗状況から、最低もう一回は設立準備会を開催する必要がある。
環境部長 次回、規約の最終案をお示ししたい。
 参加者 規約案第4条の「○○○」は、設立総会でもこのままか。
環境部長 団体の事務局を役所が行うことは、役所全体の問題となっている。書くとすれば「当面
     環境政策課に置く」といった程度になるのではないか。
  座長 当初、事務局は「市」としていたが、決まらない場合は削除したい。
環境部長 規約案第8条はもっと簡素化したい。

○ 環境市民会議設立総会の運営について

  座長 前回の設立準備会で総会、リレートーク、フリーディスカッションといった内容で整理
     したが、何か意見は無いか。
 参加者 前回の整理でよいと思う。
  座長 設立総会当日、どういう流れで役員を決めるか、議論をしていただきたい。
 参加者 設立準備会に参加した人が、運営委員になるべきだと思う。
  座長 事務局には、次回の設立準備会の通知に当たって、参加する人は運営委員として参加し
     てほしい旨の記載をお願いしたい。また、欠席する場合は、運営委員をやっていただけ
     るかどうかの確認をお願いしたい。次回の設立準備会ではそのあたりの点について決定
     したい。次に、本日の参加者の皆さんから設立総会の案内を送るべき市内の団体につい
     て推薦をいただきたい。

     団体の推薦

  座長 事務局から今推薦をいただいた団体に対し、設立総会への参加とリレートークをお願い
     することとしたい。また、発表希望者が多い場合には調整することとしたい。
 参加者 時間が無い場合は、紹介だけでもお願いしたい。
  座長 7月19日の準備作業の際、話題となった保育と手話についてご協議いただきたい。
 参加者 保育士は特段準備せず、子ども連れでの参加も構わないことにすればよい。
 参加者 小さな子が騒ぐと厳粛なムードが壊れてしまわないか。
 参加者 和気藹々とした雰囲気のほうが、望ましい。
  座長 手話についてはどうするか。開催時間から見ても最低2人は必要である。
 参加者 予算が無い中で手話を準備しなければならないのであれば、運営委員になる者が会費の
     前払いをして措置してはどうか。
  座長 次回の設立準備会で会費を徴収したいと思うが、よろしいか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
  座長 手話については、広報に掲載することが必要かどうかという点について協議されたい。
 参加者 実際に手話が不必要であっても、準備はしておくべきだと思う。
  座長 手話の広報は行わないが、最初から準備することとしたい。設立総会の進行について、
     何か提案は無いか。
 参加者 録音、記録についても必要である。また、受付・司会も大変だと思う。
  座長 基本計画の策定作業を委託しているコンサルにお願いできればと思っているが、どうか。
 参加者 司会は、市民がやるべきである。
  座長 了解した。司会等については、次回の設立準備会で協議し、決定したい。
 参加者 フリーディスカッションは、時間の関係からほとんど言いっぱなしにな
     ると思われるので、一人の持ち時間を短くしたほうがよい。
  座長 自分が何をしたいのかといった点について、話をしてほしいと思っている。
 参加者 時間の問題もあるので、フリーディスカッションではなくフリートークでよいと思う。
  座長 了解した。既にポスター上にはフリーディスカッションとなっているの
     で、設立総会当日の会場でフリートークということで説明したい。
  
  座長 次回の設立準備会では、全てのことを決定したいので、各自検討してきてほしい。次回
     の日程は、8月17日(火)午後7時からとしたい。
     場所は、追って通知する。

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