小金井市環境市民会議
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小金井市環境市民会議設立総会議事録

開催日時
  平成16年9月5日(日)  13:30〜

場所
  商工会館会議室(3階)
  
司会 本日は、小金井市環境市民会議設立総会にご参加いただきまして、ありがとうございます。私
  は、本日の司会を務めさせて頂きます早アと申します。この会場は時間の制約がございまして、5
  時までに退出しなければなりませんので、スムーズな議事の進行をお助けいただきますようお願い
  します。本日、手話通訳をしていただきます方を紹介します。

(手話通訳者紹介)

司会 始めに、加藤環境部長から開会の挨拶をお願いします。

環境部長 ただ今から小金井市環境市民会議設立総会を開催します。環境市民会議は、市民、事業者等
  が積極的に環境保全等の活動をする組織として、小金井市環境基本条例に規定された組織です。環
  境問題を地球規模で考え、足元から行動しようという熱意ある市民の皆さんの約半年にわたる準備
  を経て、設立総会を迎えることになりました。本日は、よろしくお願い申し上げます。

司会 次に、稲葉市長からご挨拶を頂きます。

市長 皆さん、こんにちは。今日は、小金井市環境市民会議の設立総会がこのように大勢の方々にお集
  まりいただいて、迎えられることを大変嬉しく思います。お天気も悪いので、どのくらいの人が来
  ていただけるかなと心配をしておりましたが、大変大勢の方々にお越しいただき、嬉しく思ってい
  ます。今日、設立総会を迎えるに当り、市民の方々による準備会が半年間に渡って精力的に進め方
  などを話し合われてきたという報告を受けておりまして、大勢の準備会の方々のお力によるところ
  が大きいと思っています。昨年の7月1日に小金井市が環境基本条例を施行し、先進的にやってい
  る市はありますが、小金井市環境基本条例は非常に先進的な考え方、手法が盛り込まれていると思
  いますので、是非ご活用いただきたいと思っています。その中で、条例の第27条に環境市民会議
  は積極的に環境の保全を行う組織として位置付けられており、本市の環境行政を推進していく上
  で、重要な役割を担っていただくことになるだろうと思います。さらに現在、条例の9条に基づく
  環境基本計画を策定する市民参加による策定作業を行っています。この策定委員会においても環境
  市民会議の活動に対する期待は大きいと思っています。是非、皆さまの考え、行動を環境問題解決
  に結び付けていただきたいなと思っています。過日、8月31日に中学生議会を開催しています。中
  学生の質問をいただいたけれど、この中でも一番大きいのは、小金井市の環境に関する問題です。
  中学生も小金井市の恵まれたこの環境をどういうふうにして守っていくのか、どういうふうにして
  さらに進めていくのかということが大きな課題でありました。そのためには、私たちが何をすれば
  よいのかという話もありますし、どのように取り組んでいくのかといった具体的な質問もありまし
  た。小金井市の恵まれた環境を守り、さらに発展させていくということが我々に課せられた課題で
  あると思っています。そういう意味においても、皆様のご活躍を期待しておりますし、行政と市民
  でパートナーシップをもってこの環境を地域から問題に取り組んで行きたいと思います。行政とし
  てもできるだけの支援をしたいと思いますし、繰り返しになりますが、皆さんとパートナーシップ
  をもって進めていきたいと思います。

司会 次に、環境市民会議が設立されるに至った経過報告を天野環境政策課長にお願いします。

環境政策課長 こんにちは。環境政策課長の天野です。環境市民会議の設立経過について、簡単にご報
  告いたします。環境部長、市長からもあったように環境基本条例の第27条に市民、事業者と積極
  的に環境の保全等の活動するための組織として位置付けています。環境市民会議は、条例に位置付
  けられている環境の保全等に関する施策について市長に意見を述べることができるとなっていま
  す。構成は、市民、事業者、教育機関に属する者、市職員等となっています。環境基本条例は、昨
  年7月に施行し、現在、環境基本計画を策定しており、策定委員の中からも環境市民会議に期待す
  る意見をたくさんいただいています。3月17日に環境市民会議設立準備会の第1回目の会議を開催
  しました。参加者が24名、それ以後7回の準備会、1回の作業日を開催し、延べ参加人数は136
  人という大勢の市民の参加をいただき、本日を迎えています。内容についてはこれから設立総会で
  議論していただくこととなりますが、市としても皆さんと協働してよりよい環境を創出するよう努
  力していくこととなります。環境市民会議については、市としても期待しているところです。

  雑駁ですが、以上です。

司会 それでは、これから環境市民会議設立総会を開会させていただきます。総会の進行は、市民会議
  の座長を務められていらした平井さんにお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

司会 それでは平井さん、お願いします。

平井 ご紹介いただきました平井です。環境市民会議の設立については、十分な広報もできなかったき
  らいもありますし、皆さんの十分な合意もまだ、得られきれていないとは思います。とはいっても
  いつまでも準備会を重ねてもしょうがないということで、小さく生んで大きく育てるという方法も
  あるというご意見もあり、まずは、環境市民会議を立ち上げましょうということで本日を迎えたわ
  けです。これから総会を始めさせていただきますが、次第にあるように趣意書、基本方針、活動計
  画、規約、予算といったものを決めていきたいと考えています。お手元資料の中の設立趣意書から
  説明します。これは、準備会で検討し作成したものです。少し読ませていただきます。

(資料説明:省略)

平井 趣意書にある具体的な取組みについてですが、最初に、環境活動の実施主体となるということで
  す。二番目は環境活動のコーディネーターということです。具体的に言いますと、いろいろな環境
  団体を有機的に連携し、さまざまなプログラムを提供し、コーディネートするということです。三
  番目は、環境情報センターとしての機能です。これは、いろいろな環境に関する情報を収集・整理
  して情報を得られる組織にするということです。また、これから場を確保して市民の皆さんに、さ
  まざまな環境に関する情報提供できるような場作りをしたいということです。四番目、最後ですが
  市長への提案機関。これは条例にもありますように、環境市民会議はさまざまなアイデア、提案を
  吸い上げ、市長に有益な提案を行っていくということを考えています。この4つの柱を立てまし
  た。

   最後には、設立準備会に一回でも参加された方に設立発起人になっていただくよう募りまして計
  38人の賛同をいただき、記載させていただきました。

   次に基本方針案です。設立趣意書に書いている4つの柱を文章化したものです。詳細は、省略さ
  せていただきます。こういった基本方針を立てて今後活動していく訳ですが、先ほど申しましたよ
  うに小さく産んで大きく育てるとして、これから市民会議が具体的な活動を議論していくことにな
  ります。今の時点で、具体的に何をするかということは決まっていませんが、ある程度の方向性は
  付けておかないといけないだろうということで、こういった基本計画案を作成しました。もちろん
  これは、今後の運営委員会等で諮って、よりよいかたちになっていくだろうと思います。

   次に、活動計画案について、説明いたします。今年、平成16年度はもう数ヶ月しかございませ
  ん。その中で何をするかというと、まずはこの会議の存在を広めるということ、多くの市民の方に
  知っていただいて、小金井市の11万人の人口の中で最低でも1万人ぐらいはこの会の存在を知って
  いただいて、何かあったときはその1万人の中からできれば千人くらいの方が参加していただく。
  そういう組織になっていく。この会を大きく広めていくことが当面の最大の課題だと思います。市
  内外の環境活動を行っている団体の情報を収集整理してそれを広くホームページなどで知っていた
  だこうと。まずは、そういう活動を行い、情報提供をしていくことを考えています。こういった議
  論は、後ほど議論する運営委員会で進めていくことになると思います。17年度以降ですが、できれ
  ばこの会をNPO法人化してちゃんとした予算を持ち、専任の事務員を置き、平たく言えばお金を
  コントロールし、場所も持っているような組織にしていきたい。そうしないと、極端なことを言え
  ば、ろくなことはできないと思います。もちろん基本条例にあるように、市は協力するとなってい
  るので市の指導を受けながらこの団体を力をもった団体にしていきたい。将来的には市の事業を受
  託して、そこから収入を得ようと考えますが、何の実績も無い団体なので、まずは市民から会費を
  少しずつ頂いてそれを予算として活動し、成長していきたい。18年度については、それらを検討
  後、実施するということになると。できればこの3年間でこの会の基盤作りができればよいと思っ
  ています。

   次に、規約についてご説明します。

(逐条説明:省略)

平井 最後に予算案についてご説明いたします。予算案は、現時点では会で何を行うか決定していない
  状況ですので、架空のものです。一応、総会で議決することとなっておりますので提案するもの
  で、今後、活動をするのに最低限必要と思われる費用を計上しているものです。

司会 質問等ございましたら、どうぞ。

発言者 運営委員は基本的にどういう活動をするのですか。また、運営委員会の大体の開催回数を教え
  てください。

平井 運営委員会の一番重要な役割は、私たちが何をしていくかということを話し合っていただくこと
  です。この会議がどういうことをしていくかを決めていくことが運営委員会の役割です。回数は、
  説明で省略してしまいましたが、必要に応じて開催できることになっています。なお、市民会議に
  は、部会を置くことができることになっています。ですから、やることが具体的に決まって、それ
  は全体でやるよりも少数精鋭である問題について特化して活動したほうが良いだろうというように
  なったら、部会を開催します。問題の大きさに比例して会議を開催することになります。ただ、設
  立当初ですので、かなり頻繁に会議を開催することになるのではないかと思います。

発言者 活動計画案にかなり詳しく書いてありますが、確定しているのか。

平井 活動計画は、あくまでも案です。この総会、この後に開かれる運営委員会、また総会は1回以上
  開催できるので、そこで変更すべきということになれば、変えることもできます。何も案がない状
  態で本日の会議を開催する訳にはいかないので、普通、任意団体を設立する際には全て決まってい
  て、そのとおりレールが引かれているような状況がありますが、この会はそのような状況ではない
  ということです。準備会には延べ136人参加して会議を開催しましたが、11万人の内の136人で
  すから、その決定事項が確定しているわけではないということです。

発言者 規約に「目的に賛同する市民」とあるが、市民は個人なのか、団体ではだめなのでしょうか。

平井 条例の解釈になると思いますが、個人であると思います。団体での参加は、想定していません。

発言者 第11条について、環境市民会議はボランティアで行うものと思っていたが、報酬についてはど
  のような考えによるものですか。

平井 最低限、少なくとも今年度は報酬を支払うということは想定していません。準備会の中でも議論
  したことですが、有償ボランティア、あるいは一生懸命活動した人が得をするといったらおかしい
  けれど、気持ち良くなれる、あるいは何らかの利便性を得られるようなことがないとボランティア
  だけに頼った市民会議では発展していかないと思っています。また、事務局がそこに人を配置して
  おくためには、報酬、生活できるものを得られなければならないと思います。自分の生活を潰して
  まで、あるいは家庭を壊してまでこういうことに参加していくことは無理だと思いますので、そう
  いうことを保障するために規約の中に入れるべきだとの結論を得ました。将来的には、そういった
  規約に基づいて、個人が負担した場合には、それを弁償するという規定を設けたものです。

発言者 アルバイトだとかという感覚で考えていってよいのか。

平井 ここに記載してあるのは、役員等に対する報酬や費用弁償であって、雇い入れに対する賃金とい
  う意味ではありません。

発言者 具体的には公表されていくのですか。

平井 もちろん公表されていくことになります。会計については、全ての項目を公表していくことにな
  ります。

発言者 先ほども質問のあった構成員についての質問ですが、先ほどのお答えでは、市民というのは個
  人だけであるということですが、3月29日に開催された第1回の設立準備会に出席した時に、私の
  メモには、ここでいう市民は任意団体を含むとあるのです。市の方からそのようなご答弁をいただ
  いているのです。もしかしたら自分のメモが間違っているのか、それとも市の方針がその後、変更
  になっているのでしょうか。

平井 私の認識では、個人ということで一貫しているのですが、市のほうから説明をいただけますか。

環境部長 メモにそのような記録が残っているということですが、私どもは従前から市民と言うのは個
  人の立場で参加する方々だと想定しています。と申しますのは、団体に属している方が団体として
  参加されるのではなく、団体に属しているけれど個人として参加される方が、一体的な力の結集に
  なるのではないかなというふうに思っておりまして、環境基本条例の解釈としてはそういった解釈
  をしていたところです。その後、そういった質疑がなされた際には、条例は団体を想定していない
  と解釈を申し上げておりました。要するに、どれが一番力を結集して広く環境市民会議が機能する
  かというふうになりますと、団体に属されている方でも個人の資格で参加される、これは当然、団
  体の立場もあるし、団体の立場を代弁されることもあるかもしれません。そのほうが力の結集にな
  るのではないでしょうか。以上です。

発言者 皆さんそれぞれお仕事を持っており、なかなか活動をしていくことは困難な状況もあるようで
  す。任意団体ということでメンバーになれれば、その中で都合の良い方が参加できる。そういうこ
  とで任意団体も認めていただければと思います。

環境部長 発言者からのご意見は、貴重なご意見として受け止めさせていただきますが、この規約は団
  体会員というのを予想していないので、会費、役員についても団体会員というのを予想しない中
  で、個人としての会員の中から会費を定め、役員を選出するという規定になっている次第です。

発言者 今の今まで私は任意団体でメンバーになれるという認識でいたのですが、そういうことであれ
  ば、私としてはそういうことで受け止めさせていただきます。おそらく他にもそういった認識の方
  がおられるのではないでしょうか。

発言者 今の発言者の質問と同じなのですが、私たちもこの呼掛けが団体宛に来ましたので、団体で登
  録できるのかなと思っていました。今日、たまたま自分たちの団体の理事会があったので、この会
  に会員になるかどうか決めてきました。個人となったら振出しに戻ってしまうのです。

発言者 私は、市民設立準備会をやっているのを知らなかったのですが、たまたま今日の総会の存在を
  知りまして参加しました。小金井に相当長く住んでいます。小金井がどんどん悪くなっていくのが
  目に付いてしょうがないのです。私の考えは、先ほどの発言者とは違っていまして、個人で考えな
  ければ駄目だと身に染みて感じているのです。今日、参加名簿とかこういったものがあって、今日
  行動を起こさなければだめなのかなと思いながら、会員になるのはよいのですが、運営委員とかに
  ついては良くわかりませんが、個人が考えなければ、タバコのポイ捨てだって折角中学生が提言し
  てくれましたけど、現状はどんな状態なのか。もう、街を歩けば本当にひどいですよ。それを拾っ
  ていらっしゃる方々に助けられて、どうにか保っている状態であるとも言えると思うのです。野川
  の問題も今、どんなふうになっているか。もう、草ぼうぼうです。子どもたちが、わんぱく夏まつ
  りもありましたけど、全然使えない状況です。個人が参加して個人が力になることが、とても良い
  ことだと思っています。

発言者 会員の話は、他の任意団体に入ってらっしゃる方が、この会のメンバーになるということは、
  意義のあることだと思うのですが、この会そのものを今後、運営していくことになれば、会員その
  ものが全員平等の立場でなければならないと思います。それが基本原則だと思います。任意団体の
  方で、この市民会議のメンバーになろうとする方は、今回、個人として市民会議のメンバーにおな
  りになるのがいいのではないかと思います。

平井 貴重なご意見ありがとうございました。他にご意見はございませんか。会員の問題につきまして
  は、準備会でも議論がございました。その意見の一つに団体会員を認めると、その団体の利便を追
  及してしまうことが予想されてしまいます。そういったことは、避けたいなというのがありまし
  た。そういうこともあって、先ほどの発言者からもあったように、皆平等の立場で環境市民会議に
  参加できることが重要だと思います。

発言者 今後の活動について、もう少し具体的に説明をお願いします。ここに活動計画がありますけれ
  ど、これだけだとちょっと具体的に何をするのかということが見えないので、説明していただけた
  らと思います。

平井 一言で言うと、決まっていないのです。ただ、これをやろうといった意見は、準備会で続出しま
  した。例えば、野川の水枯れの問題、ごみの問題などいっぱい出ています。それのどれをやろうか
  検討する会議は、これから行うことになるのです。

発言者 今まで、個人か団体かという話がありました。市民というのは小金井市民でしょうね。その次
  の事業者、教育機関に属する者、市職員とありますが、小金井市民でない市職員や小金井市民でな
  い事業者がいた場合、これもメンバーとして入会できるという解釈になると思いますが、どうで
  しょうか。

平井 条例の条文をそのまま引用しているのですが、在勤、在学、在住者ということになると思いま
  す。

環境部長 市民の解釈ですが、いかに力を結集して地域から環境問題を解決するかという目的に向かっ
  ていかなければならないのですが、原則は環境基本条例に基づく環境市民会議ですので、原則は在
  勤、在学、在住者ということになろうかと思いますが、さりとて仮に国分寺の市民の皆さんが小金
  井市環境市民会議に参加して小金井市の活動状況をつぶさに実体験したいと思ったときに住所が国
  分寺だからお断りするということでよいのだろうか、と考えるときにやはり、来る者は拒まずとい
  うようなことがよろしいのではないかなと思います。

発言者 将来NPO法人化を目指すということ偽装NPOができているという話しがあるようです。そ
  れで、そういった連中が入り込んでくることが予想されます。その辺をどうか考えるかということ
  も今後、必要だと思います。

発言者 今までのお話をいろいろお伺いして、最終的に想定するメンバーは、自然人であれば誰でもよ
  いと、そういうことですね。

平井 規約に記載してあるように、この会の趣旨に賛同していただければよいということです。

環境部長 人には自然人と法人がありますが、そういう意味では団体ではなくて個人だということから
  自然人であるということです。また、年齢は問わないということが準備会の中で話し合いがなされ
  ておりますのでそういうことでよろしいかと思います。住んでいる場所についても市民会議に参加
  して力の元になりたいとおっしゃる方がいれば、住所要件だけで拒否することはいかがなものかと
  いうのは話し合われていることでございます。

発言者 また個人の話に戻るのですが、既にNPO団体を作って活動している人は、交代で任を果たす
  というメリットがありますよね。例えば私たちのNPOでも既に自分たちでお金を出し合ってい
  る、時間を出し合っているなどしていますので、自分たちの団体の中から個人として参加するかと
  いうことになります。そうしますと個人で今日は誰が出て、次には誰が出てというわけにいくのか
  いかないのか。例えば団体で一つの口座を持つというのは、今、自然人ということと、他市の人で
  もよいっていうことと、教育機関とかいろいろということになると、最初の出だしの個人に拘って
  いることの意味が理解できないのです。もう一つ、16年度の会費を50人から賄うということを想
  定しているので、次にこれをNPOで立ち上げていくとか、来年度は役員の報酬を出すとか、これ
  は個人会費を募って運用するということになるのでしょうか。

平井 正直に申しまして、会費の運用については想定していません。また現状、役員の報酬などについ
  ては、現時点で想定していません。専従者については、ゆくゆくはその人が生活できるようにした
  いねと、という程度の準備会での話し合いはありました。それでは、来年度から役員の報酬を払お
  うと、いうようなことはまだ想定していない状況です。

発言者 会の運営を個人会費だけで賄おうと考えているのですか。

平井 当面はそのように考えています。NPOになった時点では、NPOを運営しなければいけないの
  で、事業を行うことも必要だと思います。当面はこの程度のものしか想定していません。ご質問の
  趣旨が今ひとつわからないので、お答えになっているかどうかわかりませんが、以上です。

発言者 個人会員に拘るとした場合、会の運営を個人会費で賄うこととなるのかということです。例え
  ば今、個人会費50人集まると想定していますが、この会の運営が、個人会費を募って運営されると
  いうことですか、ということです。

平井 今年度はそのように想定しているので、このような予算をお示ししています。それ以外、それ以
  降は、規約第15条の経費のところにあるようなものをもって運営していこうということです。

発言者 了解しました。

発言者 市民会議は、市で選定した組織ですよね。(「違う」と呼ぶ者あり)違うのですね。そうする
  と市は、支援団体に過ぎないということですよね。

平井 条例ではそういうことになっていますね。

発言者 市では、一切運営に関する補助はしないのですか。

市長 現在、設立に当たっては、考えておりません。ただ、これから先、NPO法人となった場合に市
  の方が事業を委託することもあり得るかなと思っておりまして、その際には委託費等は考える必要
  があるだろうと思いますけど、当面の運営に関しては、会費をもって運営していただきたいと思い
  ます。

発言者 今、法人、自然人という問題が出てきていましたが、任意団体の団体もあるし、会社の場合も
  あると思います。会社の場合、会社として加盟していろいろ援助するということも当然、考えられ
  ると思うので、その辺をもう少し研究しないと、おかしなことになるのではないかと心配します。
  個人で3,000円ずつ出して、100人も200人も集まれば問題ないのですけど、そうでない場合も想
  定しないと、いろいろ支障が出るのではないかと思います。

平井 それは、今後議論を深めていきたいと思っています。

発言者 再度同じことを質問させていただきますが、今、いろいろ意見が出ているわけです。ここでい
  う市民というのは、部長さんの話ですと他の市の人でもその気があるなら受け入れるということで
  したが、やっぱりこういう規約に書いてあることは拡大解釈するのは良くないと思います。私の提
  案として「市民」を「個人」としては、いかがでしょうか。

平井 規約を現在提案している状況です。ご提案については、一度受け止めさせていただいてもう一度
  総会を開催して規約の改正をしたほうがよろしいのではないかなと思います。

(拍手する者あり)

発言者 今日がその総会なのではないですか。

平井 総会は、年1回以上開催できることとなっています。

発言者 今日は、準備会ではなくて総会なのですか。

平井 総会です。設立のための総会です。規約を改正するための総会も開催できますから、そういった
  ことで問題無いと思います。この問題をここで議論していると多分、この後のプログラムを一切進
  めることができなくなると思います。これは、私からの提案ですが、今のご意見等は今後の会議に
  諮り、規約を改正することとしてはどうでしょうか。

(拍手する者あり)

平井 規約そのものは採択しておかないと、この後、役員を決めたりしていくことができないのです。
  そこで、規約の中の特に参加のあり方については今後議論することを含んでおいた上で、規約を採
  択していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(拍手する者あり)

平井 それでは、他に質問がなければ役員等の選出に入りたいと思います。ここで、司会に一旦戻しま
  すので、よろしくお願いします。

司会 平井さん、ありがとうございました。それでは、役員の選出に移りたいと思います。市民会議の
  役員は、規約にあるように会員の互選により選出することになっています。まず、代表の選出から
  行います。どなたか、代表への立候補、あるいはご推薦は無いでしょうか。

発言者 準備会の座長をやっていただいた、平井正風さんを代表として推薦します。

司会 他にどなたかございませんか。

司会 平井さんが代表に推薦されておりますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

司会 平井さんにもご了承いただいたようなので、代表に平井さんが決定いたしました。

司会 次に、副代表にどなたか立候補、あるいはご推薦は無いでしょうか。

発言者 堀井ひろ子さんを推薦します。

司会 他にどなたかございませんか。
司会 堀井ひろ子さんが副代表に推薦されておりますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

司会 堀井さんにもご承諾いただけたようで、よろしくお願いします。

堀井 会が軌道に乗るまで協力させていただきます。

(拍手する者あり)

司会 次に、会計への立候補、推薦はございませんか。できれば2名お願いしたいのですが、どうで
  しょうか。

発言者 長森さんにお願いしたいと思いますが、お引き受けいただけますか。

(拍手する者あり)

司会者 長森さんにもご承諾いただけたようです。長森さん、よろしくお願いします。

代表 まだ、会は設立されたばかりで、それほど潤沢な会計ではないので、それ程大変な状況にはなら
  ないと思っています。よろしくお願いします。

司会 次に、監査役を選出したいと思います。どなたか立候補、あるいはご推薦は無いでしょうか。

発言者 石田さんにお願いしたいと思うのです。準備会にも1回目から参加されておられますし、ぜひ
  お願いしたいと思います。

司会者 石田さん、いかがでしょうか。

(拍手する者あり)

司会者 石田さんにもご承諾いただけました。よろしくお願いします。

石田 どなたか、私と一緒に監査役をやっていただける方は、いらっしゃいませんか。

発言者 藤崎さんを推薦します。

司会者 藤崎さん、いかがでしょうか。

(拍手する者あり)

司会者 藤崎さんにもご承諾いただけました。よろしくお願いします。

司会者 次に事務局をやっていただける方は、いらっしゃいませんか。事務局長1名についてです。

代表 曽我さん、事務局長をやっていただけないでしょうか。

曽我 局長ですか。長は省いていただいて、代表のご指名ということですので、事務局員であれば、な
  んとかお手伝いできるかなと思います。長のほうは、もしも代表が兼任できれば、私はその下で雑
  用をさせていただけるのなら、いいかなと思います。

司会 代表がそれでよろしければ、そうしていただきたいのですが。

(拍手する者あり)

代表 それでは、当面そうした形で進めさせていただきます。

(拍手する者あり)

司会 それでは、当面代表に事務局長を兼任していただき、曽我さんにお手伝いをよろしくお願いいた
  します。

司会 最後の役員は、運営委員です。ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。お手元の申込書
  にありますように、運営委員をお引き受けくださる方は、チェック欄がありますので、チェックし
  て休憩時間に提出していただきたいと思います。よろしくお願いします。以上で役員の選出は、終
  了しました。代表のほうから挨拶をお願いします。

(「役員の方は前に出てください。」と呼ぶ者あり)

代表 挨拶(内容省略)

(拍手する者あり)

代表 役員紹介(副代表、会計、監査役、事務局)

(拍手する者あり)

代表 これからも皆さん、よろしくお願いします。

司会 ありがとうございました。それでは皆さんお疲れのご様子ですので、ここで20分休憩をいただき
  まして、切りの良いところで午後3時位に再開したいと思います。入会のお申込み、会費の納入、
  運営委員の登録をしていただいきたいと思います。


―休憩 14時40分―

―再開 15時00分―


司会 これからプログラムの後半に入りたいと思いますが、その前に少し確認事項がございますので代
  表からお願いします。

代表 活動方針、規約案及び予算案については、規約案の団体の問題、参加資格の問題について先ほど
  の整理のとおり、今後議論をすることを含んで、以上3件につきましては皆さんのご承認をいただ
  きたいと思います。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

代表 ご承認いただいたということで確認いたしました。ありがとうございます。次の環境活動団体に
  よるリレートーク、フリートークに移りたいと思います。

司会 次に、小金井市で環境活動を実践なさっている団体の方々にリレートークをお願いしたいと思い
  ます。リレートークでは、各団体の活動内容の紹介と市民会議に期待すること、市民会議でやりた
  いことなどの発表をお願いします。時間が5分以内となっていますので、くれぐれも時間厳守でお
  願いします。次にお話になる方は、前の方がお話になっているときにこちらの方でスタンバイして
  いただければと思います。

環境活動団体によるリレートーク発表団体(発表内容省略)

NPOひ・ろ・こらぼ

小金井みどりフォーラム21

みんなでつくる野川ビオトープの会

巨樹の会

野川ほたる村

自然の会こがねい

名勝!小金井桜に親しむ会

名勝 小金井桜を守る会

桜守の会

グリーンネックレス

わんぱく夏まつりの会

ゴリラプロジェクト


リレートーク終了


司会 次はフリートークに入りますので進行は代表にお願いします。

フリートーク(発言内容省略)


代表 時間が短くて申し訳なかったのですが、以上でフリートークを終了します。司会にお返ししま
  す。

司会 皆さま、本日は貴重なご意見、提言をいただきまして誠にありがとうございました。最後になり
  ましたが、今日、影で一生懸命頑張ってくれている女性がいます。タイムキーパーをやっていただ
  い坂本さんです。ありがとうございました。それでは、副代表の堀井さんから閉会のご挨拶をお願
  いします。

副代表 先ほどいろいろ運営に対してご意見が出たと思います。ぜひ、そういう方々は意見を届けるた
  めに、運営委員会に入っていただきたいなと思います。よろしくお願いします。本当に今日は長い
  時間、お付き合いいただきましてありがとうございます。協働で立ち上げたこの会ですけれど、本
  当に上手にパートナーシップを組みながら進めていかないと、何も変わらないということになって
  しまいますので、具体的な活動を皆で協力しながらやっていこうと思います。皆さん、一緒にやり
  ましょう。話の中でやってくださいとか、お願いしますとか言っていますが、私たちがやらなけれ
  ば何も変わりません。ぜひ一緒にやりましょう。よろしくお願いします。

(拍手する者あり)

副代表 本日は、最初から最後まで一人で頑張って司会を務めていただきました早アさん、本当にあり
  がとうございました。

(拍手する者あり)

副代表 長い時間ありがとうございました。小金井市環境市民会議設立総会を閉会します。


―16時45分 終了―

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