小金井市環境市民会議
 HOME 環境市民会議とはお知らせ活動報告関連情報リンク・資料掲示板議事録
総会
運営委員会
設立準備委員会

小金井市環境市民会議第一回総会議事録

開催日時
  平成17年1月22日(土)  13:00〜15:30

場所
  商工会館会議室(2階)
  
司会 これから総会をはじめさせていただきます。まず、最初に代表の平井さんからご挨拶をいた
   だきます。
代表 今日はお忙しい中お集まりいただいて、ありがとうございます。ちょっと議決するには、数
   が足りないですが、委任状もいただいておりますので、このまま進めさせていただいて、議
   決数に達した時点で議決事項の提案をしたいと思います。最初に皆さんに町名とお名前だけ
   でも自己紹介をしていただいて、それから始めたいと思います。マイクをまわさないので大
   きい声でお願いします。
(参加者自己紹介)
代表 それでは、市長がお見えですので、ご挨拶をいただきたいと思います。
市長 皆さんこんにちは。今日は1時15分からと思っていて、始まっていたので吃驚しています。
   緑町の稲葉でございます。よろしくお願いします。私も会員でございます。
   今、環境部は非常に忙しい日々を送っておりまして、環境の問題やごみ問題と、環境部に行っ
   て、今一番環境部が光っていると職員に言いますと、市長、どこに行っても同じ事をいって
   いるんじゃないかと言われるんですが、本当に今、環境部は頑張っています。今日は、環境
   市民会議ということですが、環境市民会議ができあがるまでに皆さんが本当にご努力をして、
   結成できたということで、私も会員になりました。今日は総会ということで、今日こられな
   い方がまだ沢山いるんだろうと思います。小金井の環境を整備して行くということでは大き
   な力になっていただける団体だろうと思っています。いろいろご提言もいただきたいし、私
   も一緒に協力したいと思っています。
   いま小金井市で最大の課題は、中央線の連続立体交差事業に合わせて街づくりをきちっと果
   たしていくというのが私の最大の公約であります。1月の12日に都市再生機構を施工者と
   するこの再開発事業を認可しました。これは都市再生機構がきちんと権利変換、そして工事
   に着手、完成し、そして最後の清算まできちんとやっていくことを国も都も都市再生機構も
   確認しあったということでございます。あとは、小金井市の議会がこの予算をとおすかどう
   かという問題は残りますが、40数年前、昭和37年に都市計画決定したものがやっと日の
   目をみたということでございます。開発すべきところは、きちっと整備し、守るべきところ
   は守っていきたいと思っています。はけの緑を確保するために都と力を合わせて全力をつく
   していきたいなと思っています。環境に関して政策をたてて頑張っていきますので、皆様に
   もご協力をお願いします。どうぞよろしくお願いします。
代表 ありがとうございました。引き続き総会に入るところですが、実は環境政策課からニュース
   があるということですので、それを披露させていただきます。
環境政策課長 環境政策課長の天野です。本日は第一回の総会ということで、おめでとうございます。
   報告と申しますのは、今年の4月1日からのごみ有料化に伴う個別収集が市内各所で行われ
   ますが、8月1日から本格的にごみの有料化が行われます。今、担当で準備していますが、
   有料化に伴い、家庭廃棄物に係る処理手数料の一部を小金井市の環境基金に積み立てるとい
   うことで、市議会定例会に提案するという準備をしています。それで、ごみ処理施設の整備
   等に必要な資金を積み立てるということで小金井市環境基金を設置する予定ですが、資金に
   ついては、手数料収入の一部を充てるということです。基金の活用についてはごみ処理施設
   の整備に必要な資金に充てる、新たなごみ減量施策に必要な資金に充てる、環境保全事業の
   充実に必要な資金に充てるということで、環境保全に使うような方向での基金を準備してい
   ます。ごみ対策課で所管しているので、詳細は説明できませんが、皆さんがご協力いただけ
   る部分にこの基金を活用できるかなと考えています。以上報告させていただきます。
代表 今、環境基金の設立について、情報提供がありましたが、環境基金の使い方については、我
   々環境市民会議も意見が出せればと思います。良いニュースをありがとうございました。そ
   れでは、総会に入るわけですが、今のところ委任状を含めて32名の出席となります。当然
   市長も含んでおりますが、32名というのは、実は今会員の総数が64名であります。ちょ
   うど半分となったので、議決事項を含めて進めさせていただきます。
(拍手する者あり)
代表 次第をごらんいただきたいと思います。総会のところで、規約の改正とありますが、一番最
   初に人事のことをお話させていただきます。実は、事務局長ですが、今、代表が兼任してい
   ます。事務局のお手伝いを皆さんにお諮かりしたところ、伊集院さんと早アさんから手伝っ
   ていただけるとのことでした。伊集院さんは事務局員としてやっていただけると、早アさん
   は風邪で臥せっているので、確認がとれていないのですが、たぶん大丈夫だと思います。と
   いうことで、事務局員がしっかりできましたので、代表の事務局長兼務を解き、曽我さんに
   事務局長としてご就任いただくこととしたいと思います。ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ありがとうございます。提案のとおり決定いたします。
   次に規約の改正を行いたいと思います。資料1がございます。規約については設立総会でご
   議論いただいた後、運営委員会で協議しました結果、2点について規約の改正を行うことと
   しました。第4条で、構成する会員の資格の部分です。小金井市に在住、在勤、在学する市
   民と改めます。運用になるのですが、基本的には個人参加というふうに規定しておりまして、
   団体登録は現在考えていません。これについては、各団体にお知らせをしていまして、それ
   について後ほど説明します。それから第12条第5項で、総会の定足数についての規定です
   が、構成員の過半数という表現に訂正することとしました。資料に誤植がありますが、右側
   が改正後です。以上についてご異議のある方はいらっしゃいますか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、規約は提案のとおり改正することと決定しました。当面はこの規
   約でいやっていくことといたします。
代表 次に、会議のルールというものを運営委員会で定めました。それが、資料の3ページに記載
   されています。これにつきましては、ゆるやかなルールなので、規定ということではありま
   せん。会議をするときは、こういった点に配慮するということです。今後、会議をするときは
   、これを念頭において会議していただきたいと思います。これは、議決事項ではないので、
   皆さんにお知らせするものです。
代表 次に、今年度の活動について議題とします。今年度の活動については、部会の設置をして活
   動していくということです。それから、情報の収集、整理、発信といったことを今年度やっ
   ていこうということですが、もうすでに1月です。これは、立ち上げているのですが、HP
   を使ってやっていくつもりです。
   初めに、部会について説明します。
   環境学習部会をつくろうという提案があって、早アさんからご提案のあったつちのこクラブ
   について、環境学習部会の何名かの方と打ち合わせをしました。つちのこクラブの位置づけ
   をはっきりさせてこの資料を作りました。環境学習部会の中にひとつのプロジェクトとして、
   つちのこクラブをつくります。このつちのこクラブの目的は、環境学習プロジェクトを学芸
   大学と連携してやっていくものです。学内にある環境教育実践施設の田んぼを使って、環境
   学習を進めていくというプロジェクトです。プロジェクトの中にどういう活動があるかとい
   うと、子ども田んぼ体験、田んぼの保全に関する活動、こういったものがあります。田んぼ
   体験については、子どものグループを募集し、愛称を「ビッキーズ」とします。そこで、田植
   え、草取り等を年6回実施し、環境学習を実践します。それから、普段の草刈り、肥料撒き
   などの作業は、つちのこクラブで実施します。クラブの募集方法は、HPと市報で個人及び
   団体から広く市内から募集する予定です。ビッキーズのほうは、中学生までを対象としてH
   Pと市報で募集します。運用には費用がかかるので、年間の参加費を一人2千円、一回だけ
   の参加費を、これは案ですが5百円くらいとして、保険代に充てる予定です。運営は、代表、
   会計等々の事務局をつちのこクラブの中に置いて運用することとします。今、環境学習部会
   はプロジェクトがひとつですが、今後、部会がいろいろなプロジェクトが立ち上がって部会
   が大きくなればいいなと思っています。このようにひとつの部会の中にいろいろなプロジェ
   クトを作っていく、こういう形で今後も運営して行ければと考えています。ひとつずつやっ
   たほうが良いと思いますので、まず、環境学習部会のつちのこクラブのプロジェクトについ
   て、何かご発言はありますか。
参加者 今日は総会なので、議長の選出が必要ではないか。
代表 規約の中に、総会の議長は代表が務めることと規定されているので、敢えて選出していませ
   ん。
司会 最初に口火を切って司会した者がけじめを付けなくて申し訳ございませんでした。途中から
   総会の議事に入ったところで、代表に議長をお願いします。定足数に達しているので総会を
   開始するということにしまして、規約のとおり議長は代表がするとなっているので、代表に
   議長をお願いします。これから総会の議事に入るということを遡って宣言いたします。議事
   の中身については、それぞれ担当の者が説明すればよいのですが、まだまだそこまでいって
   いない部分もありまして、環境学習部会いついては、早アさんが説明することになっていた
   のですが、早アさんは風邪のようなので、そこは議長じゃなくて代表の立場で説明を行った
   ところです。代表が一人で全部やっているような状況ですが、これからその辺りも一つ一つ
   解決していきますので、今日は代表に説明者と議長も務めていただくようお願いしています
   ので、よろしくお願いします。
代表 ご指摘ありがとうございました。今後はそのようなけじめがつくような体制にしたいのです
   が、何にせ一人何役もという実情もあるもので、ついせっかちになって申し訳ありませんで
   した。では、今のつちのこクラブというプロジェクトについて、運営委員会でご同意いただ
   いているのですが、総会の皆さんの賛意を得て進めていくというルールですので、いかがで
   しょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
代表 次に、調査部会について議題といたします。調査部会というのは、小金井市内のいろいろな
   環境に係る事項を調査し、いろいろな提案や活動をしようという部会です。これについては、
   阿部さんからご提案をいただき、早速、その中の一つについて先般、1月10日に阿部さん
   の引率で小金井分水の観察会を実施しました。観察会の報告を阿部さんからだしていただい
   ているので、阿部さんから報告をしていただきます。
阿部 ちょっとご説明いたします。小金井分水という話がありましたが、市では用水という言葉を
   使用しています。私たちは分水といっています。本当は分水が歴史的には正しいらしいです。
   用水を見学することによって、小金井の水と緑の環境がどうなっているかということを一緒
   に勉強し、気持ちの良いすみやすい街づくりを私たちは計画して行くことを考えています。
   小金井用水は、歴史的に市内に沢山流れておりまして、いわゆる岡山の小京都、津和野、水
   の都として有名ですが、東京版水の都小金井市という夢を抱いていくことが、一つの気持ち
   の良い考え方だろうと思います。今後小金井用水をどのようにしていくか、市では平成2年
   から10年計画で市議会にかけて実施を行っていますが、大変お忙しいご様子でまだ用水に
   ついて計画どおり実施していない状況なので、市と協力しながらこの用水の実態を細かく調
   査し、小金井の街づくりについてどうすれば良いか、皆で考えていくことが、市民会議のあ
   り方ではないかと思って、1月10日に20人の参加者で一緒に歩きました。ここでは、小
   金井用水の遊歩道を歩き、遊歩道の良さを知ってもらい、用水を遊歩道として残していくの
   が良いのかといった点について、考えていただきました。途中に閉鎖された緑地がありまして、
   樫の木緑地公園というのですが、鍵を借りまして見学しました。緑地の位置付けについても
   考え、街づくりの中にどう活かしていくのか、提案して皆で考えました。資料に一部誤りが
   あります。昭和39年とありますが、29年の誤りですので訂正をお願いします。この小川
   さんのお宅が用水のそばに作られておりまして、この用水に憧れて小川さんが29年に住み
   だして、数年間近所の人と一緒になって用水の泥をさらうなどの活動を行っていたのですが。
   やがて昭和40年ごろから用水が流れなくなりました。用水の管理は小金井市ではなく府中
   市なもので、府中市の許可を得て埋め立てていったという話も伺いました。次につき樋のと
   ころに異動して、小金井には2箇所あるのですが、こういう用水と仙川が立体交差している
   経緯を勉強しました。そこから小金井分水を遡って貫井橋まで行きました。分水が幅90セ
   ンチ位のコンクリートの枠で作られていまして、こどもたちが落っこちると怪我をするとの
   ことです。クヌギの並木があり、こういうものを活かして散歩道などとして作っていけない
   か、また多く作ることによって小金井市の自然の良さを知っていただき、地場産業の活性化
   にもつながるものと思いました。放っておくと自動車道になるので、今のうちに作って置け
   ればいいなと思いました。既に住んでいる人の利便性も考えて小金井市と話をしていけば、
   まちづくりに大切なことだと思いました。自然を残して緑の小路をいたるところに作ってい
   くことが、住んでいる人にとって住みやすい街になると思います。それから、一中と二小の
   北側にある東西に走っている道路に珍しいハナノキという街路樹があります。これを観察す
   ることによって、小金井にとってふさわしい街路樹をどのように皆で考えて植えていくかと
   いうことを考えました。ここは街路樹が元気良く育っていていいんですが、第一小学校の東
   側のハンカチノキはすっかり枯れている状況です。排気ガスのひどい小金井で街路樹として
   よいのかどうか、実験データで確かめられているのか、土壌の問題なのか、そういった点を
   見極めていくことも環境市民会議のあり方のひとつではないのかと思いました。それから梨
   畑がありました。市内には、りんご畑と梨畑がそれぞれ1箇所あります。そういうものが、
   小金井の農業の適作地になっているのか、農家の人と話し合い、これからの農業について考
   えていくことが環境市民会議の一つの方向ではないかと思いました。玉川上水、砂川用水の
   桜が枯れこんでいる。手当てがされていない。桜が腐っていく状況を皆さんに説明し、なん
   とか保全することを考えるのも市民会議ではないかと思いました。以上です。
代表 ありがとうございました。今、説明にあったように、実際に歩いて調べて見ればいろいろな
   アイデアが出てくると思います。今のところ、小金井用水の調査を試しにやってみただけな
   のですが、調査部会を設置してそこで調査して、活動を広げていくことが非常に重要だと思
   いますので、この部会の設置と当面、用水に関するプロジェクトを進めることとしたいと思
   います。ご賛同いただけますか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
代表 次にもう一つの部会について説明します。本件については、副代表から説明をお願いします。
副代表 企画部会について説明します。環境市民会議がこれからさまざまな企画をしていくことに
   ついて、企画を担うセクションを作ったほうが良いのではないかということで企画部会を立
   ち上げます。今回企画部会の中で企画したことは、環境フォーラムです。これは小金井市が
   ずっと行ってきた環境フォーラムを今年度は環境市民会議と小金井市の共催で実施します。
   時間がないものですから、押し迫った時期の報告で申し訳ありませんが、2月27日に開催
   します。テーマは私たち環境市民会議が新しく立ち上がったばかりなので、私たち自身の勉
   強も兼ねて、私たちがつくる小金井の環境をどういう風に考えるかということで、市民と行
   政の協働に向けてというテーマです。目的も市民会議の方向性を探る、意見を吸い上げ会員
   登録に結びつけるということを会員だけに向けて行うのではなく、市民みんなで考えていき
   ましょうということです。商工会館で実施します。内容は、資料に記載したとおりです。先
   進的な事例を地球環境パートナーシッププラザの川村さん、市民の側から環境関係の事例な
   どを出していただく予定です。それから原田さん。この方は志木市の財政課の方ですが、志
   木市では新しい取り組みをいろいろしているそうで、そこで市役所の側から市民とどのよう
   な協働が組めるかという報告をしていただきます。後半は、私たちが小金井市の中でどんな
   ことを考えていったら良いかをまちづくり、自然環境、ごみ・資源についてのテーマに絞っ
   て、小谷さん、千村さん、ごみ資源については企画部会で検討中ですが話題提供を行ってい
   ただき、それぞれの課題についてワークショップを行う予定です。以上の内容で環境フォー
   ラムを実施するので、よろしくお願いします。それから、2番目の施設見学会ですが、これ
   も小金井市が実施していましたが、小金井の環境を考えるということから地元を見直すとい
   うことで、身近な施設を見学することにしました。焼却施設、中間処理場、リサイクルセ
   ンター、浄水所を市のバスで見学します。大勢の人に参加してほしいので2日間の日程です。
   これらにつきましては、市報に掲載し、募集を行います。企画部会としては、今後講演会や
   学習会を企画していきたいと思います。
代表 ありがとうございました。企画は環境市民会議を進めていく上で重要なので、ぜひとも企画
   部会を設立させていただいて、ちょっと先走って行動している部分もあり、事後承諾的な報
   告で申し訳ないのですが、皆さんのご賛同を得たいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
代表 その他の部会ということですが、資料5をご覧ください。これは小金井みどりフォーラム2
   1から環境市民会議に提案があったものですが、雑木林をつくろうということです。他の
   グループと協働しながらこうったことをやっていくということは、環境市民会議の基本方針
   ですので、一度企画部会で受け止めて、必要な部会に振るか、もしくは新しい部会を立ち上
   げるか、そういったことで対処したいと思います。ご意見はございますか。
参加者 企画部会でどうするという議論をするよりも、素直に受け止めて活動できる部会を新たに
   作っていくべきだと、思います。わざわざ企画部会で受け止めて、何か加工してやるという
   ことではなく、これはそのとおりにやってはどうか。阿部さんを中心としてどんどん進めて
   いくべきだと思います。
代表 市民会議として一旦こういう提案があったので、お諮りしたのですが、それならば運営委員
   会で受け止めて、部会を作るなり既存の部会でやってもらうということとしてはどうかと思
   うのですが、いかがでしょう。
参加者 もっと伸び伸びとやったほうがよいのではないか。
代表 外部からの提案は、運営委員会で受け止めて、対処することでよいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
代表 次に、環境に関する情報収集、整理、発信ということですが、これは今年のもう一つの大き
   な柱です。曽我さんをはじめ、多くの方の協力により、HPが早々に立ち上がりました。会
   員の中でHPを見ることのできる環境にある方はどれくらいいるのですか。
(挙手する者あり)
代表 それほど多くないですね。6割くらいですか。どういうふうにしたら、皆さんにニュースを
   うまく流せるか、今のところ会員全員に連絡するには葉書や手紙しかないので、HPに情報
   を積み上げています。そのなかに環境活動している団体や個人の情報を集めて、それを広め
   ていこうといった活動をしています。市内の活動団体に資料6にあるお手紙を出して、HP
   に掲載する情報提供を依頼しています。現在3団体から返事をもらっていますが、こういう
   活動を広めていきたいと考えています。小金井市内の環境情報を広めて行きたいと思います。
   後ろのテーブルにポスターの見本があります。曽我さん、説明をお願いします。
曽我 先ほど代表からあったように、市に登録されている団体は代表から声をかけているのですが、
   登録されていない団体、グループ、個人の情報を得たいので、市民掲示板に掲示することし
   たいと思います。市民掲示板に手分けして掲示作業をしたいと考えています。手伝っていた
   だける方は、申し出ていただきたいと思います。小金井の東南、西南のエリアは協力者がい
   るのですが、それ以外のエリアについて協力いただける方は申し出てください。HPについ
   ては、今月から市のHPから公式にリンクしていただきました。今一番HPを訪問している
   のは、市の方々なのです。ぜひ皆さんのご協力をお願いします。
代表 ぜひお手伝いについて協力してください。HPについては、市のHPからリンクを辿るか、
   検索をかけていただければ引っかかるようになっていますので、よろしくお願いします。こ
   れからはHPでお知らせを流すこともありますので、よろしくお願いします。
代表 今年度はいままでご説明した活動をするということで、すでに準備しているものもあります
   が、こういった方針で今年度活動して行くということで皆さんのご賛同を得たいと思います。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
代表 17年度の活動計画の説明に入る前に、市長からちょっと発言を求められていますので、お
   願いします。
市長 はけの緑を買いたいということで、第二調節池のそばの青い屋根のお宅があって、あれは武
   蔵野公園の区域内なのですね。あれが売りに出てしまって私たちも交渉してきたんですが、
   どうしても業者に売らざるを得なくなって、業者が買ってしまったんですね。そして分譲し
   て売ることになったのですが、既に区画もされてしまいました。大きな桜の木があるのです
   が、それも切ってしまうということでした。工事に着工するその前日に環境部長と小金井市
   が買うということで、1億4千万で買ったんです。結局、ここは武蔵野公園の網がかかって
   いるので、東京都に買い取ってもらう必要があるんです。今年度中に買い取ってもらえるこ
   とになりまして、建物保障や金利分の負担、地価が下落しているのでそれも保障し、市民に
   迷惑をかけずに緑地を保全できたなと思っています。その上の土地も事業認可を受けていま
   すので、開発されずにすんだと。明日工事にはいる予定だったので。まさに直前ですね。工
   事作業の準備に係る費用も全部面倒を見るということで、最終的に東京都に買い取っていた
   だけるので、市民には迷惑をかけずにすみましたことを御報告します。
代表 次に17年度の活動計画ということで、これは設立総会でもご説明していますが、具体的な
   内容については、決定していません。大きな方針を今日、議決したいと思います。大きな柱
   として、部会による活動をしてくこと、環境に関する情報の収集・整理・発信をしていくこ
   と、NPO法人については、今後この会が発展するために実践的な活動ができるようにする
   ために資金的な問題もあり、組織的な問題も解決して行くためにNPO法人格を取得して、
   市や都からの受託事業ができるような団体になりたいと思います。いきなり手続きをしてと
   いうわけではないので、来年度一年をかけてNPO法人化も含めて検討を始めたいと思いま
   す。運営委員会でNPO法人化を目指すことが決まったら来年度中に準備を進めて、再来年
   度早々にNPO法人化できるように準備を進めます。法人化することすら決定していない状
   況ですが、法人格を取得する方向で検討するということです。それから、もう一つは、市民
   環境基金(仮称)について、市だけに任せて置けないということで、市民も基金を集めて有
   効に環境保全のために使っていきたいという方針もあるので、基金の設立の妥当性も含めて
   検討したいという17年度の基本方針を皆さんに御議決いただきたいと思います。
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
参加者 規約第3条にある事項については、活動計画に入れてはと思います。また、相談対応や課
   題解決をいれてはどうかと思います。
参加者 環境に関する情報収集とありますが、われわれが実際に取り組む環境がいったい何なのか
   という議論がなされずに来てしまったような気がします。例えば今、小金井街道を拡幅して
   いますが、自動車交通が増えればある意味市民の環境に大きな影響を及ぼすわけですが、意
   外とそういった分野に関しての発言もありませんし、どうやっていくかという観点がないよ
   うに思います。環境というイメージを17年度中に明らかにしたほうがよいと思います。そ
   れがないと取り組んでいくのに非常にメルヘンチックなものばかりが前面に出てきて、生活
   に結びつく環境の問題が後回しになってしまうと思いますので、ちょっとその辺だけ一言申
   し上げます。
代表 ご意見のあった部分について、活動計画としてやっていくとそれを進めていく部会なりグル
   ープなりを支える人材がいないと進まないんですね。環境の定義ということもあると思うの
   ですが、この市民会議が扱う環境はあらゆる環境としています。定義するというのはなかな
   か難しいと思います。逆にこういったことも重要なんだから部会を立ち上げてやろうという
   声が出てこないと、この市民会議も実際には動かないんですね。気持ちは良く分かるんです
   が、だれがそれを動かすのかということが問題になる。
参加者 あらゆる環境は定義されているようで、実は定義されていないのです。もともと環境とい
   う言葉自体が無限に広がってしまうのですから、私たちの暮らしの中で実はどういうことを
   していけば暮らしがよくなるのか、という面で捉えられていたんだと思います。どういうと
   ころを我々が環境として見ていくのかということがないと、とめどなくなってしまうのでは
   ないか。17年度にはどういうものに重点を置くかということを決めておけばより生産的な
   のではないでしょうか。
代表 定義については、HPの冒頭のところをごらんになっていますか。環境について少し述べて
   います。ああいったものを対象として扱っていこうということはご理解ただきますでしょう
   か。
参加者 HPは見ています。実際に活動をやっていく中で何も決めずにやっていくのはまずいだろ
   うということです。
代表 環境情報のどういったものを取捨選択するかは、現在グループの中で話し合っているところ
   です。ご質問の趣旨は、私たちも理解していますので、ご理解いただきたいと思います。
代表 いろいろな意見を受け止めて、そこで対応していくという活動について、われわれがどう取
   り組んでいったらよいかという点について、ご意見はありませんか。当然大事なことですの
   で、前向きにやっていかなければならないのですが、どれだけ我々にできるのか。当然、方
   針に掲げていくことも重要ですので、当面、そういった一文を方針の中に入れていくという
   ことでよろしいですか。どこまでできるかという問題もあるとは思うのですが、方向性とし
   て載せることでよろしいですか。
参加者 そういう提案があったということで、皆でやっていければ良いと思います。何でもかんで
   もやらなければならないという訳ではないので、できることからやっていってはどうでしょ
   うか。
代表 ぜひそうしていただきたいと思います。17年度の活動計画については、先ほどご指摘のあっ
た一文を加えるということで、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、さよう決定しました。ありがとうございます。
代表 最後に、その他について議題とします。ただいま総会を開催していますが、総会は運営委員
   会などで議論したことを議決するという位置づけと、なるべく多くの会員に集まっていただ
   いて情報を共有したいという位置付けがあります。その総会を年何回開催したほうがよいか
   とか、運営委員会を年何回開催したほうがよいかとか、総会の進め方とか、分科会などを作っ
   てはどうかとかそういうご意見はありませんか。今日の出席状況から、総会の開催回数を少
   なくして、その代わり多くの人に出てきてもらうと。そのほうが、市民会議の成立からいう
   と有効なのかなと思うのですが。
参加者 環境市民会議本来の活動は部会のほうが中心となるので、総会はせいぜい年に1回か2回
   集まってお互いが総括しあう場に過ぎないと思っています。部会をどういう形で年に何回開
   催できるかという形でつめた方がよいのではないかと思う。全員集まった場所で議決だけで
   なく、部会の相互交流ができる場として設定していただけるとい良いのではないかなと思い
   ます。
代表 他にご意見はございますか。特にないようでしたら、今のご意見に私も同感ですので、議決
   や全員が集まる必要がある場合は当然、総会を開催しますが、それ以外の場合は基本的に部
   会での活動を主にしていきたいと思います。ご賛同いただけますか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
代表 ご異議がありませんので、そのようにしたいと思います。ありがとうございます。総会は、
   年に1、2回を目処に開催することとします。それから運営委員以外への会員への情報提供
   は、今まで手紙で送付しており、またその中には経過報告も入れておりますが、そういった
   通知を全員にしているのですが、細かい情報はHPを見ないと分からない状況です。この辺
   について、どうしたら良いか何かアイデアはないでしょうか。
参加者 市役所は市の中心なので、いままでの資料を置かせてもらってはどうでしょうか。また、
   市報への記事の掲載や市役所に来れば環境市民会議の情報がありますよと掲載すれば効果が
   大きいと思います。
代表 環境政策課に資料を置くことは可能ですか。
環境部長 環境市民会議については市が支援するという条例の規定になっています。この支援は、
   市報の掲載なども含むものですから、柔軟に考えたいと思います。
代表 ありがとうございました。市役所まで行けば情報を手に入れることができます。他に何かご
   提案はありませんか。
参加者 市民会議は皆さん何か活動したくて入ったものだと思います。何かをしていこうというふ
   うに思っていますので、皆さんそれぞれが部会に参加して行くことが会員としてやるべきこ
   とだと思うのです。そうすれば部会から情報を得られることになります。自分から情報を得
   ようとしていくことが大事だと思います。待っていたのでは、だめだと思うのです。
代表 今あったアイデアのうち、市に情報を置いていただくということが一つ、それから部会の中
   でニュースをながすということで努力するということでよろしいでしょうか。
(拍手する者あり)
代表 そういうことで今後やっていくこととします。総会は、以上で終了すべて議題が終了しまし
   た。休憩を挟んで部会に分かれて今後の活動について話し合い、そのまとめを発表していた
   だき、そして、今後の運営に役立てたいと思っています。グループの中で調整役、まとめ役
   を決めていただいて、それぞれグループに分かれて議論をお願いします。
代表 それでは、休憩します。
(休憩)
代表 再会します。それぞれのグループから発表をお願いします。初めに調査部会お願いします。
副代表 調査部会の報告をいたします。皆さんが調査部会に参加されて、どんなことをしたいかと
   いうことを出していただきました。それをもとに、今後どうしていこうかという話ですが、
   皆でこんなことをしたいという話になりました。多くは、水と緑が気になっていることで、
   用水の調査をもっと進めて、知らないこともいっぱいあるので勉強もしたいという意見があ
   りました。調査の結果、そこに水を流していきたいとか、遊歩道にできるのかなということ
   もあるので、今後その調査結果をもとに用水の活用についていろいろやっていきたいという
   意見でした。用水にからめて、歴史的景観や文化遺産についてもエコミュージアムとして市
   の大事な財産なので、それについても調査や学習もしたい歴史的な部分の大事さについて守っ
   ていきたいとありました。緑地については緑比率も調べたいし、緑地の分布の調査も実施し、
   どういう方法で緑地を残していけるか、管理も含めて望ましい形で残してく方法について話
   し合いました。いろいろやりたいことがあるので、皆に示しながら実践していくことになり
   ました。用水については、学習会を開こうかということにもなりました。それから下水道の
   問題も話し合いましいた。市役所が2月に合流改善の説明会と懇談会をやるので、そこに参
   加して下水道のことも勉強していきましょうということになりました。世話役については、
   決めませんでした。
代表 環境学習と企画部会は合同で話し合いをしたので、報告をお願いします。
小谷 結論として見えてきたのは、環境学習部会は既にやりたいテーマがあって具体的に進めてい
   こうよ、という活動として出てきていることがある。企画部会は実はイベント部会が発端な
   んですね。なんとなくまとまりつつあるのが、いろいろな会員がいらっしゃるので、問題意
   識があるけれどどう活動してよいか分からない、そういったものをうまく受け止めて部会の
   活動にして、企画化する役割ではないかなという意見がありました。企画部会という言葉自
   身が市民会議の方針的な部分をまとめる役割であると誤解されていたようなので、企画部会
   の名前も見直したほうがよいといった話もされました。それから、個別には、環境市民会議
   の対象とするもの、例えば環境学習とか制度、法体系なども整理して理解していることも、
   年ごとにしていかなければならないだろうなという話もでました。また、まちづくり条例の
   話もありました。実は、明日、市民団体主催のフォーラムがあるので参加していただけると
   ありがたいですね。代表から補足があればお願いします。
代表 かなりの時間、企画という言葉の捉え方に費やしてしまいました。市の行事をこなして行く
   当面の課題をクリアするために企画部会を立ち上げました。その辺の整理を幹事会や運営委
   員会の中でしていくことが必要だなと思いました。組織そのものを判りやすいようにもう少
   し整理したいと思います。今日はちょっとできませんので今後実施したいと思います。世話
   役は決まっていません。ただ、学習部会の方への参加者は挙手をいただいて、いざとなれば
   小暮さんが「かしら」になってもいいという返事をいただいております。それは部会の中で
   決定したいと思います。
代表 今日は時間が延びてしまい申し訳ありません。ただ、運営委員会よりもうすこし突っ込んだ
   お話もしていただけたと思いますし、これから部会が動いていくに中で実際に頭や身体を使
   いながら進めていくことになると思います。今日は参加者が少なくて寂しい感じもしますが、
   我々が歩き始めれば一緒に歩いてくれる人もこれから増えてくると思いますので、今日、こ
   こに集まった人たちはこれから歩き始める人という自覚をお持ちいただいて、ぜひ周りの人
   の手を取って歩き続けていただきたいと思います。私たちの活動は、何年を目標に何かを成
   し遂げるといったことではなくて、自分たちの孫子の代までこの環境を良くして残していく
   というそういう気持ちを持って進めたいと思いますので、皆さんの自発的な活動にご期待す
   るとともに、健康に気を付けていただいてがんばりましょう。
代表 以上で小金井市環境市民会議第1回総会を閉会します。本日はどうもありがとうございまし
   た。

2004年度第1回総会での部門別話し合いの記録

1.環境学習部会
 ・環境学習の範囲は広い。今は子どものための「つちのこクラブ」だけが
  具体的に決まっているが、法律の勉強などすべきことはたくさんある。
  環境講座の開催などは、環境学習部会の範疇ではないか。どこまでを環
  境学習部会の対象とするか、話し合う必要がある。
 ・「つちのこクラブ」のプロジェクトは、小暮、武田、土井、早ア、平
  井(敬称略)などが協力し、進めていく。


2. 企画部会
 ・企画部会は何をするのか。
  →今のところ環境フォーラム、環境施設見学会といったイベントを検討
   している。
 ・企画というと、いろいろな情報を収集して新たな活動テーマを決めてい
  くといったことがイメージされる。そうすると幹事会や運営委員会との
  作業分担が混乱してしまうのではないか。
  →企画部会の明正や役割を再検討する必要がある。
 

3. 「調査部会で何をしたいか」
 ・調査部会での課題として
  ・用水路調査により、水路の復活、遊歩道に整備等を検討する。
  ・様々な課題を集めて環境課題マップをつくる。
  ・景観と歴史遺産をエコミュージアムとして保全するために史実の調査
   をする。等の調査課題を出し合った。
   →共通理解を得るために、学習も織り交ぜて行く必要があるとのこと
   から、次回は学習会を開催することになり、広く参加を呼びかけていく。
  ・課題解決のために、政策提言も必要になるだろう。
  ・緑地保全などは、保全された緑地の管理等、調査から実践へと実際の
  活動に生かしていくことが大事(雑木林の管理など)なので、その可能性
  もさぐる。
   
4. その他
 ・部会の進め方について
  →手をあげてやる人がいないと進まない。できることから進めて行こう。
  →外部からの要請や情報も受けとめて、市民会議がすべきことを企
    画化し、市民の参加を募ることも必要である。
Top