小金井市環境市民会議
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 第4回・環境市民会議設立準備会概要

環境市民会議設立準備会(第4回)

1 開会(司会:環境政策課長)
  部長挨拶(省略)

2 小金井市環境市民会議についての検討
  冒頭、環境政策課長から環境ワークショップの開催結果についての報告がなされ、初めての参
  加者が、自己紹介を行った。

  会議の概要は、以下のとおり

概要

  座長 本日は、環境に興味のない人も含めて多くの人に参加してもらうためにはどうしたらよ
     いかということと会議がどのような目標で活動をしていくかについて議論していただき
     たい。
 参加者 南側のワークショップに参加したが、北側のワークショップはどのような意見が出され
     たのか。
  座長 地域特性はあまりでなかった。同じテーマでワークショップをしたので、あまり際立っ
     た差は無かったと思う。参加者の顔ぶれは、いつも同じような人である。
 参加者 私は、コーディネーターの必要性やネットワークのことが議論されたと認識している。
 参加者 私は、南側で開催されたワークショップに参加して道路と焼却場のことを議論したが、
     北側ではどうだったのか。
  座長 道路と焼却場のことは議論にならなかったと思う。
 参加者 具体的な提案をしたい。小金井市のシンボルの虫カンタンの生息域が減っている。カン
     タンを通して市民に呼びかけ、カンタンの鳴き声を聞く会を開くなど、問題点の提起を
     して市民と話し合ったり、カンタンを守りながら草を刈るためのボランティア作業を行
     ったりしてはどうか。また、野川でごみ拾いをしている人は多いようだが、組織化する
     ことも市民会議で提案したい。野川が涸れている原因と対策について、川に窪みをつけ
     ること、井戸を掘り、水をくみ上げることなども必要だと考えるが、東京都との協議も
     必要になると思う。
 参加者 会議の性格が良くわからない。この会議は活動とハブの2つの役割があるだろう。話し
     合いと活動を、今ある問題の解決に向けて同時進行で活動することではできないか。
  座長 市民会議設立のための下地作りの場である。8月の設立を目途にこの準備会で話し合い
     たい。同時進行は困難である。
 参加者 これだけたくさんの人が来ているのだから、名札を用意してほしい。
  座長 以前の準備会で市民会議の集まる場所が必要だという議論があった。そういう点につい
     て議論していただきたい。
 参加者 学校のあき校舎とかの利用は可能か。
環境政策課長 前回の会議で提案されていると認識している。
 参加者 上之原会館がいいと思う。
 参加者 拠点を設置した場合、常駐者が必要である。拠点は、第一調節池と第二調節池の間にあ
     る建物を使用してはどうか。
  座長 コーディネート機能と事務局機能が持てないと、市民会議は機能しない。
環境政策課長 当該場所は武蔵野公園の公園区域であり、今年度東京都に買い戻してもらう予定な
     ので困難である
環境部長 拠点の設置は重要な課題だと認識している。条例上の規定で、市民会議を支援すること
     となっている。宿題とさせていただきたい。
 参加者 市民会議の事務局は、市がずっとかかわっていくのか。
環境部長 側面から支援をすることになると思う。
 参加者 NPO法人化に伴って独立することも考えられるが、市との関係はどうなるのか。
環境部長 十分ありうる事態だと思う。永久に市が事務局を行うということにはならない。
  遠藤 他の団体に比べて特別扱いするということか。
環境部長 条例の趣旨の沿った対応をすることとなる。
 参加者 8月までに何を行うべきかをもっと議論したい。いろいろな市民が活動している。そう
     した状況の中で、この会議をどう運営していくのかを話し合っていくべきである。私が
     心配しているのは、緑比率が減少、渇水の問題、そして自然が痛んでいるということで
     ある。一つ一つやっていくことが必要だと思う。
 参加者 自然環境に関係する話が多いが、ライフスタイルをどのように考え、変えていくのかが
     一番大切な問題である。暮らし全体の中で楽しくライフスタイルを変えていくことが環
     境を守ることだと思う。そんな問題も野川の問題に結びついていく。一つ一つ具体的な
     対策を取り上げていったら、参加者の意見は千差万別になってしまう。
環境部長 環境基本条例で環境行動指針を定めていくことになっているので、その中で検討してい
     きたい
 参加者 身近な問題から温暖化を考え、みんなで消費者として楽しくライフスタイルを変えるこ
     とに意味があると思う。拠点を上之原会館の消費者ルームに置くことは賛成である。
 参加者 小金井ではお祭りが多い。市民会議がそういった場所に出て行き、宣伝することも検討
     してはどうか。
  座長 いろいろな情報を収集し、参加者集めを長年やっていかなければ実際の活動には結びつ
     かない。イベントに頼ることはどうかと思う。
 参加者 いずれ、憲法改正が行われると思うが、環境の視点を憲法に盛り込むことが必要である。
 参加者 テーマを決めてやらないとばらばらになってしまう。いずれは住居区ごとに意見を集約
     できる窓口を設けるなどし、関心の高いテーマを事務局が集約することが必要である。
     ワークショップなどへの参加者が少ないことは、市民への広報の仕方に問題があるので、
     当然だと認識している。例えば、学校へ周知すれば、親に伝わるなどの工夫が大切であ
     る。
 参加者 8月の設立に向けて、問題を整理しておくのなら仙川や屋敷林の調査をしたらどうか。
環境部長 規約的なものを総会で議決したいと考えているので、準備会で協議してほしい。次回ま
     でに規約案を提案したい。個々のテーマについては、話し合いの中で整理していくべき
     である。
 参加者 一般市民は、なかなか自分の意見を述べる場所がないと思う。そういった人の意見を吸
     い上げる場所が必要である。
 参加者 例えば野川の情報を探すと、関係するいろいろな行政組織などがばらばらに持っている。
     情報を集約する機能、情報を発信する機能、団体とのリンク、近隣の団体とのパイプな
     どの機能が必要だと思う。行動していくときに、実際には環境市民会議では行動できず、
     各団体がリンクして動いていくことになるだろう。まず、スタッフの確保、専従者が必
     要なので検討してほしい。市民会議は、野川の水、緑比率、下水道の3点をメインテー
     マとしていくべきだと考えている。
 参加者 どのような仕組みを作るか、いろいろな意見を吸い上げる仕組みを作らないとだめでは
     ないか。テーマは主観的に出てくるから、機能を考えるべきだ。
 参加者 これまではネットワークというと団体間のネットワークだったが、これからは団体と個
     人をネットワーク化していく、そのための組織づくりが必要である。情報交換と発信に
     は一緒に取り組む。8月の発足は早すぎないか。今年はまず課題を出してもらってマッ
     プに落とし、それを来年度から実施するということにしてはどうか。
環境部長 8月の発足は、環境基本計画の策定スケジュールと関係がある。市民会議には、環境基
     本計画策定に関して、意見を出していただきたいと考えている。
 参加者 子どもの未来、20年後を踏まえた未来像を市民会議の方向性としていきたいと思う。
 参加者 20年後の未来の中でも重要なことは、国分寺崖線である。共通の理解をとれれば一番
     よい。飯能市では桃を特産として売り出しているが、小金井市には何も無い。農協と一
     緒になって話し合っていくことも重要である。
  座長 いろいろな意見がでたが、市民会議でいかに公平性を保っていくのかを議論してほしい。
 参加者 いろいろな意見を集約してまとめていく必要があるが、順位をつけるのではなく、どれ
     も伸びていくようにサポートするのだと考える。
 参加者 賛成だ。「やる」と手をあげる人がいて、一緒にやる人が見つかればよい。それぞれ自
     分の活動もあるので、まずは情報を集めて出すことから始め、会議が力を持ったらもっ
     と頑張ればよい。
 参加者 賛成だ。これをしなさいとは言えないし、押し付けは避けなければいけない。環境ファ
     シストといった批判もある。どういうふうにそれぞれをバックアップしていくかを検討
     すべきである。
 参加者 行政がどのようにかかわっていくかわからないが、行政に対する提案ができればやりが
     いがあると思う。
 参加者 従来の団体は属人的であり、成果がない。成果主義とすべきである。
 参加者 団体間のリンクとは、登録した専門家が動くということではなく、いろいろなテーマが
     出てきたとき、適当な人に声をかけて動いてみてもらうというようなことだ。
 参加者 この会議は、議論が進むと元に戻るということを繰り返している。何か具体的な案を提
     示してほしい。
環境部長 次回に規約のたたき台を出せるよう努力したい。
  座長 条例上の位置付けは実践的に活動する団体となっている。実践活動するとなると、ある
     程度活動を絞る必要性が出てくる。市民に対する公平性が保てるか議論してほしい
 参加者 自由な活動を制限することをしなければ、一点主義にすることが環境ファシストになる
     とは思わない。一つ一つ積み上げていくことが大切だと思う。活動を実践していくこと
     で信頼ある団体にしていけばいいと思う。また、緊急性の判断も必要であり、多くの人
     が緊急だと思うことをまずやればよい。一つのことを行うということを決定することは、
     特段問題ではない。組織として力をつけてくれば年に2つや3つの活動をすることも可
     能である。
 参加者 市民の会議なのだから、例えば市民投票など、誰が何をしたいのか投げかければよいと
     思う。市民がかかわるのだから。
 参加者 規約案を示してほしい。
 参加者 環境の問題は投票やアンケートにはなじまない。分科会的な形にして、あとはどうやっ
     て統一的なテーマをつくっていくかを議論する。
 参加者 分科会と同時に、専門の違う人の意見も聞いてみたい。そうでないと広がっていかない。
     違う人の意見を聞けるのはよいことだと思う。国分寺市にも市民会議があるが、相互
     の意思疎通が難しいと聞いている。
  座長 多様な価値観を持った、やわらかさを会議でつくっていくのが大切だが難しいことだ。
 参加者 ある程度活動した上での評価が必要である。とりあえず始めてみるというのも一つの手
     である。8月の市民会議に誰が来るのかが重要である。環境に興味の無い人が来られる
     ようでないといけないと思っている。
環境政策課長 普段環境に興味の無い人が自然に集まってくるような会議にしたい。
 参加者 誰でも参加できる機会をつくっていくことが重要である。それぞれの団体の個性を殺し
     てまで集まることは困難である。分化会で活動し、定例会を持つといった形がよいので
     はないか。また、情報の共有が重要である。
 参加者 底辺を広げることが重要である。ただ、人数を増やすことによって一人歩きしてしまう
     ことが不安である。
  座長 規約の内容について議論したいと思うが、組織、当面の活動テーマ、組織について絞っ
     て議論してほしい。
 参加者 小金井らしさを加えるのはよいが、一般的な形となるのではないか。
 参加者 環境基本条例第27条に沿ったものとなる。
 参加者 ワークショップで出された意見と対比させてはどうか。
 参加者 子どものためにという視点を加えてほしい。
  座長 本日の議論で、市民会議の方向性がおぼろげに見えてきたような気がする。以上で本日
     の会議を終了し、次回は7月13日(火)(午後7時から)、次々回は8月2日(月)
     (午後7時から)に開催することとしたい。

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